何度リメイク&再映画化されようとも、本作を超えることは無いでしょう!
『 ボディ・スナッチャー 恐怖の街 / 75点 / INVASION OF THE BODY SNATCHERS 』 1956年 アメリカ 80分
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★★★★★★★☆☆☆(75点)
元々はプロローグとエピローグは無かったという話。それが無ければ85点!としておこう!
【オススメ度】
★★★★★★★☆☆☆(75点)
後から付けたというエピソードがあまりにも残念やけど、それでも傑作といえるSF映画の金字塔!
【内容】
□侵略SFの古典、ジャック・フィニイの『盗まれた街』を、D・シーゲルが映画化した劇場未公開の逸品。カリフォルニアのある街が、異星生物の侵略を受けた。その生物は次々と人間の複製を造り上げ、本物と入れ換わっていく。主人公はその事実を知り、恋人と共に街を脱出しようとするが……。派手な見せ場やスペクタクルなど皆無、だがシンプルかつユニークなストーリーと、躍動感に満ちたダイナミックな演出が映画をここまで面白くする。'78年に「SF/ボディ・スナッチャー」としてリメイクされた他、何度もリメイクされいている珍しい作品。【 allcinema 】
【感想】
何回も観てる映画ですが、久しぶりにカラー版でドンシーゲル監督作品の『ボディスナッチャー 恐怖の街』を観てみました!
っつーか、観たこと無いと思って観始めたら、白黒版を何度もみてるやん!っつー話やったんですがwww
ま、とにかく、やっぱ傑作っすね、コレ♪
ふつーに今回もおもろかったっすもん!SFって別にVFXがどうとかいう問題やないのよ!っつーことですな~♪
◇◆◇
なんつっても、あれの状態になった人々が、目の奥にある愛情が消えるだけで、本当に近しい人以外には、全く判断がつかないほど何も変わらないという設定が素晴しい♪
しかも、強い感情が無い分、そんなに暴力的では無く、非常に平和的になるというのが、怖いながらも考えさせられる非常に上手い設定っすよね((φ(・д・。)
捕まえても、ただ寝るのを待つだけで、暴力的でも無く、感情的でもないので、本当にそっちの方が心地良いのでは?と思えてしまう・・・(((; °д°)))アワワ
主人公の方を、暴力的で、野蛮な生き物に見せることで、観客に人間性とは何か?と、問いかける・・・
愛という感情を持つということは、暴力的な感情をも持つ、ということなんだと見せ付ける・・・
【ネタバレします】
ちょっと裏話てきな話なんすけど、元々はオープングとエンディングにくっついてる病院での話は無くて、高速道路(?)で叫び続けるマイルズのシーンでエンドやったらしいんすね(((; °д°)))救いが無い!!!
でまぁ、そういうかなり救いの無い映画やったんすけど、当然のごとく製作会社サイドからイエローカードがでまして、ムリクリ回想という形にしてハッピーエンドにしたらしいです。。。
この映画の最大の問題点は、(ムリクリつけたんやから当たり前やけど)その後付けのオープニングとラストで、それがあるせいで、ハラハラ感は薄まるし、ラストが読めてしまうし、アレの設定が説明不足に感じてしまうんすよねー((φ(・д・。)
このオープニングとラストを除けば、全くスキの無い大傑作になるのに、それだけが非常に勿体無いっすね~・・・(´・ω・`)モッタイナイ
◇◆◇
もちろんオススメの映画です♪
とりあえず観てもらって、あとからオープニングとラストが無いバージョンを頭の中で処理してみてくださいш(`∇´*)ш
とんでもない傑作になると思いません?
個人的満足度 75点! オススメ度 75点!
◇◆◇
↓なんなんだこれは?
↓何かが起きてるんだ!
↓一緒に逃げよう!
↓4人で戦うことを決意するが・・・
↓街の人々は既に・・・
↓にげろー
↓うわー
↓にげろ!にげろ!
↓寝るなー!!!
面白いなー♪