ひゅらひゅらと …
美しく燃えていたハナミズキの葉も散り逝きて
枝葉の先にはたくさんのいと小さき子どもたち
来年もまた … 僕らを楽しませておくれ
… サザンカツユ?
うん
秋に山茶花が咲くこの時期の雨をそう呼ぶんだって
… 山茶花梅雨ですか
秋の陽ざしはやさしいオレンジ色
目をつむり太陽のほうに顔を向けると、
金色( こんじき )の粉雪がさらさら降ってくるよう
ぬくもりがじんわりとこころに沁みこんでくる
おはよう
今日はあったかないい日だね
さてと …
出かけますか
子どものころはホントにいるって思ってたんだ
エルマーに出てくる … “ りゅう ”が
いつかのセピア色な日々のぼうけん 1
エルマーだったころの僕は、落ち葉の横断歩道をわたり …
光を浴びきらきら輝くクモの巣に目を輝かせ
黄金色の果てしない物語を生きていたんだ
そうして大人になったエルマーは …
空を飛ぶ“ りゅう ”のように疾い獣に跨って
漆黒の大海原をめざし駈けてゆく
いつかのセピア色な日々のぼうけん 2
おっと 危ない!
おだやかな海もときとして冒険者の前に立ちふさがります
ぼうけん( 撮影 )に夢中になって潮が満ちてきたのに気づきませんでした
岩伝いに渡り立っていた場所はあっという間に水の底 …
ふ ~
いつかのセピア色な日々の思い出 1
さてと …
またもとの場所へ
帰りますか
いつかのセピア色な日々の思い出 2
いつかのセピア色な日々の思い出 3
ぼうけんを終え帰宅したエルマーな僕は、
りゅうの島にすむ蝶老に旅の話をしたんだ
金色の落ち葉の森と漆黒の海の話を …
3つの硝子の塔に囚われた王女の話を …
そして
Café Au Lait色の獣に跨って駈ける
いつかのエルマーのぼうけんを
「 Leaves That Are Green 」
~ f i n















