ロビンちゃん「では、ラークさんやおばあちゃんと一緒に収穫したきゅうりを使って、カフェの開店前に、漬け物作りをします🥒にっこりキラキラ

 

マレットちゃん「生のきゅうりって、あんまり長く持たないですからね。
せっせと漬けて、効率よく消費してゆかないとニコニコ
 
クックちゃん「へえ、随分沢山漬けたね、ロビンびっくり 僕らも手伝うよウインク」 
ユールニッセ「わあ、美味しそう!おねがい…漬かってるピクルス、お味見してみてもいい?よだれ
 
ロビンちゃん「いいよ。じゃ、数日前に漬けといた方、このビンのピクルスを出すね。
形のまま漬けてある、ミニきゅうりですニコニコ
クックちゃん「頂きまぁ~すほんわか
…あっ、さっぱりしてて、凄く美味しいおねがいキラキラ
 
マレットちゃん「ちょうど、食べ頃になりましたねっおねがいこのビンは。
これ以上漬けると、逆に古漬けになりそうです」
 
ロビンちゃん「そうだね、このビンのピクルスは、早めに使い切らないと…にっこり
 
ユールニッセ「うん、歯ごたえも酸っぱさも、ちょうど良い感じ。唐辛子もほどよく効いてるよだれ
クックちゃん「ディルを少し加えたのも、正解だったんじゃないかな。良い香り🍃照れ
塩加減も悪くないね。…じゃ、どんどん漬けてこうほっこり
 
ロビンちゃん「うん。それじゃ、僕はきゅうりをどんどん切ってくから、皆さん、瓶詰にしてピクルス液に漬ける作業、宜しくお願いしますほんわか
 
100均樹脂粘土のきゅうりと、レジンで固めたそのピクルス。唐辛子はそのまま、本物の乾燥唐辛子を使用🌶️
 
・・・・・
 
ロビンちゃん「はい、今日の作業終わり。皆さん、手伝ってくれて、どうも有り難う。
それでは、開店までの間、おやつタイムにしましょうほんわかコーヒー
今日のロビンカフェのおやつは、シュークリームと黒豆茶です。これを食べ終わると同時に、カフェ開店ですニコニコ
ユールニッセ「ひゃ~キラキラ僕、シュークリーム大好きハートよだれ
 
クックちゃん「凄いねえ、ロビンは…驚き
最近、お菓子やパンなら、何でも器用に作っちゃうねおねがい
 
樹脂粘土のシュークリーム。中のクリームは軽い紙粘土、かかっているパウダーシュガーは、白い樹脂粘土を固めて卸金ですりおろしたもの。
ロビンちゃん「僕、少しずつ、パティシエの勉強を始めてるんだほんわか
ラークさんがね、僕とクックちゃんとマレットちゃんを、大きくなる前に一度、ナースチャがいるP市に連れてってくれるって言ってたんだよほんわか
F国って、パンやスイーツやカフェでも、世界的に有名なんだねおねがいその話を聞いたら、旅行があまり好きになれない僕も、P市に行ける機会があるんだったら、一度は行ってみたいって思ったんだカップケーキコーヒー
 
ユールニッセ「へえ、君たち、F国に行くのかい?驚きハッ
 
クックちゃん「うん、何か月か先のお話だけどねニコニコ
ラークさんが、仕事で向こうに行く機会が出来た時、農作業にも余裕が出来る時期に、一緒についてゆくことになってるの飛行機
マレットちゃん「わ、私も楽しみなんですっニコニコ飛び出すハート
F国語のお勉強、好きですし、F国のお伽噺や伝説や歴史を、色々調べてみたいんですおねがい
F国の歴史は、ドラマチックだけど、恐ろしくて悲惨ですし、闇も深いですね…🤔汗中でも特にP市は、かつて物凄い数の人達が血みどろで戦って、夥しい回数の公開処刑もされた街で、人の血の流れたことのない土地は、一ミリ四方も無さそうですドクロ
でも、凄く興味を持ちましたっほんわか都会にはもう、住みたくないけど、観光に行く分には、大都市というのは、どこも色々歴史があって、面白いんですよおすましペガサス本
クックちゃん「僕も、F国について、地理とか自然環境とか産業とか、色々調べ始めてるよニコニコ
いつかは僕、世界中を旅して回るんだから照れ🧳🌎」
 
ユールニッセ「へえ。みんなそれぞれ、行く目的は違うんだねほんわか
僕らユールニッセは、サンタさんの弟子だから、クリスマスの晩には、毎年交代でサンタクロースのおじいさんについて、世界中を巡るから、F国にも当然、行ってるけど…
トナカイの橇と子供部屋との往復で、街中は歩かないからなあトナカイにっこり

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「オペレッタ『コルネヴィルの鐘』より『波を蹴り』」プランケット 

 

ゆけ、小舟よ 心のままに

風がお前を導くところへ。

波がお前を運ぶところへ。

俺はお前と共に

進みも沈みもしよう 海の底までも。

 

空と波のかなた、水平線を目指して。

お前の舟はお前の世界

お前の城、お前の国だ。

さあゆけ、小舟よ

さあ進むのだ、心のままに

ゆけ、ゆけ!

 

ゆけ、小舟よ 心のままに

風がお前を導くところへ。

波がお前を運ぶところへ。

俺はお前と共に

進みも沈みもしよう 海の底までも。

 

麗しき姫君に逢いもしようか

恐ろしき鯨にひと呑みにもされようか

さあゆけ、小舟よ

さあ進むのだ、心のままに

ゆけ、ゆけ!

 

ゆけ、小舟よ 心のままに

風がお前を導くところへ。

波がお前を運ぶところへ。

俺はお前と共に

進みも沈みもしよう 海の底までも。

・・・

 

フランスのオペレッタ「コルネヴィルの鐘(日本では『古城の鐘』とも)」。

まあ内容は、ザックリ言うと、幽霊屋敷を巡る恋愛活劇です。

この「波を蹴り」は漁師のグレニシュー(テノール)のアリア。

 

作曲者ジャン・ロベール・プランケットは、シャンソン作曲家上がりのオペラ作曲家。

だからだと思いますが、曲がとてもお洒落で素敵(だなと、私は思います)。

 

私は、このアリア、大好きなんですけど、時代と共に、このオペラはどうも世間から飽きられてしまったようで、海外でも日本でも、殆ど上演されなくなりました。

日本では「コルネヴィルの鐘」は、浅草オペラの時代に一世を風靡。

しかし今は、オペラ上演どころか、このアリアを単独で歌うオペラ歌手さえ、ありません。

 

私この前奏や間奏、曲想が変わる部分、凄く好きなんだけどな。

イメージ的に、この歌を聴くと私、客船乗りだった祖父を思い出すんですよ。祖父も明治生まれで、浅草オペラの時代を生きた人なこともあって…

 

この「波を蹴り(タイトル”Va petit mousse”を直訳すると『ゆけ、小舟よ』になりますかね)」は、浅草オペラを代表するオペラ歌手、田谷力三の十八番でもありました。
この曲の前奏が始まると、観客は口々に「田谷!田谷!」と舞台に向かって叫んだとか。
…大らかな時代ですよね。浅草オペラの頃は、オペラに観客がツッコミを入れることが許されたのです。

浅草オペラの観客は、売店や、回ってくる売り子さんから、キャラメルや煎餅、ラムネ等を買い、ムシャムシャゴクゴク飲食しながら観覧していました。休憩時間には鐘や太鼓で、賑やかな幕間狂言が入る始末。寄席だよね、完全に。
「サロメ」なんかはもう、完全にストリップ要素の方が濃かったみたい。


浅草オペラの時代、オペラの内容は全て日本語に直されて歌われていました。

それもあって、浅草オペラの時代のアリアのタイトルも面白いんですよね。「ベアトリ姐ちゃん」とか「コロッケーの唄(和製オペラです)」とか。順を追って、この辺の歌についても、そのうち触れてゆくかも。
 
エノケンや左卜全も、浅草オペラ歌手出身の役者さんなんですよ。というと
…あれ?なんかイメージしてた「声楽家」「オペラ歌手」とはちょっと感じの違う人たちが演じてたのかな、浅草オペラって…?滝汗と、気づくと思います。

  

此方は藤原義江。

この時代、正規の音楽教育を受けた、数少ないオペラ歌手のお一人。藤原義江がオペラ歌手を目指したきっかけも、田谷力三の歌う「波を蹴り」だったと言います。


寄席芝居の延長だった浅草オペラは、時代とともに、少しずつ姿を消してゆき、

欧米のそれを見習い、良く言えば格調高い、悪く言えば格式ばった敷居高いものに変わってゆきました。

・・・

 

波を蹴り 風を衝く
舟人に 海は家
嵐にも 船べりに
青い水を ただ見る
 
硬い枕に 夢はかよい
波路遥かに 恋の便り
ああ ああ 海風
ああ ああ 今宵も
吹け 吹け
 
波を蹴り 風を衝く
舟人に 海は家
嵐にも 船べりに
青い水を ただ見る
 

(小林愛雄 訳詞)

・・・・・
輪島朝市の、在りし日の姿。 
皆様のご無事をお祈りします…

こういう映像が残っていれば、街並みの復興再建の際に、大きく役立つかもしれません。

 

 

 

日頃、見慣れた風景や自宅の写真は、積極的に撮っておくことをお勧めします。

「綺麗でも何でもない、何もない、つまらない、いつもの風景」こそを、です。


カメラに収め、写真におこし、友達や親族にでも預けておけば、その場所が何かで焼失してしまっても、映像だけは残ります。勿論、携帯に撮っとくでもいいです。携帯が無事なら、映像残りますから。


生家が焼けてしまったYuniが言いますけど、一時間前には間違いなく存在していたはずのもの、いつでも見られるんだから、写真なんか撮る必要ないと思っていたものが、いつ一瞬で消えてなくなるか、世の中、分からないものです。


特に火災になると、アルバムも燃えてしまいます。Yuniの生家の写真は、焼け跡から辛うじて出て来た、たった一枚しか残っていません(携帯なんか多くの人は持ってない時代だったから、写メはありません)。

それは、二階の窓から私が手を振っている写真だったので、たまたま外から見た生家の全容が写っていました。

たった一枚のその写真を見ただけで、当時の間取りを隅々まで思い出せます。写真の力って、やはり凄い。

 

輪島朝市は有名観光地だから、映像もこうして比較的沢山残ってますし、旅の人たちも、沢山動画や写真を撮ってるでしょうから、一言「朝市の再建の際に使いたいから、朝市で撮影した写真があれば送って下さい」と募集をかければ、全国各地から(もしかしたら国境を越えた場所からも)映像が集まってくるだろうと思いますが、

そうでない場所は本当に、一度こういうことが起こりますと、自分の記憶の中以外、跡形も留めず消えてしまうのです。

 

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寒い日が続きますね…☃️

 

先日、スーパーでアイスキャンデーを買い、車の中に置き忘れたまま部屋に戻り、数時間放置してしまい、ふと気づいて大慌てで車の中に取りに戻ってみたら、すっかり溶けてしまってると思いきや、カチカチに凍ったままで、袋の周りの白い霜すら、溶けてはいませんでした。


…逆にちょっと呆れてしまった。どんだけ寒いんだ、マジで🥶❄️

 

皆様、温かくしてお過ごし下さいスイーツコーヒー