◆歴史上の人物も母には頭が上がらない?
聖徳太子は、イエス・キリストと同じく馬小屋で生まれています。だから厩戸皇子(うまやどのおうじ)なのでしょう。
聖母マリアの懐妊にも伝説がありますが、聖徳太子の生母・穴穂部間人皇女は、「西方の救世観音菩薩が皇女の口から胎内に入り身籠もった」という似たような伝説があります。
【弥勒如来は時空を超えてやって来る(1)】(2023/10/1)
空海さんの母・玉依御前は、讃岐国から息子に会いにやって来ましたが、当時の高野山は女人禁制となっていたため、麓にある慈尊院(現在)に滞在しました。
空海さんはひと月に9度にわたって20数kmに及ぶ山道を下って母を訪ねてきたので、この辺りは「九度山」という地名が付けられました。
かねてから役小角(役行者)の集団に不快の念を抱いていた朝廷側は、なんとか役小角を捕えようとしたのですが、『孔雀明王経法』の大神通力を獲得している小角を捕えるのは、容易なことではありませんでした。
【修験道の開祖・役行者(最終回)】(2019/9/19)
困り果てた朝廷側は、小角の母・白専女(はくとうめ)を捉えて人質としたために、小角は葛木山を降りて縛につき、伊豆の大島へ流されることになりました。
この流刑中、小角は空中飛行術を使って、富士山だけではなく関東や東北の霊山をくまなく訪ね、山林修行の道場として開いていきました。
伝承によれば、役行者小角は流刑を許された大宝元(701)年の6月7日、その母を鉄鉢に乗せて片手に捧げ、明け染めた暁の空の中を、五色の雲に乗り、天に昇っていったという。
★過去記事
【砂の器】予告編より
下記の動画【砂の器・予告編】3分30秒頃のスクショです。
人間の赤ちゃんは、男女両性具有でもない限り、女性(母)から生まれてきます。
(参考記事)
「うちの柴犬、両性具有だった!」病院で検査して分かった衝撃の事実(2023/4/6 神戸新聞)
今でこそ、DNA鑑定すれば父親が誰かを特定できますが、昔は男性が「俺の子どもじゃない~」と否定できました。しかし、女性が「生んだ覚えはありません~」とは言えません。
十月十日もお腹の中で育てますので、人目にも妊娠中と分かりますし、いくら「生んだ覚えがない」と強弁に主張したところで、産婦人科医が診察すればバレてしまいます。
マザコンの女性ってほとんどいませんよね。自分自身が母親になるからです。その反対に強弱の違いはありますが、マザコンは男性の専売特許みたいなものです。
我が家の旦那さんも、私の実弟も、母親の思い出話はしますが、父親の話はほとんどしません。聖徳太子も、役行者も、空海さんも、きっとお母さんには頭が上がらなかったでしょう~
【砂の器】予告編(松竹シネマ)
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千葉県東方沖で地震が頻発しております。明日は記事更新をお休みさせていただき、3日に地震関係の記事を掲載する予定です。
≪目次≫
今回は4回に分けて掲載します。
◆歴史上の人物も母には頭が上がらない?(上記)
◆遺伝子には不思議がいっぱい
◆誰が「遺伝子の暗号」を書き込んだのか?
◆魂の次元の低き者は生きられぬ(ここ大事)
映画「Lucy/ルーシー」の後半部分