24日に高野山金剛峰寺参与会から『KUKAI・空海密教の宇宙~2022年版』が届きました。年1回の発行で3年契約しておりますので、自動的に送られてきます。

 

一般書店、Amazonでも販売されており、定価は1100円です。その中からほんの一部をご紹介します。

 

◆高野山の三大秘宝

 

高野山には「三大秘宝」と呼ばれるものがあります。

 

(1)お大師様が唐から持ち帰った【諸尊仏龕】

 

(2)お大師様が唐から投げたと言われる【飛行三鈷杵】

 

(3)お大師様直筆の【聾瞽指帰】

 

◆聾瞽指帰(ろうこしいき)

 

【聾瞽指帰】はお大師さんが24歳の時にお書きになった著作です。内容は戯曲としてまとめられており、儒教と道教、そして仏教を説く登場人物がそれぞれの優位性を論じ合うというものです。

 

【聾瞽指帰】はよく出家宣言書とも言われるように、この書を書く前後にお大師さんは出家されたと考えられ、31歳に入唐するまで空白の7年間を過ごされました。(引用終了)

 

『我も行く 心の命ずるままに』(9/3)

 

さて、『空白の7年間』についての真相が判っておらず、「山岳修行していたと思われる」が通説となっています。

 

それが違うんですよね~ニコニコ

 

守護靈さん曰く、「高野山、東寺関係者も知らないし、知っているのは八咫烏のトップ3人だけだ~」

 

上記記事の最後に「守護靈さんから聞いた空白の7年間の真相」を掲載しておりますので、お読みになってください。

 

◆私たちはどこから来たのか?

 

物理学者の村山斉氏です。(参考)村山斉(wiki)

 

 

本年6月、高野山・大師教会で講演会が行われました。

 

中でも『私たちはどこから来たのか?』というテーマで登壇されたのが、物理学者の村山斉(ひとし)東京大学特別教授。

 

物理学と真言密教。一見、関連性がないようで、非常に縁が深い分野です。

 

★巨大望遠鏡はタイムマシン

 

「謎多き星~シリウス」から【すばる望遠鏡】

 

ハワイのマウナケア山頂にある『すばる望遠鏡』、鏡の直径だけで8.2メートルあります。

 

そういう大きな鏡を持った巨大望遠鏡は、時空を移動するタイムマシンの働きをしてくれます。

 

どうしてかというと、鏡が大きいと光をたくさん集めることができ、暗いところや遠くにあるものが見えるようになり、何十億光年先の星が見えるようになるからです。

 

光が来るまでに何十億光年かかるわけですから、実は何十億光年前の過去の宇宙を見られることになり、居ながらにして過去を見ることができるわけです。

 

アンドロメダ銀河

 

たとえば、アンドロメダ銀河はお隣の銀河と言いながら、距離にして250万光年。光の速さで250万年かかります。

 

仮にアンドロメダ銀河に宇宙人がいるとして、地球に望遠鏡を向け、「どんなものが住んでいるんだろう?」と観測したら、われわれはまだ猿人の姿です(笑)。

 

地球は「元ある形」に戻ろうとしている(13)(1/16)

 

アンドロメダから見ると、私たちの過去の姿が見えるということになります。

 

宇宙の年齢が138億年と言われ、実際、電波を使って観測する望遠鏡があるんですが、138億光年向こうを見ると、138億光年むかしの姿を観測できるんですよね。(上図の書籍とは違いますがそのまま掲載します)

 

確かにビックバンやっている、こっちからもビックバンやっているのが観測出来ると。今では、四方八方でビックバンの写真が撮れるようになりました。(次回へ続く)