私もGW前半は、休日返上で仕事をしていたのですが・・・。
後半は、キャンセルになった仕事もあり、二日間だけお休みを戴き、
岡山、広島に旅してきました。
では
まずは、岡山編です。
岡山は、岡山城と後楽園を散策してきました。
いいお天気に恵まれて、気持ち良かったですよ。
JR岡山駅前。
桃太郎と犬、猿、キジが出迎えてくれます。
駅からまっすぐ東へ。桃太郎通りをひたすら歩きます。
大通りには路面電車が走っていました。
姫路にも神戸にも走っていないので、何だか異国に来たような気分です。
桃太郎通りを20分ばかり歩くと、旭川沿いに岡山城が見えてきます。
実は私、この歳になるまで岡山城に行ったことがなかったのです。
岡山城
岡山城は、慶長2年(1597年)、宇喜多秀家によって完成。
外壁の下見板には黒漆が塗られており、太陽光に照らされると
カラスの濡れ羽に似ていたことから烏城(うじょう)と呼ばれています。
廊下門
門には池田家の紋、揚羽蝶(立ち揚羽)が見られます。
江戸時代のほとんどを池田家が藩主として君臨したからです。
ちなみに代々藩主の名前の一字は、当時の徳川将軍の一字を戴いているという忠節ぶりです。
石垣は、築城当時の状態のまま残されています。
城内の縄張りは、姫路城と近いものがあります。
不明(あかずの)門から下段に通じる坂。
岡山城、正面入り口です。
入城料は300円。後楽園とセットになった券は560円とお得です。
築城当時の天守閣は、第二次大戦の空襲で焼け、現在の天守閣は昭和41年(1966年)に再現されたものです。
六階の天守です。
エレベーターで四階まで上がり、そこから階段で六階まで上がります。
階段はコンクリート造りで、姫路城や彦根城のような急斜ではありません。
天守の金の鯱
宇喜多秀家は、豊臣秀吉に可愛がられて育ったせいもあり、秀吉の影響を強く受け継いでいます。
金箔好きの秀吉の影響が、こういう箇所に見え隠れしていますね。
城内は、岡山城築城から現在までの歴史と、当時の刀剣や鎧など遺留品が数多く展示されていました。
初代城主の宇喜多秀家は、関ケ原の戦いで西軍について敗れ、八丈島に遠島され生涯を閉じました。
代わって城主になったのは、西軍を裏切った小早川秀秋でしたが、若くして早逝し小早川家は断絶。
その後、城主になったのは、姫路城築城でも名高い池田家が明治維新まで務めました。
各所に池田家の紋があるのはそのためです。
城主の間
城主がここでくつろいだと言われる部屋です。
現在は、お客さんのための無料着付け体験コーナーになっています。
お殿様、お姫様に変身できますよ。
備前焼工房
城内には備前焼を体験できる工房があります。
粘土500グラムで1230円です。
城内にある喫茶室
アニメの中で、名探偵コナンも食べたという「お城パフェ(980円)」が人気だそうです。
1日限定50食なので、お早めに。
月見櫓
風流な名称がつけられていますが、城の北西を守るための櫓で、武器の貯蔵庫としても利用されていました。
岡山城を後にし、月見橋という鉄橋を渡って後楽園に向かいます。
岡山城と後楽園を結ぶ月見橋からの撮影です。
旭川には、白鳥船で舟遊びをするファミリーの姿も見られました。
後楽園入り口
後楽園は、水戸の偕楽園、金沢の兼六園とともに日本三名園として有名です。
入園料は、大人400円、シニア140円。
岡山城とセットなら、両方で560円とお得です。
とにかく広いお庭です。
後楽園は今から三百年前に、当時の岡山藩主、池田綱政によって作られました。
旭川の中州を利用して造られたもので、庭内には池や滝、山、森、神社、茶店、馬場の練習所に能や田植えを楽しむ施設など、まったりくつろいだり癒されたりできる箇所が満載です。
GWにも係わらず、人も少なめで気持ちが良かったです。
京都のようなアジア系団体客が一件も無く、外人さんは欧米系の人がチラホラ。
あとは家族連れやカップルばかりでした。
沢の池には、三つの島が浮かんでいて絶景ですよ。
唯心山
後楽園の代表的な場所ですよね。 本当に美しいです。
唯心山から沢の池を見た景色。
橋の上で傘を並べるカップル。
結婚式用アルバムの前撮りでしょうか。
微笑ましい光景でした。
福田茶屋の看板メニュー
由加神社の隣で見つけた福田茶屋。
おいしそうなスイーツがいっぱいでした。
人気店なのか、ここだけすごい行列ができていました。
抹茶ビールがよく売れていて、ちょっと興味がありましたが、行列がすごいので断念しました。
床几に腰かけてスイーツを楽しむお客さんを撮影したのですが、
カップルが多かったのでブログ掲載はやめときます。
後楽園デート、お薦めですよ。
岡山・広島の旅2 に続く