精神科に通うほど本読み恐怖症だった私が、どうしてプロ司会者になれたか | (社)あがり症克服協会 鳥谷朝代のあがり症克服講座

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中学の本読みで発症以来17年間苦しめられたあがり症を克服。
14年勤めた名古屋市役所を退職し、(社)あがり症克服協会を設立、理事長に就任。
元あがり症ならではの視点で、あがり症克服に関する情報や、教室風景を発信していきます!

建設会社様の安全大会の司会をさせていただきましたカラオケ

もう10年以上ご指名いただいています音譜

400名の前で4時間ビックリマーク

私の本業は司会業ではありませんが、オファーをいただいたら必ずお受けしています。

その理由をお話させてください。

 

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この式典は元々、社員さんが持ち回りで司会をされていたそうです。

ある年、担当の社員さんが緊張で原稿を間違えてしまい、それに責任を感じて、会社を辞めてしまったとのこと…。

 

やはりプロにお願いしようということになり、たまたま同じ会場で講演実績のある私にご依頼がきました。

 

辞めてしまった社員さんの気持ち。

私もそうしたかもしれない。

そもそも、私はこうした仕事から逃げ回った人間だ。

 

毎回そんな思いを胸に、いただいた使命を全うさせていただいています。

(経緯を聞いてしまうと、絶対に間違えてはいけないビックリマークっていうプレッシャーもありますが叫び

 

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そして、司会を引き受けるもうひとつの理由は、生徒さんの気持ちをリアルに感じていたいから。

 

世にプロ司会者はゴマンといますが、さすがに精神科に通うほど本読み恐怖症だったのは、日本中探しても私だけではないかと思うのですチョキ

 

スタッフにもいつも言っています。

自身のあがり体験を生徒さんにありのままに伝えることも私たちの使命だと。

 

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よく「先生はもう緊張しないですよね」と聞かれますが、もちろん今でも緊張します。

今回も、1週間前から、ごはんの味がしないし、夜も熟睡できませんあせる
 

でも、最初の数年は、1ヶ月以上前から不眠になり、食べ物も喉を通らないほどでしたのでにひひ緊張レベルは明らかに下がっています。

 

やはり、慣れと経験は大事ですねキラキラ

毎年同じ規模の会場、人数の前で、同じ原稿を読んでいるからこそわかることですチョキ

 

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そして、今の私には、あが協メソッドという武器があります宝石ブルー

 

今回は、1週間前に協会設立パーティーがあったので、「あれと同じくらいの規模ビックリマークできるチョキ」というプラスイメージがしっかり入っていました合格

本番直前の予期不安の中、自分を支えてくれたのは、やはり協会での成功体験でした。

自分がつくった講座に、自分自身が一番助けられています虹

 

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中学の本読みであがり症になり、精神科に通うほど重症だった私が、こうしてプロ講師、司会者として活動している。

本当に不思議な人生ですにひひ

 

20年前に話し方教室に入ってからは、講座、発表会、イベント…あらゆる行事に皆勤し、スピーチや司会、余興などたくさんの経験をさせていただいた。

 

教室に入ってからは一度も逃げたことはない。

だから、いざというとき、自分のことを信じてあげられる。

 

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特別なことをしたわけではない。

逃げない、言い訳しない、チャンスを逃さない。

ただそれだけ。

 

「仕事が忙しくて…」「時間がなくて…」「家族が…」「体調が…」

仕事や家庭や自分のせいにするのは、一切やめた。

せっかく教室に出会えたのに、それをやったら元の自分に逆戻りだから。

 

「頼まれごとは、試されごとビックリマーク

「できない理由は言わないビックリマークできる方法を考えるOK

 

私の座右の銘ですグッド!

 

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こういった毎日の行動習慣の積み重ねの上に、今があります。

だから、自信を持って言える。

 

「どんな重度のあがり症でも克服できる!」

 

7万人の生徒さんが体現してくれています合格

 

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そして、そんな日は絶対に来ないと思いますが、万が一、人前で緊張しなくなってしまったら、そのときは教壇を降りるべきだと思っています。

 

重度のあがり症だったからこそ、生徒さんの気持ちに寄り添える。

経験に基づいたメソッドを伝えることができる。

 

あが協の講師が全員元あがり症なのは、私のこだわりですグッド!