"食欲"には、種類が3つ(体・頭・心)あるという。
簡単に言うと、こんな感じ。
①体の食欲
エネルギーが不足したら、お腹がすく。本能として人間の体に備わっている食欲。
栄養の偏り、飢餓の反動、睡眠不足など体のバランスが崩れることでも引き起こされる。
十分な栄養と休息で体を満たしてあげることで止まるのがこれ。
エネルギーが不足したら、お腹がすく。本能として人間の体に備わっている食欲。
栄養の偏り、飢餓の反動、睡眠不足など体のバランスが崩れることでも引き起こされる。
十分な栄養と休息で体を満たしてあげることで止まるのがこれ。
②頭(思考)の食欲
思考で縛られた食欲。
夜は食べてはいけない、500kcal以下でなければいけない、お菓子は絶対食べてはいけない、運動しなければいけない、といった
認識の偏りによる強迫観念、罪悪感、ゼロか100かの心理などが原因。
思考で縛られた食欲。
夜は食べてはいけない、500kcal以下でなければいけない、お菓子は絶対食べてはいけない、運動しなければいけない、といった
認識の偏りによる強迫観念、罪悪感、ゼロか100かの心理などが原因。
③心の食欲
仕事、家庭、人間関係、・・・イライラ、寂しい、生き辛い。
心の栄養不足が原因。
仕事、家庭、人間関係、・・・イライラ、寂しい、生き辛い。
心の栄養不足が原因。
これらはそれぞれ完全に独立しているわけではなく、どれも複雑に絡み合っているのだけど、
めちゃくちゃ腑に落ちる、この3分類。
とにかく、これまでの私は、
頭の食欲と心の食欲におけるセンサーが狂いすぎていたのなあ、と思う。
(1食500kcalと決めた時)495kcalはいいけど、510kaclを食べたら、ダメ。太る。
我慢すると決めていたのに一口クッキーを食べてしまった。なんて意志の弱い自分。
自分のことを認めてほしい。わかってほしい。
私まだ全然ダメ。もっともっともっと頑張らないといけない。
こんな言葉たちで自分で自分を攻撃し続けると、
体の食欲のセンサーが麻痺し、頭と心の食欲が全身を支配し始める。
そして、食べる。とにかく、食べる。
だってこんなにてっとり早く「欲」を満たせる方法ってないもの・・・。
でも満たされるのは一瞬で、余計苦しくなるばかり。
体重も増えるし心もボロボロで、本気で自分が壊れる、って思った時もあった。
それは、食べるだけでは、頭と心の食欲を引き起こす"根本の原因"を満たすことができないから。
ダイエット依存や摂食障害で苦しむ人たちって、こんなケースがほとんどではないだろうか。
今の私が思う「正常な食欲」とは、"体の食欲"に素直に従うことのできる状態。
脳と心の食欲が消えてなくなることはたぶん誰しもないと思う。
でも、自ら食べること以外で優しく満たすことができるようになったり、
そもそも食欲に結びつく手前、根本の原因のところで対処ができるようになったり。
朝たくさん動いたら当然お腹がすくから、昼ごはんはたっぷり食べる。
前の日油っぽいものをたくさん食べたから、次の日のご飯は軽めにする。
もうお腹いっぱいだから残しておこう、って箸を置く。
たまにはいっか、って食後のデザートを食べて、ああ美味しかったー!っで幸せな気持ちに浸りながら眠りにつく。
こんな、こんな、当たり前のこと。
でも、涙が出るくらい幸せなこと。
摂食障害という言葉さえ知らない小学生の頃。
私は、こんな感覚に包まれて無邪気に生きていたんだな、ってようやく思い出すことができた。
ここまで来る過程の中、いきなり今の食生活へと変えられたわけなどなくて。
何度うわーっとなって、めちゃめちゃな食事を繰り返してきたことか笑。
でも、栄養うんぬん、野菜を食べるのが大事うんぬんの前に、
一つある考え方が基盤として身につくようになって、そこから変わり始めてきたのかも。
それについてはまた明日書こうと思う。
何度うわーっとなって、めちゃめちゃな食事を繰り返してきたことか笑。
でも、栄養うんぬん、野菜を食べるのが大事うんぬんの前に、
一つある考え方が基盤として身につくようになって、そこから変わり始めてきたのかも。
それについてはまた明日書こうと思う。
今日は、立秋。
暦の上ではもう今日から秋なんだって。
秋になる前に、まだまだこの夏ひと踏ん張り。
さあ、明日も1日頑張りましょう!
暦の上ではもう今日から秋なんだって。
秋になる前に、まだまだこの夏ひと踏ん張り。
さあ、明日も1日頑張りましょう!