自民党は、いまや時代遅れ、安倍晋三首相が総裁選挙で石破茂前地方創生相との言論対決を嫌っており、民主政治の基本原理に反し、破壊者になっている(8/22 板垣氏メルマガ)

 

「コップの中の嵐」。自民党総裁選挙の日程が8月21日正式に決まった。しかし、いまのところ、正式に立候補宣言をしているのは、石破茂前地方創生相ただ1人である。裏では、安倍晋三首相は、国会議員票(405票)の3分の2(ただし多くは猟官組で、裏切者も多数含まれる)を制したと言われている。

 

森、小泉氏らとゴルフ=安倍首相(8/16)

 

師匠の小泉純一郎元首相は、「もう総裁選挙に出るな。死ぬぞ」と厳しく諌めているけれど、言うことを聞く様子はない。立候補すれば、石破茂前地方創生相との一騎打ちとなる公算が大である。いずれにしても、自民党は、いまや時代遅れになっている。(略)

 

 

このことを国民有権者とマスメディアの大半が理解していない。最悪なのは、安倍晋三首相が総裁選挙で石破茂前地方創生相との言論対決を嫌っているということだ。これは、民主政治の基本原理に反する。もっと言えば、安倍晋三首相は、民主政治の破壊者になっている。これは、天皇陛下のごく近くにいる吉備太秦の見解である。

 

自民党総裁選 9月7日告示・20日投開票(8/21)


石破茂前地方創生相が米国の大統領選挙のような討論会を行いたいと言った。だが、これは石破茂前地方創生相の発想ではない。トランプ大統領から「安倍晋三首相を打倒する工作を行え」と命令されているポンペオ国務長官が、日本に残している直属の部下であるCIAとFBIの工作員が、石破茂前地方創生相に指示を出して言わせたという。(略)

 

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安倍晋三首相は、官僚がつくった文章を読むことしかできない。ところが、石破茂前地方創生相は政策通なので、想定外のことがぶつけられた場合でも議論できる。だが、一方の安倍晋三首相は想定外のことには対応できない。それをテレビの生中継で放映する。

 

 

安倍晋三首相が立候補した場合には、討論会を行って放映することはすでに決定している。安倍晋三首相が総裁選出馬を断念するとしたら、討論会が避けられないので、諦める可能性が一番高い。

 

小泉進次郎氏は「石破支持」に踏み切れるのか(8/15)より

 

石破茂前地方創生相は、いまの世界情勢を理解している。まだ、小沢一郎代表との間での話し合いは何もしていないが、もはや安倍晋三首相が総裁選に出ないということになったら、自民党のなかは大混乱になる。その状況のなかで、一番強いのは小泉進次郎筆頭副幹事長になる。

 

野党70人、自民党30人で、勉強会を立ち上げている。その勢力がだれにつくかによって、体制が決する。野党の70人と自民党30人引き連れて石破に着いたら、他も石破茂前地方創生相に雪崩れる。これまで、安倍晋三首相を支持していた人たち、二階派、竹下派、石原派も雪崩れるだろう。(略)

 

【下剋上】エリート集団VS故郷出身オンリー集団(8/21)より

 

憲法第9条については、石破茂前地方創生相自身の持論はあっても議論を急いでいない。国民の理解が不可欠だと言っている。時間をかける必要があることを石破茂前地方創生相自身、理解している。戦争放棄して自衛力しか持たないという、ただ、警察権の延長として、攻められたら守るという法的解釈で自衛隊をつくった。

 

「占領時代(1):新憲法制定」より拝借

 

日本国憲法をつくったのはだれかというと、みんな米国に押し付けられた憲法だというけれども、正確にいうと憲法9条の内容を考えたのは、幣原喜重郎首相で、ミズーリー号の上で調印にサインした人だ。

 

【夢】脳内に電気・・・そしてシラス台地(6/6)より

 

幣原喜重郎首相が、発案して中央大学の先生に憲法草案をつくってもらって、それを吉田茂が白州次郎に訳させて、それをマッカーサーに見せて、さらに白州次郎が修正してつくったのが、いまの日本国憲法だ。決して、米国に押し付けられたわけではない。(転載終了)

 

別れの朝(昭和46年 ペドロ&カプリシャス 高橋真梨子)