グローバリズム(ヒトの移動の自由化)は、自らの首を絞めた結果になった | 西田直史

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今日の三橋氏の投稿

 

 

 

BBC2024/7/1

フランス議会下院選の第1回投票、極右が最大勢力に 与党連合は3位

 

 

フランスで6月30日、国民議会(下院、577議席)選挙の第1回投票が行われ、マリーヌ・ル・ペン氏率いる極右「国民連合」(RN)が33.2%の得票率で、エマニュエル・マクロン大統領の与党連合を抑えて第1勢力となる見通しとなっている。
 移民排斥を掲げる「国民連合」の支持者たちは、「マクロン派が一掃された」とルペン氏が述べると歓声をあげた。
 得票率の予測では、国民連合がトップで、左派連合の「新人民戦線(NFP)」が28.15%と続き、与党連合は21%で3位にとどまっている。
 国民連合の28歳の党首ジョルダン・バルデラ氏は「フランス国民が我々に票をくれるなら、私はフランス国民全員のための首相になることを目指す」と語った。
 国民議会選挙の第1回投票で極右が勝利した例は過去に一度もない。それが可能になったという、このシンプルな事実自体が歴史的だと、ベテラン評論家のアラン・デュアメル氏は指摘する。(後略)』

 

 

三橋氏

あれですね。イタリアでは、すでに「極右!極右!」言われていた「イタリアの同胞」が政権を握っています。
 

 オランダでも、「極右!極右!」の自由党が連立政権を主導することになります。
 

 ドイツの「極右!極右!」AfDは、すでに支持率が第二位。スウェーデン「極右!極右!」民主党も、やはり二位。
 

 そして、フランスにおいて「極右!極右!」の国民連合が三割の得票をした。「極右!極右!」のメディアは、「極右!極右!」が欧州の多数派になった(なりつつある)とき、どうするんでしょうか? 


 フランスの下院選挙は、一度目の投票で過半数を占めた候補者がいない場合、第二回目(7月7日)に決選投票が行われることになるので、国民連合がどれだけの議席を得るかは、現実では不明です。


 それにしても、「極右!極右!」が圧倒的な支持を得る時代になった。

 理由は、これ以外には考えられないでしょ。

【主要国の移民人口比率(%)】

数万年ならともかく、こんな短期間で移民が大量流入した以上、極右ならぬ「反・グローバリズム」勢力が支持を伸ばすに決まっている。


 グローバリズム(ヒトの移動の自由化)は、自らの首を絞めた結果になったわけです。

 

 

 日本は移民を受け入れてはならない。人手不足は生産性向上の投資で埋める。政府は企業の生産性向上を促すため、安定的、長期的な需要拡大をコミットしなければならない。
 

 これが、正解。

 

 


 

 

今のパリ。7月26日からオリンピックあるんやけど治安は大丈夫なんかな、、

 

フランス映画に出てくる花の都パリのイメージはもう存在してないですね。

 

 

 

 

 

 

 

極右勢力が欧州議会選挙を席巻!〜移民問題に揺れるヨーロッパの“反撃“が始まる