「耳を開く聞き取り術講座 ドミナントモーション編」に行ってきた。
場所は大阪。阪神野田駅近くの遊音堂
1日かけての講座。
樹原先生とは、実に１２年ぶり。
こういう先生がいるなら私もピアノのレッスンをやって行こう！と決心した。
そして直接習いたいとピアノランドマスターコース５期生として受講。
１年半３５回だったか、東京に通った。
脱力、正しい手のフォーム、タッチポイントの見つけ方使い方、アーム・ハンド・フィンガータッチの使い分け、同時・切分・あと踏みペダルの使い分け、強弱のコントロール方法、ポリフォニーの導入、和声感覚、リズム感、ドライブ感、二段階導入法、カウンセリングレッスンなど、
ピアノ教育に関わるものとしての必要なことを学び、それは自分の大きな柱となっている。
そう言えば、確か10周年のピアノランドフェスティバルのオーデションで生徒が選ばれ、オーケストラと一緒に東京で演奏させていただいたこともあった。懐かしい…。
先生も滋賀県でただ一人のマスターコース受講生。と覚えていてくださり、再会を喜び合って込み上げてくるものがあった。すべてを終わりにした時期を越えて、再会できたことは本当にうれしい。
今日のやったことは
１．ピアノのためのストレッチ
ストレッチは血流を促し、筋肉を緩めて脱力することで、身体と心の緊張がほぐれ、聴くための耳の準備を整えるため、弾くための必要最低限の筋力をつけるために必要なことで、ピアノの椅子に座ってできるものをゆっくり時間をかけて実習。
２．聴きとり術、ドミナントモーション編
西洋音楽の根幹であるドミナントモーション。樹原先生が弾いてくださる素敵な響きを味わった。覚え込むものではなく、感じる素敵な体験。
３．リズムトレーニング ポリリズムを中心に
ポリリズムの実習。やさしく楽しいけれど厳しい先生の本気の指導。うわーっできない(@_@。でもこれが自由に扱えるようになったら、自分の強力な武器になること間違いなし！
４．聴き取り術実践編 心のピッチを応用して
音程感のある演奏ができているかどうか。実際にみんなで歌ってみる。今日の受講者のみなさんの意識の高さが生み出す素晴らしい音程感に思わずぞくっ。
今日は、先生のお誕生日でもあり、セミナー終了後に、お誕生日会がありました。
お世話くださったスタッフの方がケーキを手作りされていて、その素敵さにみんなびっくり。
ピアノランド3巻の「バースディソング」をみんなで歌いお祝いしました。
はて？樹原先生はおいくつになられたのかしら？？？
いくつになっても美しく女神のようでいてくださいますように…。
今日は12年の時が過ぎても、先生の
変わらぬ音楽への愛情と人への愛情。
時間がかかっても、本当に大切なことを伝えようとする揺るがぬ信念
が感じられて、とてもうれしかった。
学ぶことの幸せを感じつつ、どういう未来にしたいのかしっかり見据えて生きていきたいと思った。
