乳化剤・合成界面活性剤を使わない乳液・クリーム その9【基礎化粧品としての使い方】 | あぐりのあぐりずむ

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さて、今回の乳化剤を使わないクリームの使い方というか、化粧品としての位置づけ

このジェルクリームに関しての記事は、気が付いた事があればまた書くとしてここまでに。


最後の実験。


夏から初秋にかけては本当に大活躍してくれたこの乳化剤を使わないジェルクリーム。

乾燥が始まるこれからの季節はどうなのか?ということで、こちらの記事 で、冬用に重たいオイルを試してみよう、と言っていたが。かなり乾燥してきており、顔がパサパサしてきたのでとっとととやってみた。


今回はハンガリーウォーター風ナイトクリーム

ハンガリーウォーターのチンキを使った化粧水を作ってきたが、今回は精油バージョンでナイトクリームを作る。レモンの精油が入るのでもちろん高毒性を考慮して夜用。だからナイトクリーム。


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[材料]

アロエベラ 30ml

キャリアオイル 10ml強

 ・キウイシード

 ・マカダミアナッツ

精油

 ・ローズマリー 2滴

 ・レモン 2滴

 ・ローズ・オットー 1滴

 ・ネロリ 1滴

 ・ミント 1滴

 ・フランキンセンス 1滴


作り方はいつもの通り。失敗しないコツ 1 と 2 に気を付けながら、ノズルキャップを通し、オイルは少しずつ入れる。


できますた。キウイシードが黄色みが強いので、うっすらクリーム色した白いクリームになりました。香りがまたイイ。


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さっそくその日の夜から使ってみました。



足りぬ。


蓋としての力がまったく不足。重たいオイルを入れれば何とかなるかと思っていたが足りぬ。


そして、沢山付ければ何とかなるかと思ったら、ベラジェルのおかげでモロモロしてくる。モロモロが大嫌いな私にはとんでもないw


原因を考えてみた。


というか、考えるまでもなくオイル不足。

乳化剤なしで作るため、どうしても抱き込めるオイルの量には限界がある。


でもあのさっぱりとした使い心地は捨てがたい。その上、カモミールジャーマン入りのジェルクリームは薬のようにかゆみによく効く。使い心地といい効き目といいこれだけは手放せない。


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使い方を考えてみた。



1.夏用クリームとして使う

秋冬、初春は蓋としての機能不足だが、初夏~初秋にかけては化粧水のあとこれだけでOK、むしろ最適。アロエベラに防腐剤が入っているので腐りにくく夏に向いている。


2.別途乳液を作り美容液・抗炎症用として利用する

すぐにかゆみを持つ私の肌にはカモミール入りのこのクリームは絶対必要。一年中持っていたい。


3.さらなる保湿成分を入れる

セラミドや植物性プランセタ、ヒアルロン酸などの保湿成分を入れてみる?


秋冬初春は、とりあえず 1 と 2 として使っていこうと思う。で、2 場合には別途乳液が必要となる。

3は予算的になんとなく嫌、お断りだ!どうすればお安く簡単にできるか、という事を考えるのも楽しみなのでこちらはペンディング。


さて、そうなると秋冬用の別な乳液が必要でござる。


前にも書いた通り、合成界面活性剤のあのにゅるっとした感覚はきらい。(´・ω・`)

となると残るは天然乳化剤のレシチンか。


あたらしい乳液を開発するとします。。。

レシチンの乳液は失敗しやすくむずかしいというイメージがある。色々調べてみますかね。


それまではジェルクリームのあと、アルガンオイルで蓋でしのぐ。