ほのかな檸檬の風香る
柑橘paradise 生口島
冬のあたたかな日曜日
たこ天丼食べようtouring
『 朝月夜の島渡り 2 』
~ 冬の海辺に彼女の笑い声が咲いていた ~
僕らは夏場多くの海水浴客でにぎわう
瀬戸田サンセットビーチを後にして …
お目当てのたこ天丼を求め
R81を耕三寺方面へトコトコゆきます
会ってからずっと喋って笑ってたもんね
お腹すいたね さぁ 食べよう
いただきます♪
↑↑ 友人ご所望のたこの壺揚げ
( たこの吸盤のから揚げ )
そのままでも美味しいけど
からし酢味噌をつけると絶品
いつもツーリングのときはね 頼まないんです
お酒欲しくなるから …
お腹いっぱいになったけど
生口島に来たら忘れてはいけない
岡哲商店のコロッケを食後に食べて
その食後にドルチェのジェラート …
の前にしおまち商店街を散歩します
途中ちょっと寄り道をして
瀬戸田水道を一望できる丘の上の
潮音山公園まで山登り
国宝「 三重塔 」のある向上寺を参拝にゆきます
小高い丘の上まで小路や石段をのぼって …
その間も僕らずっと笑ってた
そうしてたどり着いた三重塔は
美しい彫刻を施された朱塗りの
とても立派な姿をしていて感動
オートバイのブーツで山登りを終えた僕らは
喋って笑ってたせいもありほんのり汗ばんで
パクついた 冷たいジェラート
ホント美味しかった
そして
そろそろ僕ら別れの時間
でもせっかくなので大島の亀老山展望台へ
冬の夕暮れどきともあって
駐車場でこれまた喋って笑ってる間に
人っ子ひとりいなくなりました
このあと展望台から真っ暗な山道を下って
友人へのお土産のチーズケーキを
これまた人っ子ひとりいない道の駅で
あったかい缶コーヒーとともに食べ
記念撮影をして
別れのインター出口で
また遊ぼうねって バイバイ
料金所のゲートをくぐり
手を振り帰ってゆく彼女を見送って …
僕はCafé Au Lait色の相棒と
ふたたび夜のしまなみ海道へ
紺色に染まった瀬戸の海は
薄い月明かりに照らされて
静かにそっと凪いていました
~ epilogue ~
そっとこころを澄ませ
久しぶりに味わったやさしき島唄 …
それは日々の忙しさにかまけ
惰性で時を過ごすあまり忘れかけていた
時の葉の色褪せはかくも美しく
たおやかに過ぎ逝くものなのだという理を
友と過ごす時の中で僕は思い出していた
ゆるり散り逝く桜花の如く …
時の凪がれに身を浸し
ひとり静かに
歩いてゆきたい …
「 朝月夜の島渡り 」
~ f i n





