天球と星の位置(宇宙情報センター)より引用

 

天球とは、地球の外側に大きな球があり星がそこにはりついていると考えたものです(見かけ上のこと)。天球上で、地球の北極の真上にあたるところを天の北極、同じく南極の真上にあたるところを天の南極といい、赤道を天球に映したものを天の赤道といいます

 

赤経は春分点を通る経線を0時とし、東回りに1時、2時…24時(=0時)と表します。ここでいう「時」は角度のことで、1時間は15度に相当します。地球から見た太陽の通り道を黄道といい、天の赤道に対して23.4度かたむいています。そして天の赤道と黄道が交わる点を春分点秋分点とします。(引用終了)

 

 

23.4度傾いた地軸には、太陽や月などの潮汐力によって地軸を縦に戻そうとする力が働きます。倒れそうなコマを真直ぐにしようとしている作用だと思ってください。

 

地球が公転する際、地球の自転軸がコマの首振り運動のような回転を起こすため、春分点や秋分点が黄道に沿って少しずつ東から西に動いていきます。これが歳差運動で、その周期が約25920年なのです。  (過去記事) 移りかわる北極星(2016/5/6)

 

 

天の北極に輝く星が変化するように、春分点も歳差運動により、黄道上を角度として、毎年50秒角(約0.014度)の速度で西に移動します。公転とは逆方向になります。二十四節気のうちの定気法では、春分点を基準としてます。

 

黄道十二宮とは(コトバンク)より

古代の天文学では、天球黄道の目印に、その南北それぞれ8°または9°ずつの帯域を定め、これを獣帯と呼び、だいたいその中に含まれる 12の星座を黄道十二宮と呼んだ。太陽は平均して毎月1宮ずつその星座を移っていくことになる。ただし、太陽はへびつかい座も通るが、これは黄道十二宮に入れない。十二宮にはそれぞれ性格が与えられ、この組合せで占星術が行われる。(引用終了)

 

「黄道十二宮と十二星座のずれ」より引用

 

黄道十二宮は、実際の星座の位置とはずれている!

名前からも想像できるように、これらの名前は星座名から来ています。もとは、春分点を基準に割り振っていくと、それぞれの宮にそれぞれの星座がいることから付いた名前です。実際の天体を観察してみると、どうも様子がおかしいことに気がつきます。白羊宮の位置にあるはずの牡羊座は金牛宮にあります。双児宮にあるはずの双子座も巨蟹宮にあります。どうやら、名前から推察されるはずの星座の位置が、1星座ずつほどずれているようです

 

 

これは、地球の歳差運動が原因でそのようなずれが生じているのです。地軸がぶれるということは、黄道と赤道の交点が移動する、つまり黄道上の星座の位置に対して春分点や秋分点が移動することを意味しています。黄道十二宮は、星座ではなく春分点を基準点としているので、当然この影響を受けてしまいます。

 

 

西洋占星学上は、この移りゆく春分点を基準として十二宮を30度ずつ割り振っていきます。あくまでも春分点が基準となり、実際の星座の位置は関係ありません。たとえば10月10日生まれの人は占星術上では天秤座となりますが、この人が生まれた時、太陽は乙女座の位置に座っていることになるのです。(引用終了)

 

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「暦を知る(2)」プラトン年=25920年をご紹介しましたが、黄道十二宮の基点になる「春分点」は、約72年に1度、約2,160年に30度、約25,920年(2,160年×12)で360度、すなわち1周します

 

「遥かなる影・天王星」において、「西洋占星術では、宝瓶宮の支配星で凶星であるとされます。変化を示し、改革、離別、不安定、電撃に当てはまるとのことです」と申しあげました。

 

 

皆さんもご存知だと思いますが、約2000年前(正確には紀元前)から始まった双魚宮時代から、現在は宝瓶宮時代へと移行しています。

 

西暦はイエス・キリスト誕生の翌年を元年としています。イエスは33歳で磔刑に処せられました。「わたしは再び戻ってくる」と言ったとか?宝瓶宮時代に戻ってくるのでしょうね~。

 

 

そういえば、天王星の磁場は自転軸から60度傾いていましたね。シュメールは六十進法、日本では十二支(12×5=60)、還暦(満60歳)、神道に三が多い(参拝・参道・三神・三柱など)

 

(過去記事) 地球の地軸の傾きと自転速度低下(12/19)

 

◎ 地球の歳差運動1周期は25920年

◎ ニビルの公転周期は3600年

◎ 36,000年~聖なる周期

◎ 春分点は2160年に30度

◎ シュメール粘土板に「12,960,000」

◎ ニネヴェ定数と銀河の1回転

「195兆9552億」と書かれた粘土板があります。この数字は「25920年」「ニビル周期3600年」「一日の秒数86400秒」「弥勒菩薩が救済にやって来る釈迦入滅56億7000万年後」などの数字でも割り切れます。他数字とのシンクロニシティは文末でご紹介します動画でどうぞ~♪てへぺろ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参考にした動画)

地軸が動く・惑星歳差運動 (前篇)

地軸が動く・惑星歳差運動 (後篇)