セリカXX2800GT 製作記 ~その2~ | 動くぞ!素人のプラモデル戦車道

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少年の頃作ったプラモデルの戦車は走ったのに・・・。そんな想いから、最近では非主流派の「動く」プラモデル戦車を応援します。

有井製作所 オーナーズクラブ 1/24 セリカXX 2800GT 製作記の続きです。

 

<黒帯と窓枠>

前回でココまでの作業でしたので、今回は黒帯と窓枠の塗装をしました。

結果は・・・・ヘロヘロの出来で、自分でもイヤになってしまいます。

他人様の製作記を見ると、フロントバンパーの塗り分けが大変だという感想でしたが・・・、私には側面の黒帯と窓枠の方が問題でした。

もちろん、マスキングはしたし、大きなはみ出しは無いのですが、問題は凹凸部分の塗りです。

側面の黒帯は凸モールドですが、突き出した凸部分の側面を塗るのか塗らぬのか・・・・これが中途半端だと帯が波打って見えてしまいます。・・・って言っている事が分かり難いですね。

 

側面の黒帯については、こんなイメージです。

平面の帯を塗るのではなく、「かまぼこ」状に突き出た太いモールドを塗装する事になるのです。凸状の上の部分の塗り分けは、それ程難しくありませんが、凸の側面をきちんと真っ直ぐに綺麗にぬらないと、帯が波打って見えてしまいます。

 

窓枠については逆に凹モールドの凹面溝の中の塗り分けが必要で・・・・、フロントガラスの横のピラーを拡大するとこのようになっています。

凹溝のどの位置まで黒く塗るのか。そしてその溝の中の塗り分け位置を真っ直ぐに維持できなければ、ガラスを支える黒ゴムがヘロヘロに波打って見えてしまいます。しかも此の場所はマスキングできません。(泣)

ほとんど「無理ゲー」の世界なのでは?

頑張っては見ましたが、私にはコレが限界。ヘロヘロの出来になってしまいました。まぁ・・・・これぞ昭和のプラモデルといった感じですね。

 

BANDAIや壽屋であれば、窓枠や黒帯は黒色成型色の別パーツを接着剤を使わず嵌め込む方式を採ると思います。接着剤を使わず、色分け成型されたパーツを3Dジグゾーパズルのようにパチパチ組んでいく最近のプラモデルは、あまり好きになれませんが、利点はあります。スケールモデルにもある程度技術の進歩の恩恵は取り込んで欲しいなぁと思います。

 

取りあえず、ヘロヘロ模型でも構わず先に進めます。完成させる事が目的ですから。