インタビューでの正解、不正解の応答について | 言語分析未来予測

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 記者からの質問に応える山路さんだが、そんなインタビューの応答を検証してみよう。

 麻木さんとの付き合いを大桃さんに隠していたことについて、裏切りなのでは?
山路「だから、僕が悪いんです」

 これは「開き直り」と批判されたが、実際は正しい・正解の応答である。
 山路さんの応答は、言い訳に終始しているから、世間一般である不倫を認めて、「だから、僕が悪いんです」と締めくくるのは、ひじょうに正しい。

 山路氏はジャーナリストですが、仮に当事者じゃないとして今回の騒動をどう伝える、
山路「あのー、僕はこの事件は取材しないと思いますけど」(場内爆笑)

 これは不正解というよりは嘘と言えるものだ。
 報道では「APF通信社が起こした不祥事が原因で、テレビ局からの仕事依頼が激減」と書かれているので、依頼があれば、僕・山路さんは取材しなくても、部下に指示して取材をさせたろう。

 --大桃は納得できないまま離婚に至ってしまった
山路「彼女の気持ちを逆にあの会見で知った。(当時は)別れたくないという言い方よりも『もうちょっと頑張れないの?』という形だった」
 --麻木とつきあい始めるときに「破綻してる」と言ったことと、それを大桃に告げるのが遅れたことが一番の反省点
山路「いやー、まさしくおっしゃる通り。それは僕の言えなかった弱さであるし。ただ、彼女を傷つけず、上手に別れたかったという思いもやっぱりあって言えなかった」
 --大桃さんとの離婚の理由は自分が作った
山路「自分の心が作った」

 ここは正解と言うよりも、本心が語られているところだ。
 「彼女の気持ちを逆にあの会見で知った」と言っている以上、大桃さんの衝撃のつぶやきからの会見は、山路さんの耳に、はっきり届いたと言っていい。
 さすがTwitterである。日本の中心でつぶやいたら、世界中に叫んでしまうほどの威力だ。元夫がミャンマーからすっ飛んでくるほどだ。

 ジャーナリストの世界について、
山路「命がけで撮って帰ってきてもビジネスとして成立しづらい」「市川海老蔵さんやのりピー(酒井法子)事件で、我々の撮ってきたものが、すっとんでしまうぐらいのもんですよ」

 これは不正解。ジャーナリストなのに、いや、ジャーナリストだからか、自分が渦中の当事者である意識が薄い。今現在「市川海老蔵さんやのりピー(酒井法子)」と山路徹が方を並べていることを、気づいてないのか、気づかないふりをしているのか、無視をしているのか、であって正しくない。
 正解の応答は、こうだ。

 ジャーナリストの世界について、
山路「命をかけて取材をしてきたつもりが、今や自分がそんな記事をすっとばすスキャンダルの当事者になってしまったとは、ひじょうに心苦しい気持ちだ」

 「ジャーナリストとして自身をどう評論する?」と問われると、
山路「ジャーナリストも人間ですからね。人を好きになるのも嫌いになるのも理由はないじゃないですか。男女の関係を言葉にするのは大変難しい…」

 これも不正解です。前の正解の応答と一致させましょう。正解は、こうです。

 「ジャーナリストとして自身をどう評論する?」と問われると、
山路「何やってんだ俺、という評価です」

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