今は正社員として働いていて、定年は60歳だから それまでは このままで働き続けたいと思っていたし、私の人生設計では当然 最低60歳の定年までは正社員で働く、頑張れるなら雇用延長して65歳とか…体が動くうちは働き続けたいと思っていました。
年金受給開始は65歳だしね…せめて それまでは何かしらの仕事をしていたいな…と。
ただ、持病もあるし、その通り実践出来るか微妙ではあったので、せめて定年までは…と。
そんな中で父の介護生活が発生。
介護と言っても、認知症でもないし、歩けるからトイレにも行くので、そこまで大変ではないのだけれども、透析は週3日4時間、食事管理も必要。
食事も食べないから、体力・筋力は目に見えて衰えて、今は立ち上がることも難しくなってオムツ。
食べない理由は、高齢者の少食とかではなく、味がない、まずい、それだけ。
自分の親ながら情けない…。
食べなければ筋力や体力が衰えるのは当たり前だし、頭も回らなくなってくる。
自ら認知症の寝た切りに向かっているようで、イライラする。
そんな状態で、父が倒れた日から毎日 何度も父の介護について考えてきました。
このThe昭和の団塊世代の父と、アラフィフになってからの同居って、ちょこちょこ会って遊ぶのと違って、生活だし、そもそもの生活習慣もリズムも違うから、ストレスにもなると思う。
今の時代は、子が親を看るという事が当たり前ではなくなってきているし、介護で自分を犠牲にしなくても良いというのが世間的な考えで、私も他人事であれば親子であっても それぞれの人生があるんだし、親の介護を背負って自分の生活や人生を崩してストレスを抱え込まなくて良いと思っています。
けど、実際 自分の親が倒れて、勝手にどうぞとは言えないし、私が看ない分を他人に頼めば、父の生活は破綻してしまう(と思う)
後何年生きるのか わからないし、年金しか収入がないのだから、この先 貯金も減る事はあっても増えはしない。
そう考えると安易に勝手にどうぞとは言えない気がした。
どのくらいの額があるか わからないけれども、今の段階で他人の手を借り続け散財してしまって、無一文になって頼られても それも困る。
父は介護認定を取っても1番下の評価。
病気の関係で、ヘルパーではなく看護師を頼まなければならないので、当然 介護保険内という訳にはいかない。
そこに父の貯金を費やしていったとして、その生活は何年出来るくらいの額があるのかも わからない。
きっと父に聞いたところで、寿命が わからないのだから なんとも言えないということになるだろう。
これから先も病気しないとも言い切れないだろうし、となると、やはり出来ることは やるしかない。
この決断をするのに本当に悩んだ。
それでも父のことで後悔は残したくないから…