STFリーダーの由佳からバトンを受け取りました。34期主将の浜野慎之助です。
由佳の仲間と親身に向き合い続ける姿に沢山勇気をもらいました。いつも最高のアドバイスをありがとう。
いつもEaglesを応援してくださる皆様へ
OB、OG、保護者の方をはじめ、このチームは多くの方に支えられ、今日も素晴らしい環境の中で練習に打ち込むことが出来ています。心から感謝申し上げます。
2023年度も残り僅かですが、一部昇格を果たす為、未来の青学が日本一を掴む為、これからも変わらぬご支援の程よろしくお願い致します。
⚪︎はじまり
みんな遂にここまで来たね。
目標に掲げた「一部昇格」まであと一勝。その昇格戦まであと一日。
このブログでは主将としてみんなに伝えたい想いを残したいと思います。
このチームで主将を務めさせてもらった事、心から誇りに思います。本当にありがとう。この場を借りて、改めて伝えたかった言葉です。
⚪︎想い
入替戦前日の今、強く想うこと
それは今年のチームが全員で戦い勝利する瞬間を通じて
”組織力”が勝利の為に欠かせない力である事を全ての人に伝えたい。
これが主将として果たす自分の「覚悟」であり、最大の「役割」だと思っている。
11月25日、今年のチームで一部昇格を果たしたその時、「組織力があってこそ勝利できた」とみんなに実感してもらい、未来の青学に残していく事までが役割だと思っている。
スポーツは勝ち負けの世界で、ラクロスでも点を取る為の技術、ゴールを守る為の技術が一番大事。俺もそう思い、その為にがむしゃらに自主練を重ねてきた。
しかしそれだけでは格上に届かない事を痛感した三年間だった。
どうやったら勝てるんだろう。心から悩み、苦しんでいた時期が今ではもう懐かしい。
⚪︎きっかけ
この「組織力に懸ける」想いは沢山の出来事を積み重ねる中ではっきりとしたが、最初のきっかけは三年前にまで遡る。31期主将の中山恵介さんの主将としての姿だ。
当時はコロナ禍で練習すらまともに出来ない状況。オンラインでの活動、チーム別の活動が多く、話したことない四年生がいるまま公式戦を迎えてしまった人も多くいたはず。
自分もその一人だった。誰とも仲良くなれず、試合も出ている人との温度差を感じたまま終わってしまうのか。
しかしそんな時、主将が声をかけてくれた。正直驚きのほうが大きかった。四年生で、主将で、公式戦前で、就活もしていた恵介さんが、ただの一年生の自分を毎日、引退して以降も面倒見てくれるとは思いもしなかった。すごく嬉しかった。百人近くの組織で、一人一人にここまで向き合う主将は、まさに、自分が目指したいと思う人柄だった。
この経験が、23シーズン初め、ふと自分に甦ってきた。恵介さんのような、下級生に積極的に声をかけ、相手を知る努力をして、全部員を巻き込む主将になる。その行動を諦めずに貫き、一体感のあるチームを絶対に作るんだ。
自分の主将としての覚悟と役割が明確になった。
⚪︎みんなと過ごす毎日
自分の覚悟が決まって以降の日々はただひたすらに走り続けた。どんどん月日が流れた。
夏合宿をはじめ、数多くの印象深い経験を共にし、チームが成長していく実感をみんなと共有できていたように感じる。
(夏合宿以降、みんなと前を向けている実感をすごく感じたよ)
月日を重ねるごとに、自分の想いが強くなっていく事を自覚した。
今年のチームで、最高の景色を見たい。今年のチームである事に強いこだわりが湧いた。
このメンバーで一部の舞台に行きたい。
チームに対する色々な想いがどんどん強くなり、最終日の今ではチームで一番このチームを愛している自信がある。
こんな最高な一年間を送れたのは間違いなく、Eaglesのみんなのおかげ。
一部昇格を目指し、切磋琢磨し、鬼畜なほどに早起きを繰り返す日常は本当に最高に楽しかった。
⚪︎今年の青学のラクロス
こんな日常の話を経て、今ようやく完成しつつある今年の青学のチームには、どんな組織力が宿っただろう。どんなチームになっただろう。
俺が思う今年の青学が持つ「組織力」とは、
”全員がそれぞれの役割を全うする事で、一人では生み出せない力をチームで発揮すること”
この一つから成り立っていると強く感じる。
試合に出ているメンバーの役割は、青学の代表として、最大限のパフォーマンスをすること。
Box内で待機する選手は、いつ出番がきても戦える準備と勝ちに繋がる雰囲気作りをすること。
STFは選手と同じ熱量で共に闘い、勝てる要因になること。
応援チームは、ピッチにいる選手の背中を声で後押しすること。苦しい時に応援で勝ち、応援からチームに流れを持ってくること。
実況は、配信で応援してくれる人を全力で巻き込み、グラウンドで応援している時と同じくらい熱くさせること。
あげたらキリがないが、沢山の役割がある。
振り返ればわかるが、この役割を腐らずに着実に果たしてきたからこそ、今の俺たちがあるのはみんな実感していると思う。
この愚直に毎日積み重ねてきた努力が、
二部一位通過という結果に繋がっている。
それはリーグ戦だけじゃない。
防具並べる、ゴミ拾いする、挨拶する、バック並べる。モラルを守る。これもEaglesの一部員としての立派な役割。
歴代の先輩が残してくれた文化を継承しながら、全員で新たな行動にも挑戦してきたことが少しずつ当たり前の基準をあげてくれた。
そして一人の部員として果たすべき役割が沢山生まれ、みんなのチームへの想いに還元された。
この「役割を全力で全うする」文化は
今年のチームの全員で最後までこだわり抜いて作り上げたもの。
他のチームにはない魅力だと思うし、俺たちの最高の武器だよ。
昇格戦当日も、ブレることなく、今年の青学らしさ全開で東海大と戦おう。今年のチームはどんなビハインドを作られても、たとえ主力が怪我をしてしまっても、絶対に崩れない。
みんなのブログにも書いてあったが、
今年の青学は最高で最強のチームだ!
そう言わせてくれてありがとう。
最後まで一緒に頑張ろう。緊張しても大丈夫、周りを見れば味方が沢山いるよ。
明日もみんなで校歌を歌って、いつも通りのアップをして、最後の60分間を楽しむことを誓って、最高の準備のもと試合に臨もう!
⚪︎昇格戦に向かう前に
「全員に役割があるからこそ誰一人手を抜かない」
ここまでは良かった話を重ねてきたが、
この言葉を自分の為にもチームの為にも最後みんなに伝えたい。
今年のチームが誰よりも好きだからこそ、今年のチームである事に誰よりもこだわりがあるからこそ、改めて伝えたいと思った。
(凡ミスをする自分への喝でもある)
「全員で戦う」チームだからこそ、一人の気の緩みが大きく反映される。俺自身、今年何回も自分が隙を作り、悔しい経験をした。
過去の入替戦やリーグ戦を見ても、一瞬の隙でゲームが崩れる所を沢山見た。
最後まで挑戦者のマインドを忘れずに。
誰かが離れていたらいつもみたいに声を掛け合って繋ぐ。助け合う。信じ切る。
25日は歴史を変える日。
最高の試合をみんなで作ろう。
自分の決めた覚悟を出し切ろう。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
ブログで日常を振り返る事で、より一層昇格戦への想いが強くなりました。
明日みんなと見れる最高の景色が楽しみです。
このチームが大好きです。
Eaglesの一員になれて心から良かった。
明日絶対に勝とう。
34期主将 #3 浜野慎之助
⚪︎最高のメンバーへの感謝
〜同期へ〜
まずはここまでの4年間本当にお疲れ様。入部時期もバラバラで、最強の代に挟まれ、苦しい経験を多くした代なのではないかと思う。けどここまで無事に走って来れたのは、仲間思いで、実は陰で努力していて、ラクロス部が大好きなみんなのおかげ。主将を務めて、同期からの支え、同期の温かさを改めて感じました。みんなと同期で良かった。沢山支えてくれてありがとう!
〜モナさんへ〜
モナさんがかけてくださる言葉には、人一倍重みがあって、温かさがあって、何度も救われました。うまくいっている時だけでなく、苦しい時も、変わらず背中を押してくださるモナさん。本当に尊敬しています。勝って必ず恩返しします。
〜恵介さん、周平さんへ〜
ラクロス部に入って良かったと思わせてくださったお二人。恵介さんの誰からも愛される人柄、いつも元気をくれる所。
周平さんの謙虚さ、後輩思いな所、努力を惜しまないところ。
最高の先輩と出会えました。偉大なお二人が作った文化、青学にしっかり残ってます。
〜組織幹部へ〜
由佳
由佳には陰でたくさん辛い思いさせたよね。色んな我慢をさせたと思う。弱音を吐かず、前向きに引っ張っていってくれた事、忘れません。
たいち
たいちには良い意味で全部素直に思いを打ち明けられた。キツすぎてお互い笑顔が消えかけた時もあったけど、たいちの真っ直ぐな性格が今のチームに沢山反映されているね。
こうた
こうたと仲良くなれて嬉しかった。頼りない主将、副将のスタートだったけど、一緒に成長する事を楽しめた仲間。誰よりも思い入れがあり、1番応援している後輩。来年頼んだよ
かな
チームの陰で多くの仕事を全うしてくれてありがとう。主将になるまでは、主務の仕事や内容を中々理解できず、傷つけたこともあったと思う。そんな中、一緒に助け合って、今ここまで来れた事誇りに思う。一部に上がったら全てが報われるね。
沢山書きたい人がいますが、あとは直接必ず伝えます。みんなと共に過ごした4年間全てを明日ぶつけます。
1部の舞台へ、全員で行こう。