オモイキリ叫んでるのに届かない!劣化スピード早っ!言葉よ!愛よ!
『 愛のむきだし / 75点 / LOVE EXPOSURE 』 2008年 日本 237分
|
|
★★★★★★★☆☆☆(75点)
クトゥルフ神話の申し子こと、安藤サクラが大暴れ!
【オススメ度】
★★★★★★★☆☆☆(70点)※そんなにオススメではありません!
かなり評価されてる作品なので、点数は低くないですが、これを強くオススメとは到底言えないw
【内容】
□「自殺サークル」「紀子の食卓」の鬼才・園子温監督が実話をベースに、カリスマ盗撮変態男の予測不能の純愛の行方を、宗教ネタをはじめ多彩かつ過激なエピソードを散りばめ怒涛の展開で描き出す上映時間およそ4時間のエンタテインメント大作。主演はAAA(トリプル・エー)の西島隆弘と「プライド」の満島ひかり。共演に渡部篤郎、安藤サクラ。
◇敬虔なクリスチャンの一家に生まれた青年、角田ユウ。母を早くに亡くし、神父の父テツと2人暮らしの彼は、理想の女性“マリア”に出会う日を夢見て満ち足りた毎日を送っていた。ところが、ある出来事をきっかけに優しかった父はユウに懺悔を強要するようになる。父の期待に応えねばと、懺悔のための罪作りに励むうち“盗撮”の世界に没入していくユウ。そんなある日、彼は仲間とのゲームに負けて罰ゲームで女装している最中に運命の女性ヨーコと出会い、一瞬で恋に落ちるのだったが…。【TSUTAYA DISCAS 】
【感想】
『冷たい熱帯魚 』があまりにも素晴しかったので、園子温監督のちょうちょうちょうちょうへん映画『愛のむきだし』を観ました!!!
うーん、長い!でもまぁスゴイねコレ!邦画の裏道の集大成のような映画やねー←イミワカランテ!
◇◆◇
まぁなんつっても、見所はこの映画の本質を叫ぶミツシマンのコリントくんへの叫びでしょう!
【コリントの信徒への手紙 13章】
たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、
愛がなければ、私は騒がしいどら、やかましいシンバル。
たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも、
たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、
愛がなければ、無に等しい。
全財産を貧しい人々のために使い尽くそうとも、
誇ろうとしてわが身を死に引き渡そうとも、
愛がなければ、わたしに何の益もない。
愛は忍耐強い。
愛は情け深い。
ねたまない。
愛は自慢せず、高ぶらない。
礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。
不義を喜ばず、真実を喜ぶ。
すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。
愛は決して滅びない。
預言は廃れ、異言はやみ、知識は廃れよう、わたしたちの知識は一部分、預言も一部分だから。
完全なものが来たときには、部分的なものは廃れよう。
幼子だったとき、わたしは幼子のように話し、幼子のように思い、幼子のように考えていた。
成人した今、幼子のことを棄てた。
わたしたちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ている。
だがそのときには、鏡と顔とを合わせて見ることになる。
わたしは、今は一部しか知らなくとも、そのときには、はっきり知られているようにはっきり知ることになる。
それゆえ、信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。
その中で最も大いなるものは、愛である。
◇◆◇
この映画のメインテーマともいえる一文を、オモイキリみつしまくんに叫ばしてるし、
さらには、にしじまんに読み返させたり、独白させたりと何度も出してるわけですが・・・
映画を観終わった後・・・
「で、何が言いたいのん?この映画は?」
っと、一瞬思ってしまうのが素晴らしい!
叫べば叫ぶほど伝わらない、
言葉にすればするほど軽くなっていく感じ、
本質であるはずの言葉が、どんどん嘘っぽくなっていく・・・
その感じが非常に良く出てるっすね~ヽ( ´ ▽ `)ノ伝わんね~
じゃぁどうするんだ?
じゃぁどうする?
叫び続けてやろーじゃねーか!
4時間叫び続けてやろーじゃねーかヽ(`Д´)ノ
叫んで
叫んで
叫んで
叫んで
そしてラストは、○○で終わる♪
良いね~ヽ( ´ ▽ `)ノ
◇◆◇
4時間の映画なんで、細かいとこを言い始めるとキリがないので、まぁこんな感じで♪
オススメかというと、まぁ微妙なんですが、邦画の裏路線(?)の集大成のような映画なので、観て損はないかとも思ったり・・・
個人的満足度 75点! オススメ度 70点!
◇◆◇
↓ばかばかしいけど魅入ってしまう
↓天才的な中指立てw
↓とにかく一言でいうならば、"天才"でしょう!
↓エロとグロは山盛りなので、オススメするには気が引ける
これはオススメではありません。
こんなのオススメしたら変態とおもわれるじゃないかwwww