この夏、最高にスリリングな映画がやってきました
こんな、ものすごくお金をかけた壮大なアクションシーンのある(しかも面白い)映画を、涼しい映画館で鑑賞できるなんて、
皆様、最高のひとときですよ。
その映画とは、
「インディーズと運命のダイヤル」 です。
主演 ・・・・ ハリソン・フォード
監督 ・・・ ジェームズ・マンゴールド
制作 ・・・ スティブン・スピルバーグ
あらすじ
まずは第2次世界大戦末期。
考古学者のインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)と友人のバジルは、手にした者が神になるほどの力を秘めるダイヤル“アンティキティラ”をめぐり、ナチス・ドイツの科学者ユルゲン・フォラーと格闘します。
列車での争奪戦は、すごい迫力があって見物ですよ。
そして1969年。
インディの前に、かつての仲間バジルの娘、ヘレナが現れ、インディが若き日に発見した伝説の秘宝「運命のダイヤル」の話を持ち掛けます。
それは古代の科学者、アルキメデスが発明した人類の歴史を変える力を持つとされる究極の秘宝のありかでした。
その「運命のダイヤル」を巡ってインディは、因縁の宿敵である元ナチスの科学者フォラーを相手に、全世界を股にかけた争奪戦を繰り広げます。
やがて運命のダイヤルは、アルキメデスの住む時代へとインディたちを運んで行きます。
その昔、シナリオ教室でアクションドラマの書き方を習いました。
全体の構成を考える時に、アクションシーンをどの配列で設定するかという勉強でした。
主要なアクションシーンは、だいたい3個程度で、それ以外の小さなアクションシーンは、適度に散らべる、という単純な作り方です。
ところが今回のインディの映画は、ほぼ全部が主要なアクションシーンで、3個どころじゃないのですよ。
冒頭からラストまで、ホッと一息つく間もなく、すごいアクションシーンの波が畳みかけてきます。
これぞ映画の真骨頂ですね。
手に汗握る激しいカーチェイスもありますよ。
列車、道路、地下の洞窟、海の中、空の上、酒場、街の中、紀元前のローマ・・・
これら全部に、ものすごいアクションシーンが仕掛けられています。
中途半端なシーンは一つもありません。
全部すごい一級品のアクションシーンです。
もうね、眠気も完全に吹っ飛びますよ。
この映画については、もっといろいろ書きたいことがあるのですが、(例えば伏線とかですね)
だけど、まだ映画を見ていない人にはネタバレになりますので、書くのをやめておきます。
主演のハリソン・フォードは、今回の「インディーズと運命のダイヤル」を最後に、このシリーズは引退のようです。
もう80歳だそうですよ。
80歳で、あれだけのアクションシーンをこなすなんて超人ですね。
とにかく最後のインディ・ジョーンズをお見送りする意味でも、この作品は多くの人に見ていただきたいですね。
ディズニー映画ですよ。