BOOK OFFで古い本を売ったら、予測していたより高い値がついた本がありました。
そもそも、その本も中古で110円で買ったんじゃなかったっけ?
ひょっとして、売却益?
…てなことを、前回、書きました。
そういえば、年末に帯広競馬場へ行ってブラブラしていたとき、競馬でたくさん儲けると確定申告が必要で、納税義務が生じるらしい、と再認識。

 
窓口に、「払戻金の支払を受けた方へ」とある。
もとは「有人の窓口」として使われていたようだ。
現在はすべて自販機化されているが、超高額の払戻は「人がいるところ」へ行くのだと思います。
 
 
ざっくり言うと、「儲け」から「儲けを取得するのに要した金額」を差っ引いて、さらにちょこっと控除があって、納税額が決まる。
 
クレジットカード会社のサイトに、詳しい情報がありました。
なぜ?クレジットカード会社?という疑問は、最後まで読むとわかりました。

 

 

へえ、株と似ているなあ、と思ったのです。

 

昨年から何かともてはやされている新NISAは、違います。

売却益にも配当にも税金がかからない、おトク!というのがウリ。

 

しかし、配当はともかく、売却益が非課税というのは注意が必要だと思います。

なぜなら、売却して「益」が出た場合はいいですが、「損」が出た場合は「ただ損なだけ」だからです。

 

上述の「競馬で得た利益」と同様に、株の売買も「利益」が出たら課税されるが、損した場合はどっちにしても課税されない。

NISAじゃない口座で売買した場合は、年度内の、ほかの「利益が出た売却」と相殺して、なんなら非課税にできる。

さらに、赤字の場合は翌年以降に持ち越すこともできる。数年単位で、相殺することも可能。

 

NISAだと、これらはできません。

 

ワタシの友人には、「ほぼ、売らない。買ったら、ずっと持っている」という主義の人が複数います。

※といっても、そもそも「投資をしている友人」というのがそんなにいないのだが。

 

投資金額が元本割れしようがなんだろうが、気にしないで平穏に暮らしているようです。

こういう人は、NISAに向いているでしょう。

 

 

また、配当が非課税というのに惹かれてNISAにで購入した場合、無配に転落したらそれこそ目も当てられません。

無配に転落するときは、たいてい業績もよろしくなくて、株価も落ちているでしょうから。

二重、三重に、カナシイ思いをします。

 

ましてや今は、全体的に株価が高い。

初心者が参入するには最悪のタイミングだと考えています。

 

ここからどんどん右肩上がり?

かもしれませんね。

でも、10年、20年と連続して右肩上がりということは、ないと思います。

 

投資に伴うリスクを十分に考慮せず、気楽にNISAを始めた人が泣きをみないといいけどな、と願っています。

 

 

ところでワタシは、年末に北海道へ向かう直前に、若い友人たちと「忘年会」をしました。

そのときに、「宝くじの当選金は非課税」という話題が出ました。

年末でしたからね〜。

 

 

宝くじの当せん金は非課税と法律で定められている

https://www.orixbank.co.jp/column/article/232/

 

 

↑この説明を読むと、「用途によっては課税される」とあります。

 

読んでみると、「贈与税」とか「クルマや住宅を取得したときにかかる税金」といった「…そりゃそうだろ!」なものが挙げられています。

 

友人知人と一緒にまとめ買いした宝くじが高額当選した場合は、「贈与税」とみなされないように、みんなで一緒に受け取りに行くのがいいそうです。

 

 

そうか、宝くじは税金がかからないのか。

だからみんな買ってるの?

 

【追記】

「宝くじは税金がかからない」は、厳密には不正確。

「買った時点で税金分がとられているから、二重課税を避けるために、当たったあとは課税されない」

…という理屈らしいです。

 

競馬初心者のワタシ。

一生に一度くらい、納税を心配するほどの馬券を当ててみたいものですねえラブ