誰ひとり“精神的な病で苦しむことがない世界”になってほしい! | メンタルアガリカルチャー

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あがり症・場面緘黙症・イップス・強迫性障害などの苦しみの中で得たことを活かして、新しい精神文化(精神の向上を目指した文化)=メンタルアガリカルチャーを作っていきます!

精神的な病はやっかいなものです。
「精神的な病をなくそう」と考えれば考えるほど症状はひどくなってしまいます。
 
私もそうでしたが、精神的な病で苦しむようになった初めの頃は、どうしても頭の中で考えて「精神的な病を消してしまおう」としてしまいます。
「精神的な病を消してしまおう」と思うということは、精神的な病に対する意識が強くなるということです。精神的な病に対する意識が強くなるに従って、苦しみもどんどん大きくなってしまいます。
このようにして、精神的な病地獄から脱け出せなくなってしまうのです。
 

私は長い間、苦しみ続ける中で、「精神的な病を消してしまおう」と考えても精神的な病がなくなることはない。逆に症状はひどくなってしまうということがわかりました。
精神的な病の苦しみをなくしていくには、「“精神的な病を受け入れる”しかない」ということがわかったのです。

しかし、この“精神的な病を受け入れる”ということは簡単にできることではありません。簡単にできることではないので、今でも多くの人たちが精神的な病で苦しんでいるのです。
 

私は、「誰ひとり“精神的な病で苦しむことがない世界”になってほしい」と思っています。
精神的な病の苦しみは、言葉で表現できるようなものではありません。この苦しみは苦しんだ人しかわかりません。
そして、“精神的な病で苦しむことがない世界”を作ることができるのも、精神的な病で苦しんだ人ではないかと思っています。
 

「まず自分ができることからやろう」という思い、「1年間、毎日欠かさないように自分の体験談・精神的な病に関することなどを書こう」と目標を決めました。どうしても次の日更新できないとわかっている時は、予約機能を使うなどしましたが、なんとか目標の1年間を過ぎることができました。
内容がない中身ばかりだったかもしれませんが、「少しでも苦しんでいる方々の力になれれば」という思いで書きました。
 

私は“不器用な性格”ということが自分でわかっています。
同時進行ということができません。ひとつのことしかできないのです。ひとつのことに入り込んでしまうからです。

私は、次の目標に、
“精神的な病を受け入れやすくする環境作り”
を立てました。

自分ひとりの力で“精神的な病を受け入れる”ことはとても大変なことです。
「精神的な病を受け入れることなんてできない」と思っている人も多いのではないでしょうか。
ですから、まわりの環境から「精神的な病を受け入れやすくしよう」というものです。
 
“精神的な病を受け入れやすくなるような環境”を作ることが、精神的な病の苦しみをなくす一番の方法だと思っています。
これまで自分が苦しんでわかったことを“精神的な病を受け入れやすくなるような環境”作りに役立てていこうと思います。
 

これまでのように、毎日更新ということはできなくなるかもしれませんが、これからも精神的な病に関する情報や近況報告など、このブログを通してお伝えしていきたいと思っております。
今後ともよろしくお願いいたします。