あぐりのあぐりずむ

あぐりのあぐりずむ

好奇心旺盛な自分のため欲を満たす【手作りコスメ】メモ用ブログ

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冬がきてるよ、ぱっさぱさだよ!(゚∀゚ )


私は冬用のチンキは必ずBGで漬けます。しっとりとさせたいので。

夏に使いたいチンキはウォッカやエタノール水溶液。さっぱりとしたいので。


というわけで冬のチンキ、マロウを漬ける。



ブルーマロウとマシューマロウ。

ブルーマロウは漬けたとたん、綺麗な色が出てきました。(・∀・) 写真色が分かりにくいよ…。


あぐりのあぐりずむ

正体はウスベニタチアオイという多年草。ハーブティやお菓子の原料になります。

葉、花、茎、根、どこでも食える。お茶にして飲むと消炎作用、のどや胃腸の粘膜の保護・修復、美肌効果などが望める。昔はこれがお菓子のマシュマロの原料だったそうです。


【マシューマロウ ルート(根)】


マシューマロウは保湿のハーブ。別名アルテア。市販の化粧品にも成分に時々「アルテア根エキス」なんて見かけるのはこれ。
BG水溶液を入れて少したっただけでもうねっとりしてきた。質の良いでんぷんが豊富なので粘度の高いエキスがとれます。これを化粧水に入れるとしっっっっっとりするんだな。マシューマロウルート(根)には、炎症を緩和する作用があるんで、火傷のシップに使われていたとか。今回は時間がなかったので会社の昼休みに池袋の「生活の木」へ行き買ってきた。こちらでも買えます。>>ハーブの香り


化粧水に配合した場合は、とにかく保湿!!!なんせぱっさぱさですから!そして消炎。時々湿疹ができる私にはぴったりのハーブ。一度使ってからすっかり虜。


【ブルーマロウ(花)】


今回こちらは初挑戦。ウスベニタチアオイの花の部分。他にも色があるようですがブルーがよく知られているのでは。これでハーブティなんか作ったら目が覚めるような青色です。それはそれは綺麗な色。(・∀・) だから別名ビロードアオイなんて言われる事も。ブルーマロウのハーブティにレモンや蜂蜜をいれて酸性に傾けるとあら不思議。青色から見事なピンク色に。>>こちらにステキなお写真が

花のティーも呼吸器系にとてもよくて炎症を抑える働きが。のどがイガイガしている時に飲むと楽になるとか。


こうしてアルコール類でチンキにすると赤っぽくなります。


化粧水の場合はこちらも保湿は抜群。そして美白効果や皮膚をやわらかくしてくれる効果が望めます。>>ピーチピッグで買いました

どちらも肌質を選ばない万能型。仕上がりが楽しみ。

ぱっさぱさなもんで早く使いたい。orz



レシチン乳液実験2の材料がそろった。

とっととやっちまいたくてウズウズするところながら、前回の乳液がまだ残っている。顔に限らず、惜しみなく体に髪に夜昼問わず使っている。



さて。



手作りコスメをしていると、化粧水や乳液の作り方だけではなく、色々な成分の働きや間違った知識にもぶちあたる。 今日はその間違った知識のひとつであった「皮膚呼吸」について少し調べてみたのでメモをする。


人は皮膚呼吸をしている。正確にいえば「ガス交換」。


しかし 「私は皮膚呼吸を妨げられたら死ぬよ!」というのなら

あんたミミズかと。もしくは冬眠中のカエルなのだと思います。



それでは。



【定義】 まず呼吸と皮膚呼吸の定義は以下。


■呼吸


1.内呼吸:

 血液内の酸素が細胞に取りこまれ、

 細胞内の二酸化炭素が血液内に出されること。


2. 外呼吸:

 多細胞生物体が外界から酸素を取り入れ、

 体内で消費して二酸化炭素 (CO2) を放出すること。


■皮膚呼吸

 皮膚呼吸とは体表を用いて行われる外呼吸のことで

 上記定義の2にあたる



【疑問】


本当に皮膚呼吸を阻害したら死に至るのであれば、やけどなどに有効な「傷を密閉する湿潤療法」で一度に多数治療したら苦しくなるということになる。そしてお風呂は危険行為かと。長時間入ったら死ぬんですかそうですか。



んなばかな。



【結論】

皮膚に呼吸器官は備わっていない。ただし皮膚は「酸素を通過させる機能」をもっている。そして汗が出るときに二酸化炭素も一緒に出す。ということで、結論としては「人は皮膚呼吸をしている」といえる。

ただし、呼吸の量はかなり微量で全体の1%以下。すーはーすーはー呼吸してると思ったら大間違い。

基本的に「汗や皮脂を分泌する重要な皮膚は排泄器官である」。

完全に覆ってしまうことにより、汗を放出できなかったり体温の調節ができなかったりすればそれはまずい。熱中症になって死に至ることはある。全身に何がしかの物質を塗りたくり死に至るケースはこれにあたり、皮膚呼吸関係ない。



【美容に関して】

まあ確かに皮膚から何かしらの物質を塗って長時間「毛穴」をふさいでしまえば「皮脂の流出が悪くなり」ニキビのひとつや二つできても何も不思議はないでしょうね。たとえば化粧しっぱなしで落とさないとかね。



皮膚呼吸ができないと死んでしまうオハナシは、映画007で全身に金粉を塗りたくって殺害するシーンからのイメージではないかと言われているそうだ。実際、全身にコールタールを塗った人がお亡くなりになる事故が発生している。それは皮膚呼吸のせいではなく代謝ができなくなったせいなんだそうだ。

皮膚呼吸が死因にならなくとも代謝を妨げれば死因となる。くれぐれもそこは気をつけねばならない。



今日の日記のサブタイトル ~ミミズだった私の暗い過去~ 


私は膚呼呼吸出来なかったら死ぬと思っていましたw



ここ数日、界面活性剤について少し知識を深める事が出来ました。

その筋の方が質問に答えてくださったので、近々それも日記に書きます。

ひそかに レシチン乳液実験2 の材料準備と情報収集(材料屋に問い合わせ)に取り掛かっているが。 >>レシチン乳液実験1はこちら

日頃石鹸で髪を洗っているため、クエン酸リンスも手づくり。そのリンスが切れた。orz


毎回「あれ?(・∀・)」と忘れるのでクエン酸リンスの材料をメモがてら色々と。


精製水は一度蓋を開けてしまうとすぐ痛んで雑菌の温床になってしまうので、化粧水や乳液の余りで作るといいのかもしれません。

が。

どーせ洗い流すんだからわざわざ腐りやすい精製水やフローラルウォーターなど使わん!w

私、化粧水ですら湯ざまし(夏はイヤイヤながら成分に気を付けて安い化粧水を利用)。

リンスは私的に塩素が入って多少は腐りにくい水道水で十分でござる。


リンスの問題点は香り



夏なんぞ汗かいたあとは皮脂の匂いが気になって無臭のクエン酸リンスなんぞとてもじゃないが使えない。お酢を使ったリン酢も個人的に論外です。酢の匂いがたまらん。かといって精油は揮発性が高く、香りが持たない。


という事でピーチピッグの フレグランスオイル を愛用。 この時の入れ物は unTiens の容器だが、今は100均のドレッシング用の容器を使っている。サイズも使い勝手も良いので。



あぐりのあぐりずむ


[材料]


水…350cc

クエン酸…40g

エタノール…少々

椿オイル…数滴~小さじ1/2(様子を見ながら好みで)

ハイビスカスチンキ…小さじ2

ローズヒップチンキ…小さじ2

フレグランスオイル…小さじ1(好みで様子みながら)

 ⇒ローズ1:サンダルウッド2 のブレンド


[作り方]


エタノールにチンキと椿オイルとフレグランスオイルを瓶にいれて少し振って混ぜたら水を入れて更にクエン酸を入れて振るだけ。

ただし、口の細い入れ物だとクエン酸がくっついてしまうので、先にコップか何かに水とクエン酸を入れて混ぜておいた方が無難w じゃないと口にくっついたつぶ取りがめんどくさい。


[使い方]

洗面器6~7分目のお湯におちょこ一杯を入れてまんべんなく髪にかけて洗い流す


毎回こんな感じ。チンキはあったりなかったり。ハイビスカスを入れると綺麗なピンク色に。

時には洗顔で超愛用しているベントナイトクレイ を入れてみたりもする。


髪を乾かすときは「これ大丈夫?」というくらいあまり香らない。が、なぜか乾くと香る不思議。

ピーチピッグのローズ+サンダルウッドの自己ブレンドが大好き。他ホワイトジンジャーもリンス向けのさわやかな香り。


レシチンを調べているうちに分かったが、レシチンはとても髪にいいらしい。

なので「レシチンで乳化させたクリームリンス」を使っている人も多い様子。今度作ってみるか!おそらく乳液とそう作り方は変わらないのでは。

レシチントリートメントなどもいいかもしれない。持て余してるキサンタンガムを使い切ってしまえるかもw


レシチンといえば腐りやすい。というわけで防腐についてあれこれ。
手作りコスメ基材にはどんな防腐剤があるのか改めてピックアップ。



【水分の防腐剤】


GSE [グレープフルーツシードエキストラクト]

525円/20ml (ピーチピッグ)

グレープフルーツの種から抽出された水分用天然防腐剤。


[配合量]
材料に対して0.5~5%(標準で2%くらい)の濃度で使う。
(化粧水100mlに対して小さじ1/2程度)


[特徴]
石けんや化粧水、乳液・クリームの水分防腐などに使用できる。またGSEを化粧水に入れると弱酸性になる。
オイルの酸化防止作用はない。
ハーブティや生薬エキス、ヒアルロン酸やガム類(キサンタンガム・グアガム等)と相性が悪く沈殿物が出る。


クエン酸銀  ← new

クエン酸と銀(殺菌・消臭効果があるとされる)で作られた防腐剤。

1300円/30ml (ピーチピッグ)


[配合量]
全量の0.1~0.3%でご使用(全量50mlに1~2滴)


[特徴]
水の雑菌の繁殖を防ぐ効果があるが、オイルの酸化防止効果はない。
相性が悪い成分は特にないので、ハーブティや生薬、ヒアルロン酸が配合された化粧品に利用可。
ただしハーブによってはクエン酸を加えたときのように色が変わる場合があります。
(例えばローズやハイビスカスは鮮やかな赤ピンクになる)


他にもこんなに沢山。


ナッツピールエキス  1,680円円/20g(ぴのあ)

■オーガニック大根の根発酵液 (天然防腐剤) 1300円/30ml (ピーチピッグ)

■アスペンエキスパウダー (植物エキス防腐剤) 1500円/10g (ピーチピッグ)




【油分の酸化防止剤】


ROE [ローズマリーオイルエクストラクト]

ローズマリーオイルから抽出されたオイル用天然抗酸化防止剤。パウダーもある。

420円/20ml (ピーチピッグ)


[配合量]
全体量の0.1%~0.2%の配合(50mlのオイルに1,2滴くらい)


[特徴]
手作りクリーム・乳液や石けん、クレンジングやジェルなどに使用できる。
また、オイルの酸化を防止するだけではなく、香りや色も長く保存する効果がある。
水分の防腐作用はない。


ビタミンE(トコフェノール)オイル

主には大豆油、ナタネ油などから得られ、基本的には他のベースオイルとなる植物油に混ぜて利用するもの

525円/20ml (ピーチピッグ)


[配合量]
濃度による


[特徴]
乾燥肌を和らげる効果がある。入れ過ぎはNG。




【油水両方の防酸化防腐剤】


■TGR

GSE+ROEにティートゥリーから抽出された成分が入ったもので、更に食品グレードの保存剤も含まれる。
(アゾニジニル尿素・メチルパラベン・ポリパラベンが0.5%含)

750円/5ml (オレンジフラワー)


[配合量]
0.5%


[特徴]
水と油の両方に溶けるため、手作りコスメのあらゆる種類に使用できる。



まだ他にもありそうだけどとりあえずはこんなかんじ。

体質(アレルギー)に気を付けて価格と相談しながら使用感で決めていくとよいのだろう。

レシチン乳液 実験1の続き。


さて、まる一日経った経過。今日は思いのほか暑かったので、途中から乳液を冷蔵庫に入れた。

レシチンの乳液は、乳化がうまくいってない場合冷やすと分離しやすい、と聞いた事がある。しかしただでさえ腐りやすいレシチン乳液に大した防腐処理をしていない(ナッツピールとROEのみ)ので、今日の気温で常温は怖いw

まあ実験だからいいとして冷蔵庫の冷えすぎない場所に入れてみた。


□■一日後の観察■□


【状態】 分離なし。


あぐりのあぐりずむ

とりあえずは無事だったが、数日後分離してたとかトラウマが蘇る(まあ分離しても直前に瓶を振れば問題ない)。今回はクリーマーなどは一切使わず、ただひたすら瓶を振った。20分は超えていたと思う。正直めんどくさいが、クリーマーを遣うよりはマシと思った。とにかく手間がかかりすぎるのは嫌。


レシチン乳液のコツを調べたところ主には以下の通り。


1.湯煎による加熱と温度管理

2.乳化させる際には水分を少しずつ加えながら」クリーマーで攪拌

3.室温に冷めるまでひたすら攪拌し続ける

4.レシチンに慣れていないうちはキサンタンガムの力を借りる

5.すぐに冷やさない


今回調べるにあたり、こちらのblogを参考にさせていただいた。

ただでさえ難しいレシチンに加え、サンブロックとかすごいんですど…


>> ひぐらし スクワランのレシチン乳液

>> shine 簡単なレシチンクリームの作り方


【コツの通りやったつもりで失敗した過去】と、温度管理適当、水分を一度に容器に加えてクリーマーを使わず振り続けるという【コツ丸無視で1日経って分離しない今回】違いがよくわからない。突き止めたい…。


【テクスチャ】:さらさらめの乳液のまま


嫌いなキサンタンガムはごく少量にしたので、テクスチャはゆるゆる。一晩おいても完全に「乳液」でした。泡立てる前の生クリームに近いかんじ。もう少し硬い方が垂れたりれず使いやすいのかもしれないが、まあ満足。のびがよくつけたあと肌がふくよかに感じるレシチン独特の良さを実感。


見た目はROEとナッツピールエキスを入れたので色は成分無調整豆乳のよう。


当面これを顔・体に使いつつ、その後の分離・腐敗の観察も続けながら次の実験と防腐処理について考えるとしようか。

さて、乳化剤を使わないクリーム(ジェルクリーム) では乾燥するこれからの季節に耐えることができないためレシチン乳液の開発。まずは実験その1。


レシチンパウダー… 過去のトラウマが蘇るキーワード。
エマルシのぬるっとした感触がどうしても好きくない私が、初心者の状態で初めてチャレンジした乳液の乳化剤。水素添加されていない天然のものを購入しました。

ええ、そして失敗しましたとも。ばっちり分離しましたわ。



キサンタンガム… 乳化を助けてくれる増粘剤。アロエベラで作るクリームと原理は同じ。ジェル化してくれるもの。これがまた混ざりにくくてダマになる。あの粉をほんのちょびっとずつ入れてダマにならないようにとかめんどくさすぎる。キサンタンガム、嫌いですが何か?

水分のうち1/3~半分をアロエベラジェルに置き換えてもキサンタンガムと同じ効果(粘土による分散安定で乳化を助ける)が得られるとは思ったが、失敗するとコスト的にイタいので今回は直前まで迷いつつキサンタンガム使用。レシチンをよく練れば使わなくていいという「レシチン使い」たちの声もあるが、レシチン素人の私は使うとする。


失敗はしたものの、レシチン乳液の使い心地は良く知っている。


エマルシのような合界のニュルニュル感とはまた違う。何と言えばいいか…なんとなーくふんわりします。液体なのにふかふかした軽いカンジ。そして伸びがよくて保湿ばっちり。まろやか、とでも言えばいいんでしょうかね。


ネットで色々なレシピ・作り方を参考にして以下のレシピを打ち出してみた。(なんで素直にその通りつくらないんでしょうねえ…)写真には使っていない(迷った)ものも混じっている。


あぐりのあぐりずむ


[材料A]:油溶性成分


シアバター 2g
ホホバ&アーモンドオイル 10g
レシチンパウダー



[材料B]:水溶性成分


水 50g
トレハロース 4g
はちみつ 少々

グリセリン 少々
キサンタンガム 一つまみ
ナッツピールエキス 少々



[材料C]:成分

ROE 数滴
精油
・ローズマリー 3滴
・ネロリ 2滴
・ティートゥリー 1滴




[作り方]


1.蓋つきガラス瓶に[材料A]を入れる(蓋はしない)

2.ビーカーに[材料B]を入れる

3.1と2を湯煎にかけてよくかき混ぜながら材料を溶かし60度まで温める

4.1の瓶に[材料B]を全部流し込む

5.蓋をしてタオルでくるみ(急激な温度低下を防ぐため)少し振ったら一度蓋をあけて空気抜きする

6.中身が室温になるまでさぼらず振る

7.室温になったら[材料C]を入れて1分ほど振る

その後は気が済むまで振ったらできあがり。





【実践】


今回蓋つきで良い瓶がなかったのでビーカーを使用。
シェイク専用にアロエベラジェルの容器を利用。


▼シアバター2g軽量しまーす。


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▼レシチンパウダー1g軽量しまーす。


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▼オイル軽量はいりまーす(この中に[材料A]をぶち込みます。)


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▼トレハロース4gはいりまーす。


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▼水の軽量はいりまーす(この中に[材料B]をぶち込みます)。ついでに防腐としてナッツピールエキス入れてみました。レシチン乳液に対してどこまで効果を発揮するかは知らぬ。(未知


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▼[材料A]と[材料B]が入ったビーカーを湯銭にかけまーす。


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▼温度が60度くらいになったら湯銭からはずしてシェイク用の容器に入れてタオルを巻き、ひたすら室温にさめるまでサボらずガッシャガシャ降り続けまーす(ふって少ししたら一度空気抜き)


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▼キサンタンガムを入れ忘れてまーすw ちょっとずつ入れるとかもうかったるいのでひとつまみ「ボッ」といれまーすwww orz


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▼もう一度タオルを巻いてひたすら振りまーす。なんだか20分近く振ってた気がしまーすww


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▼室温まで振り続けたので[材料C]を投入して気が済むまで振って乳液用ボトルに詰め替えまーす。


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薄いクリーム色の乳液が出来上がりました。(・∀・) グリセリン入れるの忘れてまーすw


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豆乳…(・ω・)?




【出来栄え】


まだ出来立てほやほやなので、少し寝かしてみないと分からないですが、テクスチャは緩め。クリームではなく完全に乳液です。ただこれはキサンタンガムの量に左右されるでしょうねえ。
ところどころところどころ小さなキサンタンガムのダマが見受けられる。なぜならキサンタンガムを入れ忘れて、シェイクしてる途中で一度に投入したからでしょうねぇwww


orz


まあキサンタンガムの小さなダマなど毒でも何でもありませんからほっとくけど。ほんとにキサンタンガム嫌いだわ。


さあ、問題はここからです。

分離するかどうか。一日室温で放置してみたいと思います。



レシチン乳液は腐りやすい。防腐についてもっと考えなくてはならないな…。

こういった理由 により、秋冬用乳液として自分の中でレシチンにスポットがあたった。


ちなみに私がレシチンにこだわるのは、ポリソルベートのニュルっとした感触が嫌いだから。植物性ワックスなるものがそれにあたる。あとはレシチン自体に保湿効果があり、使った後肌がふくふくとする感触が好きだから。

また素人個人が界面活性剤を上手に使いこなせているのかどうかがよくわからず、なんとなく疎遠にしてきた。別に界面活性剤を否定する気はない。


界面活性剤について素人ながら、今現在の自分の認識を記しておく。後に新たな知識が入り、また変化する可能性もある故、現在の考えを忘れて混乱せぬよう留めておこうと思う。



【界面活性剤とは?】


分子内に水になじみやすい部分(親水基)と、油になじみやすい部分(親油基・疎水基)を持つ物質の総称。極性物質と非極性物質を均一に混合させる働きをする。


化粧品に使われる場合は主に以下の用途で使われている。


■洗浄:<クレンジングや洗顔>汚れを洗浄する目的(洗い流す)
たとえば台所用の洗剤などは界面活性剤が油を水に溶け込ませることによりお皿についた油汚れを落としているのと同じ原理


■乳化:<クリームや乳液>水分と油を乳化させる目的
クリームや乳液は、水と油に界面活性剤(乳化剤)を加えることによって乳化させたエマルション。界面活性の力が「乳化」に利用されている。


■浸透:<化粧水など?>

これについてはよくわからず。肌のバリアを壊して云々、というやつでしょうか。化粧水に油溶性成分が入っていないにも関わらず合成界面活性剤が入っている場合などがそうなのか?(謎



【界面活性剤は悪いもの?】


何かと悪者にされがちだが、界面活性剤の善悪について調べてみても両極な結論が混在する状況では私の素人知識程度で語れるはずもなく。
ちなみにここでいう「調べてみた」というのは「オンライン上にある情報を閲覧した」という意味。たとえばこんな記事とか。


>> 美しいお肌をつくりましょう 化粧品の毒性を判定?

>> 主婦と科学 研究レポートその14 マヨネーズはコロイドだった!

>> 界面活性剤とわたしたちの暮らし

>> MOLTOLICE 誤解が多い?化粧品の界面活性剤について【1】~【2】

>> Wikipedia 界面活性剤

>> 美の豆っち <レシチンのお話し>

>> ゼノア化粧品 サーファクチンという天然の界面活性剤  



【現在の自分の理解】


様々な界面活性剤や、少ない配合で効果的に乳化する技術の開発なども行われている今、色々な意味で「乳化=メーカーの技術」だと思っている。
そんな中界面活性剤が入っていれば全部肌に悪い、という見解は短絡的すぎる。合成界面活性剤で気をつけなくてはならない、また気にしなくてはならない事は乳液・クリームなどの【乳化】に使われている界面活性剤を心配することではなく(力は乳化に使われてしまっているため)、「界面活性剤が入ったクレンジング剤や洗顔剤を一切肌に残さないこと、また強すぎるクレンジング剤に気をつけること」なのではないかと思った。そこで洗顔やクレンジングには何を使えば?という話しにもなるが、ここでは話しがズレるのでその話題はペンディングする。

まあ他には、水溶性成分のみの化粧水に界面活性剤が入っていれば、ああん?(・ω・)?という事にはなるし、クレンジングなども洗浄成分が強いものに関しては気になるところ。
汚れだけじゃ力をもてあましてセラミドにまで結びついちゃわないでね!という。とりあえずはこういう事でいいのではと今現在は認識しようと思う。



【現在の自分の疑問】


今私が不安と疑問に思うこと。

界面活性剤を素人個人が扱って大丈夫?界面活性剤自体は悪いものじゃなくてもうっかり悪いものができちゃってない?という素人ならではの不安が取り除けるソースがないという言い方はかっこよすぎて、要するにそこが理解できる頭がないw「乳化=メーカーの技術」と思えば思うほどそう思う。


どうなんでしょうね?いつか理解できる日がくるかしら?


えそんな疑問を持ちながらも、疑問が解決されることない状態で作ることをやめようとしない自分はアレですわね。まあ疑問は疑問という事でw



さて、今回の乳化剤を使わないクリームの使い方というか、化粧品としての位置づけ

このジェルクリームに関しての記事は、気が付いた事があればまた書くとしてここまでに。


最後の実験。


夏から初秋にかけては本当に大活躍してくれたこの乳化剤を使わないジェルクリーム。

乾燥が始まるこれからの季節はどうなのか?ということで、こちらの記事 で、冬用に重たいオイルを試してみよう、と言っていたが。かなり乾燥してきており、顔がパサパサしてきたのでとっとととやってみた。


今回はハンガリーウォーター風ナイトクリーム

ハンガリーウォーターのチンキを使った化粧水を作ってきたが、今回は精油バージョンでナイトクリームを作る。レモンの精油が入るのでもちろん高毒性を考慮して夜用。だからナイトクリーム。


あぐりのあぐりずむ


[材料]

アロエベラ 30ml

キャリアオイル 10ml強

 ・キウイシード

 ・マカダミアナッツ

精油

 ・ローズマリー 2滴

 ・レモン 2滴

 ・ローズ・オットー 1滴

 ・ネロリ 1滴

 ・ミント 1滴

 ・フランキンセンス 1滴


作り方はいつもの通り。失敗しないコツ 1 と 2 に気を付けながら、ノズルキャップを通し、オイルは少しずつ入れる。


できますた。キウイシードが黄色みが強いので、うっすらクリーム色した白いクリームになりました。香りがまたイイ。


あぐりのあぐりずむ

さっそくその日の夜から使ってみました。



足りぬ。


蓋としての力がまったく不足。重たいオイルを入れれば何とかなるかと思っていたが足りぬ。


そして、沢山付ければ何とかなるかと思ったら、ベラジェルのおかげでモロモロしてくる。モロモロが大嫌いな私にはとんでもないw


原因を考えてみた。


というか、考えるまでもなくオイル不足。

乳化剤なしで作るため、どうしても抱き込めるオイルの量には限界がある。


でもあのさっぱりとした使い心地は捨てがたい。その上、カモミールジャーマン入りのジェルクリームは薬のようにかゆみによく効く。使い心地といい効き目といいこれだけは手放せない。


あぐりのあぐりずむ


使い方を考えてみた。



1.夏用クリームとして使う

秋冬、初春は蓋としての機能不足だが、初夏~初秋にかけては化粧水のあとこれだけでOK、むしろ最適。アロエベラに防腐剤が入っているので腐りにくく夏に向いている。


2.別途乳液を作り美容液・抗炎症用として利用する

すぐにかゆみを持つ私の肌にはカモミール入りのこのクリームは絶対必要。一年中持っていたい。


3.さらなる保湿成分を入れる

セラミドや植物性プランセタ、ヒアルロン酸などの保湿成分を入れてみる?


秋冬初春は、とりあえず 1 と 2 として使っていこうと思う。で、2 場合には別途乳液が必要となる。

3は予算的になんとなく嫌、お断りだ!どうすればお安く簡単にできるか、という事を考えるのも楽しみなのでこちらはペンディング。


さて、そうなると秋冬用の別な乳液が必要でござる。


前にも書いた通り、合成界面活性剤のあのにゅるっとした感覚はきらい。(´・ω・`)

となると残るは天然乳化剤のレシチンか。


あたらしい乳液を開発するとします。。。

レシチンの乳液は失敗しやすくむずかしいというイメージがある。色々調べてみますかね。


それまではジェルクリームのあと、アルガンオイルで蓋でしのぐ。


乳化剤を使わないクリーム、もう一つの失敗なく作るコツ。


それはオイルの入れ方


全体量の3分の1以下にした方がうまくいきます。


そして、最初にオイルの分量中まず少量を入れて精油を希釈し、アロエベラを入れてガシャガシャした後、少しずつオイルを足していった方がうまくいきます。



全量のオイルで精油を希釈し…


あぐりのあぐりずむ


全量のベラジェルをキャップノズルから入れてガシャガシャしたら…



あぐりのあぐりずむ




失敗した事があります。(´・ω・`)




失敗した写真を撮影しておくべきだった。テンションだだ下がりでうっかり。orz

気を付けようと思った。


新しいベラジェルの中に少しずつ失敗作を入れてガシャガシャしーのでまあなんとか収まりました。

今日はお気に入りのエッセンシャルオイル を使って液体の香水を作る事にしました。

この精油はローズ・オットー&サンダルウッドなわけですが、このロットはどうもローズが強め。というかサンダルウッドがあまり香らない。
サンダルウッド好きの私としては非常に残念な感じですが、その分インド産のサンダルウッドを足すとしましょう。うむ、次のロットに期待。


あぐりのあぐりずむ

[材料]※出来上がり4.5ml

・精油 1ml強
・無水エタノール 3ml強
・容器[アトマイザー/無印]


[作り方]

アトマイザーに材料を入れて軽く振って一週間寝かせて熟成後完成。


どことなくエロイ香りの香水が出来ました。(・∀・)熟成期間が明けたら使います。原料が精油なので光に当てぬよう、無印のアルミケースに入ったアトマイザを使用。



今回作った香水は濃度で言えばパルファン(パフューム)ですが、細かい事は気にしません。「アロマの香水」ってことでいいんだ。

精油が原料の香水なので、まわりに香りを振り撒く目的ではなく自身のリフレッシュ用と考えてよいかと。なので眠たくなった時用にローズマリーを使ったものなど、数種あってもいいかもしれない。気が向いたら作ってみよう。


今回私はローズ・オットー&サンダルウッドのブレンドを利用したので、ミドルノートとベースノートの組み合わせですね。

>>各ノート(香りの強さ)についてはこちらを


以前にも精油の香りについて色々書いた事がありますが、今回も少し香水についてもう少し探ってみる。


香水とは、香料をアルコールに溶かして作られたもの。香料は天然のものから人工のものまで色々。

香水は人間の体臭と混ざりあって香るため、その人のpHや水分・皮脂量や、皮膚を構成するアミノ酸の違いで香りに個人差が出るとか。

そして時間がたつと香りは変化します。(ノートについて



■パルファン(香水)/ Parfum(P)
濃度:15~30% 持続時間:5~12時間
濃度が高いため少量で効く。香りが深く持続時間も長く楽しめる。豪華で贅沢を極めており、価格を高めに設定するメーカーが多い。


■オーデパルファン(オードパルファン)/ Eau de Parfum(EDP)
濃度:10~25% 持続時間:5~12時間
パルファンに近い濃度ながら価格を押さえめで種類が豊富。パルファン(香水)と同じぐらいの持続時間を持つ。


■オーデトワレ(オードトワレ)/ Eau de Toilette(EDT)
濃度:5~10% 持続時間:2~5時間
香り立ちがやわらかく、数時間でほんのり香りが残る。日常に気軽に使える。


■オーデコロン/Eau de Cologne(EDC)
濃度:1~5% 持続時間:1~2時間
薄くライトに香るのでシャワー感覚で。ユニセックスで使えるものが多い。



過去の記事はこちら

 ・精油 -香の強さについて-
 ・ソリッドパフューム(練香水) -レシピ-