Episode16-6 アメリカ軍 M1A1エイブラムス(素組編) | 動くぞ!素人のプラモデル戦車道

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少年の頃作ったプラモデルの戦車は走ったのに・・・。そんな想いから、最近では非主流派の「動く」プラモデル戦車を応援します。

<そう言えば戦車のブログでしたネ>

9月も終わったところで、ようやくエイブラムスの輪郭が現れました。

新たに自分が作った戦車プラモの画像を掲載するのは何日ぶりでしょう?もしかして、7月のラング以来かもしれません。 このブログは戦車プラモのブログなんですけど・・・・・

 

そうでしたネ。エイブラムスってこんな戦車でした。何と言うか、平面ばっかりで構成された戦車ですね。

そして久しぶりのベージュの戦車です。メルカバMKⅠ、ドイツⅡ号戦車に続く3つ目のベージュ色戦車です。ベージュ系の塗装は苦手なのですが・・・・。薄い色の戦車は、緑色の戦車よりも塗装技術の差が出やすいですね。(汗)

ちなみに、車載装備品や砲塔後部の銃弾箱、砲塔上部の機関銃2つはテープで仮留めしています。いつものごとく、塗ってから取り付けます。塗装下手なんで塗り分けできませんから。

 

<最大サイズの戦車>

本当に巨大な戦車です。これまで作った中で文句なしの1番の巨体です。お陰で砲塔旋回ギミックの組み込みや無駄に長い配線の収納に役立ったのですが、保管や展示スペースの観点からは、マイナスかもしれません。

メルカバと比べても、ほら、このとおり、一回り大きいです。

写真だと、あまり分かりませんか? 実物は随分違うように感じます。

戦車はあまり上方から見下ろすよりもこの角度位の方がカッコヨイですネ。

 

ちなみに、Ⅳ号と並べると、・・・これでも同じスケールなのか?と疑ってしまいます。

まぁ、これでプラモの値段は2つともほぼ同じなんで、エイブラムスの方がお買い得なんでしょうか。(笑)

 

<プラモの質は☆?つ>

組立てて少々落胆しました。各部品の合いが今一つなのです。あるいはパーツが劣化して歪んでいるのでしょうか。

 

特に酷かったのは砲塔前面の合わせです。自然体だと1ミリほど隙間が空いてしまいます。砲塔前面って戦車では一番視線が集まる箇所だと思うのですが、その場所でコレは無いでしょう。適当モデラーの私でも、さすがにこれは許容できません。

部品が折れても良い位のつもりで接着剤を付けて力任せに押さえつける事5分。なんとかくっつきましたが、落胆の気持ちは直りません。

他にも、ハッチが2つとも開閉出来ない(開or閉択式)とか、側部スカートが履帯に干渉するとか色々と面白く無い所が目につきます。ハッチは旧モーターライズ系製品でも皆開閉可能でしたし、スカートは外側に向かって開くように動いてくれれば履帯干渉も解消するのですケドね。

エイブラムスは現用米軍戦車なので、プラモデルとしても最近のものと勘違いしがちですが、所詮は旧モーターライズ改修製品なんでしょうね。起動輪などは非常にカッチリした出来て嬉しかったのですが、残念です。

 

 

<塗装は缶スプレーで>

いよいよ次は塗装に入ります。この戦車の見栄えを大きく左右する作業ですね。

大きな戦車ですので、筆塗りは大変です。また薄い色は筆の跡やムラが目立ちやすいので、缶スプレーを使う事にします。缶スプレーは色の調整が出来ませんので、その後、筆塗りで好みの色に仕上げていきます。結局2度塗りになりますが、全部筆塗りよりもずっと楽ができます。

 

(つづく)