島崎藤村つながりが続きます。前々記事を参考にしてほしいのですが、藤村は岐阜県の有名観光地である「馬籠宿」で生まれ育ちました。

 

 

藤村記念館

 

清水屋資料館

 


◆館主より一言

清水屋は島崎藤村の作品「嵐」にでてくる「森さん」こと原一平の家です。この清水屋には藤村の書簡、掛軸、写真などをはじめ、江戸時代に宿場として栄えた頃よりの文書、書画、九谷、伊万里、唐津などの陶磁器、輪島の漆器類をはじめ宿場「馬籠」の生活文化史ともいえる数々の遺品が2階の資料館に展示してあります。機械文明の流れの中にある今日、遠い昔の私たちの先祖が残してくれた素朴なふるさとの心に深い郷愁を感じます。(引用終了)

(参考) 「木曽路.Com」 「木曽馬籠」

 

花咲徳栄の清水投手、田中校長にも驚きましたが、島崎藤村ゆかりの馬籠宿でも「清水」が出てきました。「嵐」という作品に「森さん」として出てくるそうです。嵐ねぇ・・・イミシン。えー

 

また、「夜明け前」も有名なのですが、「破戒」という被部落出身者を主人公にした小説があります。

 

 

破戒(Wikipedia)よりあらすじ

明治後期、信州小諸城下の被差別部落に生まれた主人公・瀬川丑松は、その生い立ちと身分を隠して生きよ、と父より戒めを受けて育った。その戒めを頑なに守り成人し、小学校教員となった丑松であったが、同じく被差別部落に生まれた解放運動家、猪子蓮太郎を慕うようになる。丑松は、猪子にならば自らの出生を打ち明けたいと思い、口まで出掛かかることもあるが、その思いは揺れ、日々は過ぎる。

 

破戒(映画)より

 

やがて学校で丑松が被差別部落出身であるとの噂が流れ、更に猪子が壮絶な死を遂げる。その衝撃の激しさによってか、同僚などの猜疑によってか、丑松は追い詰められ、遂に父の戒めを破りその素性を打ち明けてしまう。そして丑松はアメリカのテキサスへと旅立ってゆく。(引用終了)

 

破戒(予告)

 

丑松(うしまつ)という主人公の名前もそうなんですが、彼の父は

放牧牛の牧童をしていたのですが、牛に角で突かれて亡くなってしまうのです。埋め込み禁止の動画なのでURLを記載しておきますのでご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=iFWDKwVlTxA

 

それは「飾りじゃないのよ涙は」から始まった(2016/10/24)より

牛祭

 

「牛」といって思い出されるのが、広隆寺(京都太秦)における摩多羅神の牛祭です。そして牛頭天王(スサノオ)を御祭神とする八坂神社です。摩多羅神の頭巾には北斗七星が描かれており、如意輪観音曼荼羅にも北斗七星、スサノオと天之御中主神は妙見信仰(北極星・北斗七星)にもつながると言われています。

 

「大龍神と化す今ここ日本列島で宇宙銀河の奥の院『ミロクの世』の扉がついに開く」(著・森中光王)より

 

いずれにしましても、「封印されていた神々の復活」を感じさせ、旧時代システムの廃棄(スクラップ)から新時代システムの建設(ビルド)が益々加速化していくのを感じます。

 

(過去記事) モーゼが眠る街(3)(2016/6/11)

「北斗七星つながり」はまだまだ続く(2016/6/18)

 

2017年節分の恵方は「北北西」、サインがいっぱい(2/1)より

黒執事

 

藤村俊二さんの経歴を調べてみましたら、アニメ「黒執事」に登場する【タナカ】という執事は藤村さんをイメージしたそうです。それにしても・・・劇場版「黒執事」が全国公開されたのが1月21日です。藤村さんがお亡くなりになる4日前とは・・・(引用終了)

 

島崎藤村から1月25日にお亡くなりになりました藤村俊二さんを思い出し、当時の記事を読んでみましたら、再びの「タナカ」です。ありゃりゃ・・・これは一体どうなっているのやら?

 

今回ご紹介します曲は、「破戒」から「十戒」を連想しました。うーん

 

十戒(1984)(昭和59年 中森明菜)