10時間も乗客を車内に閉じ込めたままにしておくJR西日本という会社には呆れてものが言えん。アホやな。
「判断が出来なかった」と同社の社長はおっしゃったが、できなかったのではない。しなかったのだ。大阪の本社でふんぞり返っているだけで何も出来ない幹部に判断をさせていたのであろう。
私も、列車の遅延は何度も経験している。何せ雪国育ちですから。
高校の時は通学に使っていたが、列車遅延で試験に遅刻し、別室に隔離されて試験を受けたこともある。
帰省の時、直江津駅で5時間待たされたこともある。越後湯沢駅で立ちっぱなしで2時間待ったこともある。雪の中で。
特急券払い戻しも受けたことがある。
今回のことは京都で起きたことだが、雪国北陸の事象を大阪で判断させる体制にはなっていないだろうね。心配になってきた。
だって、同じ京都を走っている阪急・京阪・近鉄では何も起きていない。
<春江駅(福井県坂井市)の無人化を告げる貼紙:1月15日撮影>
以前にも、大聖寺駅や能美根上駅の無人化について書いたが、まあ、こんな削減とか縮小ばかりやっている会社だから、ロクなマインドの社員は育たんね。
現在の北陸線の運営がこんな会社から切り離されるのは、実は良いことかも知れない。大阪の会社に北陸のことがわかるはずがない。富山・石川・福井3県が運営する第3セクターが協力し合って、良い鉄道を運営してくれればと思う。
<北陸3県合同キャンペーンポスター:1月16日、東京都武蔵野市・吉祥寺駅で撮影>
ほらね、今でもこうやって協力し合ってるんやから。
どうせ、そのうち七尾線も石川県が引き受けることになるよ。能登の鉄道を大阪の会社が運営する理由はないからね。
<JE西日本・春江駅待合室:1月15日撮影>
ここも何とか活性化しましょうよ、福井のみなさん、坂井の皆さん。
せやけど、坂井って、どうもしっくりこんなあ。春江とか丸岡とか三国とか金津とか言うてもらわんと。
あ、金津はあわら市か。