やはり歯から | 喜劇 眼の前旅館

喜劇 眼の前旅館

短歌のブログ

最近別な健康不安が出てきたので、虫歯治療は後回しだなと考えた。虫歯はどう悪化しても虫歯でしかないので、不安のほうを先に検査しないといけない。
検査のためには下剤を二リットルくらい飲むらしい。そりゃあ大変そうだなくらいに思っていた。だが大変という以前に、そもそも私は水分をストローで、しかも人肌の温度にしたものしか飲めない(歯に沁みるから)という特殊な状態にあることを、しばらく経ってから急に思い出した。
二リットルをストローで飲み干すのは無理だろうし、下剤の温度も調節できないだろうから、やはり歯を先に治療しなければならないのだ。どんな水分でも沁みない状態にしてからでないと検査すら受けられない。この二つはセットになってしまった。出費が当初の(虫歯だけの)予定より前倒しかつ倍増しそうで困ったものだが、とりあえず保険証が取り上げられてなくてよかった、ということを喜んでおく。

ここで払わないと取り上げられる、というタイミングは自分なりに掴んでいるが、本当にそのタイミングなのかは分からない。まだ取り上げられたことは一度もないからだ。