モア「ああ、この雪深い森にも、遂に来たわ。春が!

一日一日と、昼間が長く、日差しが暖かくなってきたわね」

モアの母「おお、いつの間にか、雪も溶け出してきたんだねえ。屋根から下がるつららが、綺麗だこと。

だが、これは今のうちに折ってしまっておかないと、危ないね」

 

モア「雪を割って、可愛い花が咲き出したわ。

さあ、待ちに待ったご馳走、新芽のサラダやスープを頂きましょう。

さっき、山ほど摘んできたわよ。

本で、名前も調べたの。フキでしょ、野ゼリ、ノビル、タラの芽、ナノハナでしょ…」

モアの母「これ、レイヴンや、お起き。
お前の大好物の、木の芽のサラダが出来たよ」
 
レイヴン「うう…ん…僕の分、取っといて。
後で、食べるから…」
 
モア「ああ、まだ、眠いのね。
無理もないわ。去年のこの時期は私たち、まだ土の下にいて、冬の間の長い長い眠りから、目を覚ましたばかりだったんだもの」
モアの母「有難いねえ、青々つやつやとした、春の陽の光の恵み。
火のお陰で、いくら冬の間の暮らしが、格段に楽になったとはいえ、新鮮な青い春の新芽のサラダは、冬の間にゃ、決して食べられやしないものだからね」
 
モア「本当ね。火を手に入れたからって、何もかもが手に入るって訳じゃないわね。
そろそろ、アスパラガスも生え始めるわよ」
モア「さあ、フィンチにヘロン。お前たちも、春のご馳走をお食べ」
 
…メエエエ!エエエ!
モア「ああ、やっぱり、嬉しそうだわ。
来る日も来る日も、ず~っと干し草ばかりじゃ、お前たちだって、飽き飽きしてたわよね。
もうそろそろしたら、美味しい草や花の生える外で過ごせるようになるわ」
モアの母「芋や、小麦粉を使ったパン、ヤギから貰える乳で作ったバターやチーズ、干し魚や干し肉、冬野菜が入ったシチュー…
どれもこれも美味しかったが、やはり、この春の新鮮な味覚には敵わないからね」
モア「冬中、しっかりご飯を食べていたから、去年掘った岩塩も、随分、残り少なくなってきたわ。
春になったら、それも採りに行かなきゃ。
それに、今年は岩塩を多めに掘って、クックちゃんたちの村にも売りに行くんでしょう?」
 
モアの母「そうだね。そのつもりだよ。
春になったら、畑の種蒔きも始まる。今年は是非にも、麦を植えたいね。畑仕事は、仕事をすればするほど、後に大きな報いがあるから、苦ではないが、忙しくなるよ。魚や肉も、採ったばかりのものが食べられるようになるのも、もうそろそろだ。
もっと花が満開に咲く季節になったら、花を摘んで、乾燥花のお茶も作らにゃなるまいしね。あれは本当に、クックちゃんの村の人たちは、喜ぶみたいだから」
 
モア「この雪がすっかり解けたら、クックちゃんがここへやって来てくれるかしら。
私も、クックちゃんたちの村に、また遊びに行けるかしら。
マレットちゃん、ロビンちゃん、シスキン君、大工のおじいさん、みんな、お元気かしら。
…ああ、楽しみだこと。
早く、このバッグを持って、思い付ける限りの遠くまで、お出かけしたいわ」
 
 
・・・・・
 

「野いばら」関屋敏子

赤い実がなる
あゝ あゝ あゝ あゝ 
 
 名知らぬ実なれど 
名知らぬ鳥来て 
ちょいとついばみ
ちょんと食(は)んでゆく  
あゝ あゝ あゝ あゝ 
 
風吹けば 木の葉はひらら 
野末すがれる
あゝ あゝ あゝ あゝ 
 
名知らぬ鳥来て 
名知らぬ実なれど 
ちょいとついばみ 
ちょんと食(は)んでゆく  
あゝ あゝ あゝ あゝ
 
(川路柳虹 作詞) 

声楽家・作曲家、関谷敏子(1904-1941)は、東京藝大音楽学部卒業後、ミラノ・スカラ座に入団。ヨーロッパを拠点に、ソプラノ歌手として活躍しました。

この「野いばら」には、関谷氏が得意としたコロラチュラの高度な技巧がちりばめられており「お夏狂乱」などオペラの作曲もしています。

ですが、創作にも人生にも声にも陰りが見え始めた頃、関谷氏は、この「野いばら」の譜の裏表紙に遺書を書き、睡眠薬により、38歳で自らの命を絶ちました。

 

※この歌はパブリックドメインになっております。

・・・・・

 

この一カ月間、Yuniの身に起きたこと。

 

Yuni自身が尿管結石を患い、突然、未知の痛みにもだえ苦しむ。

漸く石が流れたかなと安堵した一週間後、父が自転車で走行中に突然倒れたと救急隊員の方から通報を受ける。更に数日後、父の脳梗塞発覚、緊急入院。

ようよう自体が飲み込めたか否かで、夫の母親(姑)が白血病再発、緊急入院。

このタイミングで、夫の同僚が此方も脳梗塞で倒れ、夫の多忙がさらに激化。

 

…いや、確かにこれまで、Yuni、暇してましたけど。

ここまで至れり尽くせりしてくれなくても…って感じでした。

来る時にはホント、一時に押し寄せますね。アハハ…

父が元気に退院して来たのが、ホント救いです。

 

尿管結石の痛み、うすうす噂には聞いていましたが、ホント凄かった。

朝方突然の激痛に目が覚め、手が震え、直立出来ず、冷や汗が全身を伝い、スマホすら持てなくなって、ちょっとで止むかなあと思ったら、全然止まない。

せっかくの休みだった夫に、起きて貰うことに。

救急車呼ぼうか迷い、救急電話相談(#7119)に電話までし、呼んで良いと言われたんだけど、集合住宅で、朝っぱらからサイレン鳴らす車を呼ぶのもどうよと思ってしまい(良い子は迷わないで下さい!)病院が開くまで待ってしまった。

夫に車で運んでもらい病院に行ったら「尿管結石です。普通は救急車で来ますよ」と先生に苦笑されました…

 

だって、救急車来た途端、ぴたっと痛み止んじゃったら、カッコ悪いって思ったんだもの…えーん

(母が「スッピン見られたくない」という理由で救急車呼ばなかった時「何でそんな理由で?💢」と怒った人→😖)


驚くべきことに、これまでYuniが良かれと思い続けて来た食事の摂取の仕方が、ことごとく裏目に出ていました。

皆さんもお気を付けて下さい。

 

💀コーヒー&紅茶をストレートで飲み続ける→水分補給バッチリ♪❎️→結石出来やすい⭕️

💀カカオ高純度のチョコレート→体に良いはず♫❎️→結石出来やすい⭕️

💀ほうれん草を多量に食べる→栄養素の塊だ!❎️→シュウ酸の王様⭕️

💀たけのこ→低カロリー&高繊維だよ?健康に害なわけない♪❎️→シュウ酸の王様⭕️

💀ナッツ類ドカ食い→悪玉コレステロール下げる♬❎️→シュウ酸の王様(特にカシューとアーモンド)⭕️

💀牛乳をやめ豆乳に変更→植物性だから良い選択肢♪❎️→牛乳ほどシュウ酸を分解してくれない⭕️

 

はああ…😨💧


…あ、これらの食品が「身体に悪い」ってわけじゃないんだよ?

❎️をつけた部分も全て正解で、それぞれ良い面もある食品なんだけど「過ぎたるは及ばざるが如し」。

これを重ねると、Yuniのように、身体が結石製造工場と化すのです😵

 

「プリン体」が悪者にされることが多いんですが、

日本人の結石の原因の9割以上が「シュウ酸カルシウム」。


これらの対策には、ミルクやレモンを使ったり、チーズやヨーグルトやアイスクリームを一緒に食べたり、おかかやしらすを加えたり、ほうれん草を茹で零したりの「ひと工夫」をすればよく、

実は「食べてはならないもの」「我慢しなきゃならないもの」は、何ひとつない病。

バランスよく食べることが、大事なようです🍋🥛

 

・・・

 

今、日本人の尿管結石患者は年々増えて来ており、

一番の原因は「食の欧米化」。

 

…え、じゃ、欧米人は同じ食事食べてても、体質的に大丈夫なんだ?

ちっ、不公平だなぁ…

 

と調べてみたら、恐ろしいことに、全く逆で、

統計的に見ると、一番尿管結石にかかりやすいのは、実は白人男性。

アメリカは結石大国なのだそう。

 

でも、国民総保険じゃないアメリカは、病院も救急車も、下手に使えば破産しかねないほどの高額。

(例を挙げると、盲腸炎の手術+1〜2日入院が保険無しだと200万〜1000万円 救急車10〜20万円)

…なので、自宅で七転八倒しながら激痛に耐え、自力で石を出す人が殆ど。

欧米では「Kidney Stone」という言葉を聞くだけで、筋骨ムキムキの男が顔面蒼白になるそうです。

 

ひいいい。こわあああ…😱💦

マジか。あれ、とても一人で家で耐えられる痛さじゃないよ。


ありがたや、国民総保険制度!救急車無料!

日本人でよかったぁぁ…えーん💕

 

皆様も、お体、御自愛下さいませ。