昨日、精神科の通院で予想だにしない展開がありました。
双極性障害Ⅰ型の治療として、注射治療にチャレンジすることになりました。
内服での薬物療法だと薬の効き目が切れたり、調子に合わせて医者の指示の範囲内ではあるものの自分で薬を増減していていたため、安定した確実な治療薬の内服は出来ていませんでした。
そのせいか私の病状は寛解とは程遠い状態でした。
先月はケガもありましたしね。
急激に危険な状態に急変する場面がしばしばずっと続いていました。
支援センターからは昨年より精神科への休養入院を勧められていましたが、費用や子育ての面から私は拒否してきました。
しかし、このままでは自ら希望して出来る任意入院ではなく、夫や近隣に通報されてしまった場合は強制措置入院になる可能性もあるとのことで注射治療の即決を主治医に迫られました。
注射による薬物療法では5週間効果が安定して持続するとのことでした。
「もう(注射)今日やるんですか?」
と驚く私に
主治医は次回の受診までに措置入院になってしまうんじゃないか心配だと言い、心が揺れました。
大丈夫ですとは言えない状態がずっと続いているのはわかっていましたので。
ただ、私はその注射薬の内服バージョンを20代の時に内服したことがあり、起きていられないような強い鎮静があったためもう二度と飲まないと思っていた薬でした。
今回は注射だから、急に効いてくるわけではないから(たぶん)、昔とはまた違った効き方をしてくるかもしれないからと自分に言い聞かせ、
過剰な鎮静がかかるのではないかと怖かったのですが注射での薬物療法を試してみることに決めました。
注射は筋肉注射でした。
精神科で注射打たれるとは思いませんでした
注射自体は怖くないけど過鎮静がホントに怖くて。日常生活が送れないレベルの眠気もこないか心配でした。
注射を打ち一晩経ちますが、やはり特有の頭がぼーっとする感じが出始めています。
ここで収まるのかもっと強くぼーっとしてくるのかはわかりません。
主治医は、刃物を振り回すより家事が多少出来なくても寝てる方がマシでしょうと。
私は家事や子育てが出来なくなるのが嫌で、薬で寝かされたくなくて、鎮静もあまりしすぎないように今まで主治医も大目に見てくれていましたが
事態が楽観出来ない状態にまで来たんだと思います。
入院が嫌なら打つしかなかった。
絶対に嫌とかじゃないんですが、自分が置かれてる状況下でのメリットとデメリットを天秤にかけた時、外来通院で治療する方法を今は選んでいます。
せっかく勇気を出したのだからこれで寛解と呼ばれる状態になってくれれば良いのですが私がこの薬に耐えられるか不安です。
あとは精神保つためにここまでしなきゃいけないのが単純に疑問で悲しいです。
あまり深刻に悲観的にならずに努めていますがやっぱやだよーってなってる自分がいます。
もう打ってしまったから5週間は引き返せないけど
前向きにゆっくりと良い方向へ進んでいきたいです。