季節はもう秋かもしれないけど。

2024年の夏 最後の乗り鉄旅の記録。

 

前回の投稿。

 

 

1.青春18きっぷで乗り鉄

2.網走でダラダラ

3.大鵬記念館へ行ってみた

4.時間があったから北見でちょこっと観光

 

この投稿は3.です。

今回の旅のメイン。

 

当初の計画を変更。

網走で街歩きの一日を過ごし、定宿で2泊目。

 

翌朝はすべての荷物を持って宿をチェックアウト。

前日同様に、すき家で朝食。

 

戻ってきて、網走でもう一泊、でも良かったのですが。

「前からやってみたかったこと」を追加しようと思いついた!

 

ま、それはのちほどね。

 

乗り鉄部分はまとめて最初に投稿したので、今回は川湯温泉駅到着から。

 

 

 

 
一応、列車の到着に合わせているのかな?という川湯温泉行きのバス。
料金は290円。現金払い。
 
 
前後しますが、こちらは川湯温泉駅の待合室。
大鵬の写真が飾られていて、早くも気分が盛り上がる(?)。
 
 
そんなに急ぐ必要もなかったのですが、この夏一気に、道内の「横綱記念館」3箇所を巡ったことになります。
ワタシが把握している限り、道内で、特定のお相撲さんを取り上げた「記念館」「資料館」で、予約などが不要で、開館時間にふらりと行けるのはこの3箇所だけ。
 
というか…
よく考えたら、北海道外でも、ほかにあるんかな滝汗
実は聞いたことがない…。
 

 
ともあれ、大鵬相撲記念館。
温泉街のバスターミナル(というにはお寂しいが)に隣接している。
 
早くもシーズンが終了しているからか、寂しい温泉街。
廃業してはいないが、お客さんがいる気配がない宿が、そこここに。
ていうか、「営業してまっせ」感がある宿の方が少ない印象。
 
温泉に来たついでに立ち寄る人が多いのでしょうか。
あるいは、ドライブの途中にちょっと…とか。
ちょこっと見て、ちゃちゃっと帰っちゃう人が多かったわよ。
 
さほど関心のなさそうな方々は、正面で写真だけ撮って、立ち去っていたわ。
入館料は420円。
 
ワタシはじっくり見学しましたけどね。
それでも、1時間ちょっとで終わってしまった…
 

 

 
この夏訪れたほかの横綱記念館と違って、ここ弟子屈町は正確には大鵬の「ふるさと」ではない。
樺太から引き上げてきて、あちこちを転々としたあと、落ち着いた土地。
 

 
ワタシが乳幼児だったころに大人気。
面食いで相撲好きの母が、中継を見ていたらしい。
長じてワタシが相撲ファンになったのは、この「英才教育」の賜物といってよい…かな。
 

 
「白系ロシア人の血を引く」ということはかなり前から知っていたが、父親がウクライナ人だというのを知ったのはずっとあと。
というかソ連時代は「ウクライナ」の知名度はとても低かったと記憶している。
 
ワタシはずっと「白系ロシア人」とは「色白のロシア人」という意味だと勘違いしていたのだけど滝汗
その根拠は、この色白の「白系ロシア人の血を引く」横綱の存在。
…て人のせいにするなよ…。
 
おとなになってから、中国の近現代史の本を読んでいて「白色テロ(反革命、反共産主義、政権側などのテロ)」という単語を発見し、
「はっ、もしかして…あの『白』も…」と気づいたというお粗末さ。
 

 
奇しくも、この夏巡った「三横綱」が並んだ現代錦絵。
 

 
大鵬の還暦土俵入りです。
 
現代としては早く亡くなった印象があった大鵬ですが。
太刀持ち・露払いをつとめた北の湖と千代の富士は、それよりずっと若くしてあの世へ逝ってしまいました…。
 

 
北海道出身の横綱・大関って…今はいないよね。
かつては、常に「誰か」いた時期もあったのか…。
 
貧しい田舎の少年に「夢」を与えて上京させる、というのが時代遅れになって、随分経つ。
「飛行機に乗せてあげる」「腹いっぱい食べられる」という釣り文句も、
安いLCCや高速バスがあり、
富裕層のほうが節制していて、たっぷり食べようとするのはむしろさほどお金のない人たち、という現代社会。
 
 
話を大鵬に戻すと。
幸せそうな家族写真もたくさん飾られていましたが…
大鵬の「後継者」を思うと、複雑な気持ちになりました。
 
部屋を継承した元娘婿は…アレですしねぇ。
 
相撲道の継承者?
優等生扱いされていたころの横綱 白鵬の写真もありました。
親交があったようですね。
大鵬を尊敬していると、どこかで聞いたこともあります。
 
 
大人になってからは、相撲界のゲスいネタもちょくちょく目にするようになりました。
北の湖はともかく、大鵬も千代の富士も、「裏」ではさほど褒められたものではなかったようだ滝汗
火のないところにケムリは立たないもんね。
 
それでも、昨今のように、法には触れない類のスキャンダル一発で「即、退場!」ということはなかった。
(法に触れても、「みそぎ」が済めばたいていは勘弁してもらえたし)
 
芸能界もスポーツ界も清濁併呑だと、子供心になんとなく感じていたあの頃。
「普通の人々」から外れた者は、昔のほうが生きやすかったか…。
 
さて、川湯温泉でダラダラ過ごすつもりだったのだが。
 

 
あっという間に、街歩きは終わってしまい…。
 

 
きれいなビジターセンター。
 

 
こちらは、相撲記念館の前に立ち寄ってしまった…。
 
 
観光地だし、奮発したお昼ごはんとおやつでも食べて、日帰り入浴でダラダラしようと考えていたのだが…。
 
ダメだ!
お食事処は本当に昼しか開いてないし(それも、数少ない…)
日帰り入浴はどこも午後1時から。
この時点で、あと2時間半もつぶさないといけないが…。
「暇つぶしの達人」のつもりだったが、ムリムリ爆笑
 
そういうわけで、乗換案内を調べて、急遽、釧路まで釧網線で往復。
予定していた戻りのバスは15時台だったが、1本前の11時半に川湯温泉を出発。
 
 
列車までちょっと時間があったから、駅の足湯を。
 
 
温泉気分は、これでいいかと。
熱かった。
 
 
釧路まで往復して、網走を通り過ぎて、北見へ。
 
 
暗くなってから駅の外へ出たのははじめて。
 
 
辛味噌ラーメン980円。
割りと上品で、美味しい。
 
そういえば、朝、網走すき家で朝食を食べたあと、昼は、川湯温泉のセイコーマートで買ったパンと、釧路のおにぎり屋さんで買ったものを食べたけど。
落ち着いた店で食べたのは、これだけ。
 
この日の宿は、北見の快活CLUB。
国道沿いを30分くらい歩いたところにある。
 
あとちょっと…というところで、気になる「空き物件」
 
 
イトーヨーカドー北見店が閉店した跡えーん
 
イトーヨーカドーは、北海道から撤退する(した?)のです…。
 
そういえばブログには書かなかったが、先月の帯広で、路線バスが閉店したイトーヨーカドーに停車してたっけ。
我がふるさと 藤沢駅南口のイトーヨーカドーも、来年はじめに閉店するそうです…。
50年の歴史に幕、だそうで、これはさすがに寂しい。
 
イトーヨーカドーでよく服を買っていたのは高校時代。
ずいぶん長いこと、大手スーパーで衣料品を買うなら、イトーヨーカドーが一番いい!と認識していた。
 
それが…いつからだろう、イオンのほうがいいねグッと感じるようになった…。
 
イトーヨーカドーのプライベートブランド商品も、最近は、「セブンイレブンにも置いてある品揃えで十分」という印象。
セブンイレブンにはなくて、イトーヨーカドーまで足を運ばなくては買えない商品は、正直、そこまでの魅力がなかった気がするのよ。
 
消費者の感覚って、意外と正しいのかもね〜。
 
 
ピンボケですが、北見の快活CLUB。
鍵付き個室を予約しておきました。
 
ワンフロアのみで、それほど広い店ではありませんが、清潔感があって好感が持てました。
 
ワタシは鈍感なので、ちょっとくらい衛生的に問題があっても気にしませんが、快活CLUBの店舗によっては「もうちょっと掃除したほうがいいのでは?」と感じることもあるんでございますよ〜。
 
その点、こちらはグッドでございましたグッ
 
続く。