食中毒といえば…
食中毒といえばこれまで『夏』というイメージが一般的でした。
ところが最近では食中毒の発生が少なかった冬季にも、ノロウイルスをはじめとしたウイルス性の食中毒の発生が年々増加しています。
食中毒・感染症予防というと、外から入ってくるウイルスや菌対策にばかり目がいきがちです。でも体が持っている力=抵抗力を高めることが、食中毒や感染症予防では何よりも重要です。
高齢者、寝たきりの方はどのように予防したらいいのでしょう?(._.)
①呼吸機能を低下させないことが予防の鍵に!!
病気の原因となるウイルスや細菌が体内に入り込み、増殖することで食中毒や感染症は発症します。でも、抵抗力や免疫力をしっかり備えていれば、体は感染源から守られ、防ぐことができます。
しかし、年齢を重ねると少しずつ肺の力は衰えてきます。せきや、むせて異物を外に押し出す力が弱くなります。
その結果!!
誤嚥性肺炎につながることになるのです。
これを防ぐために大事なのは“むせる”という防御反応と“菌に負けない体づくり”です。それは即ち、食中毒・感染症予防につながります。
手軽に、深呼吸をして肺活量を増やすことから始めてみましょう!
②毎日の口腔ケア
感染症予防において、歯だけでなく頬の内側、舌、のどのまわりなども定期的にケアし、口の中を清潔に保ちましょう。口から食事をとらない人でも口腔ケアは必要です。起き上がってもらうのが難しい人は、横向きで寝た状態で口の中を濡らし、スポンジブラシなどで汚れをぬぐった後、水を吐き出してもらうだけでも構いません。
口腔ケアで細菌を洗い流しましょう!
うがいができない方には、保湿と口腔ケアを兼ねたこういったものもあります!!
甘くて美味しいと好評です✨
もちろん食中毒の予防三原則
①つけない
②増やさない
③やっつける
これも忘れず心がけましょう