「昆虫はあと100年で全滅」の可能性指摘する論文が発表(2/12)
世界に昆虫は100万種以上いると言われ、種類の数だけでいえば全生物種の半数以上を占めるとされます。しかしこの昆虫が近年、急速に生活の場を追われ、減少している可能性があるという報告がBiological Conservation誌に発表されました。
研究によると、昆虫全体の1/3の種が絶滅危惧種になっており、その4割以上が今後20~30年で姿を消す可能性があるとのこと。
「それは非常に急速に進行しています。今後10年間で全体の1/4の品種がいなくなり、50年で半分が消え、そして100年もたてば、すべて消え去ってしまうでしょう」と論文共著者でシドニー大学の環境生物学者フランシスコ・サンチェス=バイヨ氏は述べ、さらに
「昆虫たちの損失を止めなければ、地球全体の生態系そして人類の生存にまで壊滅的な結果をもたらすことになるでしょう」と警鐘を鳴らします。
研究者らは全世界の昆虫の総量は毎年2.5%ずつ減少していると述べ、脊椎動物の倍の速さで姿を消していっていることを発見しました。そしてその絶滅率は哺乳類、鳥類、は虫類に対して8倍以上高いと指摘しています。「われわれが食物を得るための方法を変えない限り、昆虫は20~30年で絶滅の2文字に突き進んでいってしまいます」と彼らは論文に記しました。
また論文ではこれが地球の歴史における6回目の大量絶滅の始まりである可能性を示し、増えすぎた人口と過剰消費の問題を挙げています。
また、(特に農薬を大量に使用する)集約農業や地方の都市化など以前から変わらぬ要因に加えて森林地帯や熱帯地方では気候変動が昆虫たちに多大な影響を与えていると、73もの昆虫減少についての報告を精査した著者の一人は述べています。
特にその数が減少しているのはチョウとガの仲間たちで、たとえばイングランドの耕作地におけるこれら昆虫の数は、2000年代最初の10年で58%が消えたと報告されています。ミツバチへの影響も深刻で、米国オクラホマ州では1949年に比べてマルハナバチの数が2013年には半分に減少したと報告されています。
そして35万種以上が確認されているカブトムシやクワガタ、テントウムシ、ホタル、カミキリムシなど甲虫類も多くが衰退していると考えられさらにトンボ、カゲロウといった、いずれもわれわれになじみ深い虫たちが、高いペースでその数を減らしている種になっていると論文は伝えます。(中略)
人は豊かな生活をおくるために農業を効率化し取れ高優先の改善を進めてきたものの、そのひずみに真っ先にさらされている昆虫が姿を消せば、いずれわれわれにも手痛い影響が回ってくるかもしれません。(転載終了)
(関連記事)
地球上の昆虫の減少が「カタストロフ的なレベル」であることが包括的な科学的調査により判明。科学者たちは「100年以内にすべての昆虫が絶滅しても不思議ではない」と発表(In Deepさん)
「北磁極の移動が加速、南極の氷河の下に巨大な空洞を発見」(2/7)より
上記のIn Deepさんの参考記事から・・・
「昆虫を含めた生物の大規模な減少が進んでいる原因のひとつには、地球の磁場の極端な弱体化があると思っており、それは、人間の努力では是正できないです。何といいますか、ほんの20年後くらいの地球がどのようになっているかも想像できなくなってきましたね・・・」
【欧州と豪州】記録的な熱波と干ばつ(2018/8/10)より
今から10年以上前に当時の世界銀行の副総裁であったイスマル・セラゲルディン氏は水不足によって起こりうる問題に関して・・・「20世紀の戦争が石油をめぐって戦われたとすれば、21世紀は水をめぐる争いの世紀になるだろう」(引用終了)
昆虫減少による食糧危機、プラスチックゴミ等による海洋汚染、水をめぐる争い、このままいったらそうなります。昨年、「水不足なんかにならないわ、コンビニに海洋深層水が売っているでしょ?」というフォロワーさんのリプがありました。![]()
海洋深層水を作るのは、そんなに簡単なものじゃないですし、大体、地球の総人口をカバーできるのでしょうか?また、人間社会に必要なのは飲料水だけではなく、生活用水、農業用水、工業用水(例・鉄を作るには大量の水が必要)も必要不可欠です。
【地球人類が22を超えていかれない要因】(前記事より)
①感情の海に溺れ、物事の本質を見ていないこと
②時間や空間、思い込みの枠にとらわれていること
③自分の欲望に翻弄され、魂の目的にフォーカスしていないこと
「考えたくない」「みたくない」・・・そういう人は①のパターンで視野狭窄に陥っています。水不足がコンビニの海洋深層水で解決できるとは、小学生でも思わないでしょうねぇ・・・![]()
モノ言わぬ大自然と生き物たちからの逆襲といって片づけてしまうのは簡単ですが、現在の惑星地球の問題点は「歯止めの効かない金融資本主義」です。
野田市における児童虐待死事件などをみますと、働く男性たちが壊れていってるように見えます。企業は社員に、「対前年!対前年!」といってお尻を叩きます。しかし、人口減は生産人口減少、消費人口減少でもありますから、よほどの新製品でもない限り無理でしょう。外食産業などは、「国民は毎日5食摂ること」と法律で決めない限り、伸びるわけがありません。冗談ですけどね~![]()
以前から申し上げておりますように、金融革命、エネルギー革命、宗教革命が起きて、旧時代のシステムを終わらせなければ、社会的弱者が犠牲になる時代に終止符を打つことはできません。
In Deepさんの結びの言葉をもう一度・・・
「ほんの20年後くらいの地球がどのようになっているかも想像できなくなってきましたね」。
奇跡の地球(平成7年 桑田佳祐&Mr.children)






