camera片手に旅立ったネコの上に、
空からいくつもの銀色のしずくが落ちていた
ネコのゆく道はシャンパン色に濡れており、
吹く風は冷たく太陽のぬくもりもここにはなかった
それでもネコはとても幸せだった
だってネコはオートバイに乗った仲間たちに囲まれてたし
ときおりネコをふりかえりポーズをとる人は …
皆、花が咲いたような笑顔だったから
高知へ“ 戻り鰹 ”を喰らうツーリング・フォトレポート
~ Café Au Lait色の猫 大いに喰らう ~
戻り鰹な晩ごはんまでホテルでごろごろする猫舌ネコと仲間たち
ごろごろしながらも …
すでにペコペコな空腹の猫舌ネコはゴロゴロ鳴いていた
まだかな … まだまだかな … まだまだまだかな … ?
そうして
待ちに待った戻り鰹の夜がはじまったのは、
にぎわう街の灯りが小雨ににじむ午後6時
皆の前にアワアワな黄金色の飲みものが運ばれ、
おいしくてたのしい返杯な宴スタート
と!
運ばれてきた料理の中に驚愕な存在が混ざっており、
激しく毛を逆立てて威嚇する猫舌ネコ!
ふ~
あやうくその凶暴な爪でひっかかれるとこでした
でもうまくかわした猫舌ネコ、みごと一口でいただきましたよ
はじめて対峙した高級食材「 カメノテ 」 …
なかなか手ごわい相手でしたね
その後も続々と
巨大なサバ寿司にいたっては、しっぽによる猛攻を受け少々苦戦
これをエイッ!とばかりに投げ飛ばしたものの、
続けざまにサバ大王が背後から襲いかかってきました
危うし猫舌ネコ!
ふ~
しかしこれも猫舌ネコの見事な返し技で撃破
高知の誇るお魚軍団の波状攻撃に、
さしもの大食い猫舌ネコもグロッキーだと判断したんでしょうね
ここでついに敵は切り札を出してきましたよ
この日の戦いのために南下してきた脂ののった戻り鰹です
しっとり脂に濡れた身にはほどよく岩塩がまぶされ、
今が旬の食べごろだと言わんばかりに誇らしげです
薄切りのニンニクにきざみネギまでまとって臨戦態勢
けれど猫舌ネコに死角なし!
なぜなら猫舌ネコにとって戻り鰹は別腹なのだから
こってりと濃厚な鰹の旨味と絞ったゆずの香りが口いっぱいに広がり、
さっぱりとした後味はいくらでも平らげてしまえそうです
ふ~
猫舌ネコ … 我が大食い街道に一片の喰い残しなし!
おいしい料理とお酒に笑顔な猫舌ネコと仲間たち
雨によって四国の道を味わうことは出来なかったけれど、
こうして高知のライダーやオートバイ仲間たちと笑いあえること …
やっぱりオートバイが運んでくれた縁に感謝です
あっ そんな中でもお魚軍団の奇襲です
かわいらしいつぶらな目をした小魚たちの魚群です
かわいいけれど … しかし情けはお魚のためならず!
大食い猫舌ネコとして真正面から受けてたたねば …
戻り鰹な宴を終え店を出ると …
色とりどりの街の灯りがやっぱりにじんでて …
その色が濡れた路面にうつりとても綺麗
まだまだ飲みたい酔いどれな仲間たちと一旦わかれ、
何人かで屋台のラーメンを食べに向かった猫舌ネコ
ほろ酔いな雨の夜のcamera写ん歩
さて
どんなおいしいラーメンが待ってるんだろう
どこにする?
ここがいいんじゃない?
ラーメン5つと …
ビール2本! グラスは … 2つ?
グラスも5つで!
スープを一滴残らずごくごく飲み干せる、
ひさしぶりに出逢ったおいしいラーメン
ごちそうさまでした
さてと …
そろそろホテル戻りますか
明日は …
雨だから早めに岡山へ …
今度は天気のいい日にまた …
そうですね …
ホテル … こっちだったっけ?
camera片手に旅立ったネコの上に、
空からまぶしい白銀の陽ざしが射していました
ネコのゆく道は黄金色に輝いており、
吹く風はやさしく太陽のぬくもりはどこまでもあたたかだった
ネコはとても幸せだった
だってネコはオートバイに乗った仲間たちに囲まれてたし
ときおりネコをふりかえりポーズをとる人は …
「 猫はcameraを片手に旅立った 」
~ f i n















