『 クリスマス・ストーリー / 60点 / UN CONTE DE NOEL 』 2008年 フランス 150分
ゴチャゴチャし過ぎてて、ワシの頭では追いつきまへん!
【 満足度 】★★★★★★☆☆☆☆(60点)
【オススメ度】★★★★★★☆☆☆☆(60点)
◇「エスター・カーン めざめの時」「キングス&クイーン」のアルノー・デプレシャン監督が、母の病気をきっかけに、疎遠になっていた子供たちがクリスマスに集い、愛憎の中で波乱含みのひとときを送る姿を描いた家族ドラマ。主演はカトリーヌ・ドヌーヴ、共演にマチュー・アマルリック、メルヴィル・プポー、キアラ・マストロヤンニ、エマニュエル・ドゥヴォス。
フランス北部の街、ルーベ。年を重ねてもなお仲むつまじいアベルとジュノンのヴュイヤール夫妻には、かつて4人の子供がいた。しかし長男のジョゼフは白血病を患い、家族の誰も適合しなかったことで骨髄移植ができずに、わずか7歳でこの世を去った。それから長い年月が経ち、それぞれに独立した3人の子供たち。長女エリザベートは生真面目な劇作家。一方の次男アンリは一家の問題児。そして心優しい末っ子のイヴァン。6年前、アンリと折り合いの悪かったエリザベートは、とうとう彼を家族から追放して絶縁状態となっていた。そんなある日、母ジュノンはジョゼフと同じ白血病を宣告されてしまう。そこで、ジュノンを助けるため、すっかりバラバラだった家族は、クリスマスを前に久々の再会を果たすのだが…。[ツタヤディスカス]
【感想】
劇場公開で気になりつつも、一か八かで2時間30分は厳しいのでスルーした『クリスマス・ストーリー』をDVDで観ました!
あー、しんどいっす・・・
なんなんだこの「上の世界」の方たち向き感は!
ワシは「下の世界」の住人なので、ぜんぜん頭がついていけないっす┏(-_-lll)┓
アルノー・デプレシアン作品は観たこと無いんで、この作品だけなのか、今までもそうなのかわからんけど、隠し味なのかメイン料理なのかの判断が付き難い強度で、山ほど引用とか隠喩が提示されるから、ゴチャゴチャしてて頭が追いつかん!
元を知らんのも多いし!
圧倒的な量の字幕も読まなあかんし!
カメラはガチャガチャしてるし!
あー、そんなに面白くも無かったのに、モヤモヤするから少しだけ考えます&調べます・・・
勿論、深く理解してないので、間違ってますが、なんとなく納得できるように考えてみる
ニーチェの『道徳の系譜』が軸なのは間違い無さそうっすよね←が読んでないのでグググる
内容(この映画内のテーマ)は「今の道徳ってどうなのよ!(キリスト教的道徳への批判?からの脱却?)」でOK?
TVで流れる映画はセシル・B・デミルの「十戒」(キリスト教的道徳)
登場人物たちはそれをことごとく破ることから、「ほら、たいしたことでも無いでしょ?」と問いかけてるってことでOK?
それは、本当に守るべき価値観なのですか?っつーこと?
キリスト教やとかユダヤ教やとか色々な宗教が出てくるのも、宗教によってこんだけ価値観が違うっつーことを提示しとるんやんね?
せやから、道徳なんて、ケイジはんの上で考えるより、下で考えろっつーことでOKですかい?
途中、アデルがエリザベートに、道徳の系譜の一文を読んでたっすね・・・内容忘れたけど←オイ
自分をわかってないとか、何を知ってんねんとか、そんなんやったっけ?
我々は我々について何も知らない的な?
罪ってなんやねん、死んだだけやん!
なにをええ気になっとんねん、何も解ってないくせに、楽に行けや~!って感じ?
あと、「パリの恋人」ともう一個古い映画もTVで流れてたけど、両方観たことないんよね~
古い映画は、ラストのセリフから、「夏の夜の夢」やと思うんやけど、youtubeで調べたけどわからんかった・・・
ここから始る一夜の寓話、キリスト教的モラル(現代的道徳)からは逸れるので、
アナタはお気に召さないかもしれません。そんなときは、夢を見たものと思ってお許しください。
ってな感じですかね?
今の道徳観念から外れてることは、100も承知でやっておるのですよ!っつーことでOKっすよね?
「パリの恋人」については、うーん、内容を良く知らないんでわかんない、彼女の心情説明的な感じかな?
この映画だけ、個人の説明(隠喩)っつーのは違うのかな?
他にも色々隠喩とか引用がありそうな・・・わざわざ字幕が出たジュノンが持ってた本とか(題名忘れた)・・・
アンジェラ・バセットのお尻っつーのも、なんか重要な意味があるとか!?←それは無いかヽ( ´ ▽ `)ノ
でまぁ、あとはカメラ?ローアングルはジョセフ目線で、俯瞰は神(神的なるもの真理的な)目線?とか?
あー、しんどい!!!
もーええっす!!!
もームリっす!!!
とりあえず、道徳がテーマでOKっすか!?
(既成の道徳観念への疑問の提示)
なんなんだ、このどうでも良いようなレビューは・・・
そんなに面白くもなかったのに、朝の6時まで寝れんかった・・・
本編2時間30分
+布団の中でのイライラ&モヤモヤ2時間
+しゃーないんで3時に起きる&ぐぐぐる3時間
(ニーチェの「道徳の系譜」について書かれたサイトを読みふけってしまうの巻)
そんなわけで、個人的にはオススメではありません←
ニーチェの「道徳の系譜」を読まないといけないんすかね~・・・いやームリです・・・すんません(-人-)
個人的満足度 60点! オススメ度 60点!
◇予告編◇
◇DVD◇
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