いよいよ西寧から青蔵鉄道に乗るため
駅に向かいます
チケットは当日引き換るため
1時間前に駅に到着
ガイドがチケットを取りにいってる間に
私たちは 列車の旅に持ち込む
お菓子や飲み物
果物
など
駅にあるスーパーマーケットで購入
チケットゲット
列車の旅はガイドは同行しないので
ここでお別れ
安全検査の後
天津や北京の新幹線の乗り場の様に
乗車ゲート付近で時間まで待ちます
ここにはスタバもマックもありません
外で買い物をして正解でした
時間がくると館内放送があり
改札口が開くので
チケットと身分証明を見せて
ホームへ降ります
ホームはこんな感じ
北京西駅から来てるんだ~
これから22時間列車の旅が始まります
列車に乗ったら こんな感じ
結構狭くて ガッツリローカル
自分のベッドを探し
荷物を置いたら チケットを車掌に渡します
代わりの乗車カードが貰えるので
大切に保管(降りる前にチケットと交換)
乗務員から紙を渡され
記入して提出するように言われます
私はどこに住んでる誰で
体調に問題ないですって感じで最後サイン
後で書いて出せばいいらしいので
取りあえず受け取る
私は2段ベッド上段
上段料金が若干高いそうです
入口の上に荷物置き場があります
ベッドの枕の上には
酸素口があり
列車の中の酸素や気圧は
コントロールされているそうです
ベッドの1段目には真ん中にテーブルがあり
ベッドは長椅子の様に座れます
旦那さんは1段目が良かったと言っていました
列車が走りだしました
最初は町並みが見え
徐々に自然が広がります
早速列車の食堂車を探す
食道楽な私たちは
取りあえず 食事の予約
列車の長さに比べ
食堂車は1両 小さいため
取りあえず食事を確保しようと考えたから
食堂車で 予約したいと伝えると 即OK
食堂車のシェフは皆陽気
この日の夕食19時と
明日の朝食の予約を頼むと
「好きな時間に来て食べればいいよ」と
教えてくれました
そして 私が手に持ってる記入用紙を見て
食堂のテーブルで書いていいと
席に座らせてくれたので ゆっくり記入
記入していると
シェフが横から書いてる紙を覗き込みながら
「日本の友達」 私の名前をフルネーム
大きな声で4~5人のシェフ仲間に教える
皆さんで「おお~」と歓迎してくれました
そのおかげで夕食まで
食堂車からのんびり
景色を楽しめました
17時くらいから
シェフが厨房に入り
何やら作り始め
少しずつ
食事をしに人が集まってきます
メニューは40元程の弁当が3~4種類
こちらは作ってから車内販売
安いので自分の席で食べる用です
食堂車で食べる単品メニュー
こちらは1品50元程
6~7種類
2人で2品注文してみました
あまりおいしくないので
明日の朝はちょっと考えようかな~
車内を探検
列車の路線図発見
青蔵鉄道 全長1956km
時速120キロで走行
海抜4000mを超える場所は全長の内960km
ツンドラは550kmもあるそうです
世界で一番海抜の高い駅は『唐古拉』5068m
世界で一番海抜の高いトンネル『風火山』4905m
そうこうしているうちに
列車は海抜5000mに上っていきます
そのころ既に夜
私は頭が痛くなり眠れない
気持ちが悪くなり
たぶん軽い高山病か
同室の北京から1人旅の女子大学生と
チベットのお母さんが心配してくれて
とても親切にしてくれました
車掌に伝えると
無料で酸素吸入のこんなのがもらえました
ベッドの頭にある酸素口につなげ
酸素を取り入れると
だんだん気分が改善 一安心
知らないうちに眠っていました
次の朝には復活
たぶん 一番高い海抜を過ぎ
拉薩にむかって
徐々に下っているかららしい
朝食は食堂車や弁当は美味しくなさそう
乗車前に購入したバナナとジュース
素晴らしい景色を見ながら
のんびり鉄道の旅
拉薩の3つ前の駅あたりで
チベットのお母さんが下りる用意
駅に止まると大きな荷物をもって
家族たちと降りて行きました
何だか寂しい
本当にお世話になりました~
そしてまた 別の人が乗ってきました
チベットの男の人1人
3人の子供がいるらしい
北京の女の子が色々聞きだしていました(笑)
これが旅の楽しみ方かもしれません
外は絵の様な景色が続きます
馬や牛 山羊と
広大な高原湖を見ながら
もすぐ拉薩に到着
トイレはハードル高かったけど
その他は覚悟していたよりも
楽しめました
片言の中国語と英語でも
人と関われるし 楽しめるし
車掌さんも乗客も皆さんフレンドリー
体調不良もあって
人の温かさにも触れられました
1人旅をする人の気持ちが
少しわかった列車の旅でした
本音を言えば
次回は日本でもっと豪華な寝台列車に乗ってみたいです
続く・・・