経験したことのない、踏み上げ年か? | 〜観・感・勘〜  市民感覚で見てみよう!

〜観・感・勘〜  市民感覚で見てみよう!

市民感覚で「安黒よしお」が常日頃から、観たことを、感じたことを、またそれによって勘じたことを、皆様にお伝えしようとするブログです。
もちろん、脱線して趣味あり、愚痴あり、イベント紹介ありと多彩にジャンル関係なく載せますので、自由に御覧ください。

昨年の年末は、すごい相場で終了

しましたね。

これこそ、掉尾の一振ですね。

 

市場には、潤沢な資金が、コロナ禍

の中で、大量に流している。

異常としか思えないのですが、

メジャーSQまで、売り方、または

ブット側にとって、焦りが出て

きている為、駆け上がる

可能性もあります。

 

みんなが警戒している時は、

暴落はない。

 

でも、年末、証券会社では上昇で

クレームが数多くきているみたい。

なぜかというと、上昇している銘柄が

日経225の全銘柄ではなく、上位

数銘柄の上昇で日経平均を押し上げ

ているからである。

 

私が経験した1990年の年明け、

土地、金融規制で暴落、バブルの

破裂したあの時の225銘柄では

なく、今の採用銘柄は、値がさ、

時代と共に入れ替えてきた銘柄で

今の日経平均構成銘柄を作っている。

 

特に、ファンドは、その日経平均に

寄与する上位20銘柄を中心に

売買している為、上位5銘柄で

自由に日経平均の上げ下げを

左右している。

 

マスコミは、日経平均が何年ぶりの

高値を更新したとか言っているが、

当時と全く異質な日経平均を

過去の日経平均と同等に

扱っていることこそ、間違っている。

 

顧客がなぜ、こんなに

日経平均が上昇しているのに、

自分の所有している銘柄が

上がらないのかとクレームに

なっているようです。

それが、今の証券会社の実態で

あります。

 

もうこうなれば、値がさ、日経平均

を左右している上位5銘柄に飛び

乗るしかないと、いつ個人投資が

思うかである。

 

あと、NY市場の金利は、2年間

上げないと公言しているが、そこまで

今の実体経済が良くないと思えば、

その内、VIX指数が下がらなくなり、

一気に跳ね上がる時が来る。

さて、それはいつなのか。

 

ワクチンが、全く効かないとか、

変異種コロナにワクチンが効かない

とか、または、逆にコロナ収束が

現実に見えた時、これは金融引き

締めスタートの出口戦略の兆候が

すこしでも見えた時。

 

どちらにしても、コロナに左右される

相場展開となりそうである。

 

踏み上げ相場に気を付けて、

いざ、踏み上げの後の相場はまさしく

ペンペン草も生えない一方向に

なりがちなので、用心を。