中小企業でも、今は一人に1台PCを貸与している事が多いと思います。


社員数が多くなってくると管理が大変になります。


これも私が実際に総務で経験した話です。


100人企業になると100台以上のPCを管理しなければいけません。

社内SEがいれば専門で任せられるのですが、いなければ必然的に総務で管理する事になります。

私が総務責任者を受けて始めの頃、ルールもなくあまり管理もされていませんでした。

他にもやる仕事があるのに業務の大半をPC管理に費やしてしまい、業務がまわらない、これはいけないと思い改革致しました。


ポイントは自分のPCぐらい自分で何とかしなさい!です。


①新規PCは自分でセットアップ


改善前、PCセットアップはすべて総務でやっていました。

3人入社者がいれば3台のPCを夜中まで総務でセットアップしていたのです。

そんなのではいくら時間があっても足りません。PCセットアップマニュアルを作り、オリエンテーションにセットアップの時間をつくりました。

オリエンテーションで仕組みを説明し、後はマニュアルを見ながらやって下さいね。わからなければ聞いて下さい。

これで夜中まで総務でPCセットアップする事はなくなりました。まぁ当たり前の事ですね。


②貸与PC交換基準のフローチャート化


みんな、1年もPCを使うと飽きて、調子悪い、業務効率が悪いから新しいのに変えてよ、と言いだします。そして1人新しくすると、オレも私もと言い出すのです。

業務にもよりますがPCは2年ぐらい前のスペックでも十分通用します。

PCがいくら消耗品になったといってもそんなに頻繁に購入はできないのです。なので、交換基準をフローチャートにして社内でオフィシャルにして文句を言わせないようにしました。

ただし、業務の状況をみながら、必要な人にはルールを逸脱してでも社内稟議を通し交換し業務効率を落とさないようにしなければいけません。

また、古くなっても何も言わず遅いPCを使っている人もいるので、それも見落とさないで総務から交換を促します。

ルールは作りますが、ルールを作る事、守る事が仕事ではありません。

事業をやっているのです。目的を見失ってはいけません。


③PC貸与規定の整備


細かく作りましたよ、意識付けの為です。PCを交換しても古いPCのリカバリもしない、使ったものはきれいにして返しなさい!大事に使いなさい!というのを細かく文章しました。



規定、ルールを明確にしましたが、できる限り新しくして効率をあげたいし、コストも下げたい。購入方法も消耗品と考え変更しました。

PCの仕組みを理解し必要なスペックがわかれば、簡単です。

今はネットですぐ検索して安いところがわかるのです。

1台の購入コストが3万変われば、月に3台、年間で36台、年間コストが100万程落とせます。


ちょっとした改革で業務効率あがり、コスト改善も行えます。


意識改革も大事です。


管理部門の業務改革

株式会社アフターファイブ

http://afterfive.co.jp/

会社で新入社員を迎え入れる時に重要なのはオリエンテーションです。


入社初日、緊張し不安を抱えている仲間を迎えいれるのです。


私も総務責任者をやっている頃、毎月1回、多い月は3回ぐらいオリエンテーションをやっていました。総務の仕事の中で一番、力を入れていたかもしれません。


やる事は、社内案内・会社の歴史について・組織について・社内ルール・勤怠関係・就業規則について・ISO27001・グループウェアの使い方・PC設定・・・等々です。


たいてい、前日に部下から、「スケジュール組んでおきました」とオリエンテーションのスケジュールが渡されます。私は「わかったよ、ありがとう!」と言いながら、当日は完全にスケジュール無視です。当日はほぼアドリブ、新入社員の人柄、緊張の状況によってやり方がかわります。

重要なのは、入社してきた仲間の緊張をほぐし、はやく慣れてもらい、すぐに働ける状況にし戦力になってもらう事。資料はちゃんとつくってあるから、後で読んでもらえばわかるはずですね。


まずは私がずっと話します、冗談を言いながら、硬い話でなく、仕事以外の事も交えながらです。

その後は新入社員の話を聞きます、質問を受ける時間も長いです。初めての環境で不安だし、聞きたい事もいっぱいあると思うんですよ、だから安心して話してもらえるような雰囲気をつくります。

一方的に資料の内容を説明していても意味ないですからね。

もちろん、ポイントは押さえていますし、次の日から業務ができる環境まではもっていきます。

オリエンテーションが終わった後も、みんな、わからない事は私の所に電話かけてくる事が多かったですね。これでその部署の状況がよくわかります。私の所に電話がかかってくるという事は、その部署でちゃんと迎えられていないという事です。その部署でちゃんと迎え入れ、指導していれば、私の所に電話がかかってくる事はないはずなのです。

その後は組織の改善です。

マネージメントがしっかりやってないのがわかりますので、教育、場合によっては降格してやり直させる事も必要です。

マネージメントの人間がしっかりしていないと、いくら採用しても人が育ちません。会社が崩壊していきます。

会社では総務というと雑用というイメージがある事が多いですが、すごく重要なセクションなのです。

M&A・・・Mergers(合併)and Acquisitions(買収)、ようするに企業の合併買収、中小企業ではあまり関係ないかななんて思っていたら、そんな事なく私自身も数回、関わった事があります。


まずは、自分自身が勤めている会社が売られるという経験。ここではあまり細かく書く事ができないのですが、数字を扱う人間として、とてもこんな条件では売れないだろうと思っていましたが、ある大手企業の子会社に売れてしまいました。


売却後、私自身はそのグループ企業に興味がなかった為、残りませんでしたが、残った仲間は上場企業の孫会社で安定して働く事ができ幸せになっているだろうと想像します。

大きな資本力とノウハウで買収される企業のノウハウを吸収し、価値を何倍にもした。そして従業員も幸せにする。大成功のM&Aです。当時はこんな高い買い物して、大手企業のお遊びか?なんて思っていたら大間違い、ちゃんとビジョンを描き、確実に実行して価値を高める。

買い手にとっては安い買い物だったのでしょう。価値はその人が決めるもので、見た目の数字ではわからないものです。


次は買い手側での話、飲食店をやっている頃、事業継承が困難な会社よりM&Aの話がありました。

まずは数字的価値の算出です。決算書、申告書、契約書、就業規則等々、資料を頂き見えない数字を見える化して現在の数字的価値を算出します。

また、将来のキャッシュフローから現在の価値を算出します。その後は実際の会社を見学し従業員の状況、雰囲気、マーケティングをして自分達でどこまで価値を高められるかの検討です。

数字だけでなく、買い手と売り手、そして重要なのが両方の会社の従業員が幸せになれるかです。

この時は結果的に合意に至りませんでしたが、みんなが幸せになれないという判断ですのでしょうがない事です。



M&Aはマネーゲームというイメージがありますが、中小企業ではみんなが幸せになる為の一つの手段なのです。


管理部門の業務改革・資金調達コンサルティング・新規事業立上支援
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中小企業の経理・財務で意外とやってないのが、キャッシュフロー経営。

私もはずかしながら、会計事務所に勤めていた頃、キャッシュフロー計算書は作成していませんでした。・・・当時のクライアントのみなさま、すみません。・・・

事業会社で経理・財務を責任もってやるようになり、銀行と自分自身で資金交渉をするようになって初めて、その重要性に気づき取り入れるようにしました。誰に教えてもらった訳ではなく、自分で勉強し、実務で使いながら完成度をあげていきました。

銀行・投資家との交渉でも重要ですが、一番は経営に役立ちます。どんなに売上があってもお金が無くなり資金ショートしたら会社は終わってしまいます。お金の性質を理解し、それが適正なのか?これをまず、社長・役員が理解し、そして少なくともマネージメント層は理解すべきです。会社のお金は増えてるの?そのお金はどうやって増やしているの?どのくらい、どんな風に使われているの?・・・理解しましょう。

私が勤めている時は必ず、経営会議、マネージメント会議でキャッシュフロー計算書を基にキャッシュの状況を説明するようにしていました。始めのうちはシーンとなって意見は出てきません。でも毎回、しつこくやるようにしています。なれてくるとだんだん意見が出てくるようになり、みんながお金の性質に興味をもつようになり意識がかわります。


変な言い方ですが、お金が人を成長させるのです。

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事業会社の経理は会社の経営にとって非常に重要です。

会計ソフトのCMでもよくやっていますよね。会計ソフトはあくまで道具でそれを使いこなす経理が重要なんですけどね。道具がよくても使う人がしっかりしていないといけません。



経理がタイムリーに数字をださなければ、目をつぶって手さぐりで経営をしているようなものです。

上場企業では5営業日程度で数字をしめて、毎月取締役会をやるのが普通です。

ただ、中小企業ではなかなかそうできていないのが現状ではないでしょうか?

次の月の月末ぐらいに数字があがり、先月は少し利益がでていてよかった、なんて結果だけみて満足していたりします。

5営業日までいかなくても、7営業日でしめて8営業日には経営陣で戦略が練れて、次の日からは行動にうつれるぐらいでなくては遅いです。



そうは言っても、仕入の請求書がこない、売上がしまらない、営業から経費があがってこない・・・等々、無理だよ~、なんて事がよくあります。

でも、やればなんとかなるものです。

まずは、絶対に7営業日でしめると決める事です。それを宣言しましょう。

スケジュールと分担を決めて、捨てられるものと捨てられないものを明確にし、取引先に協力のお願いをする。ダメなら納品書から数字を追う、売上も営業と協力しルールを決める。月次の段階では完璧な数字は必要なく、どう戦略に活かせる数字を出せるかが重要です。ただ、試算表を出せばいいのではなく、経理(経営企画)が経営に役立つ資料に加工するのです。

忙しくて、そんなタイムリーに数字なんてだせないよ、

と思っている方はよく考えてみて下さい。やっている事は毎月同じです。忙しい時期を何処に持っていくかだけです。

1回がんばって、7営業日を達成すれば、それから月末までは次の月に準備にあてられるようになる。負のスパイラルから正のスパイラルに変えるのです。正のスパイラルに変られるような、仕組み作りさえしてしまえば、みんなアフターファイブが楽しめるようになりますよ。

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