「ボダですか?」なんでもいいけどこの子とは違う気がした。 | アダルトチルドレンの夜職とチャットレディ体験記。

アダルトチルドレンの夜職とチャットレディ体験記。

アダルトチルドレンの生き様を現在進行形で書いたブログです。

チャットレディの記事多めです。

人に何かを教えるというよりは、奮闘記録に近いものとなっています。


同じように悩める方の気晴らしになればと思っています。

セクキャバで働いてた時にボーダーだという子がいた。



その子は傷を隠すためのリストカバーをして接客してた。


その子に、

「アフロディーテさんなんでこういう店で働いてるんですか?」



と聞かれて、男の人とすぐ関係を持っちゃうからこっちのがマシだと思ってんだよねと答えた記憶。



他にも理由はあったが、



それも強ち(あながち)嘘ではなかったので。




すると「もしかしてボダですか?」


と聞かれた。私はう~ん、わかんないけどAC(アダルトチルドレン)だとは思ってる。と答えた記憶。



でも今考えるとこの時から既に双極性障害になっていたかもしれない。




その子は指名が取れないことや接客の悩みを全てボーダーのせいにしていた。


「私接客向いてないって実感しました…」


それは個人の向き不向きはあるだろう。



でも私だって楽して指名取ってるわけじゃないよって心の中で思った。




心の中に暗いもの、煮えたぎるものを抱えててもどんな人にも笑顔で人当たり良くお客様に寄り添ってた。



だからそこに漬け込まれることもあったり、自分を犠牲にしすぎたり。




「アフロディーテさんでもお客さんのことで悩むんですね。」


って


当たり前じゃん!



でもこの子には簡単そうに見えるんやな、と。



辛そうに仕事してたら指名は取れないと思う。



その子はお店を飛ぶ(無断で辞める)か悩んでいるとわざわざ私に相談してきた。



夜の業界では飛ぶことなんてありふれてるけど、私は昼職の感覚も持っていたので円満に辞めるなら飛ぶのは辞めた方がいいと言った。



最終的にどうしたかはわからないけどその子はいつの間にかいなくなってました。




脱げば誰でも稼げる世界ではない。



それはチャットレディも同じ。



精神面でどれだけ男性を楽しませたり癒せるか。



外見からでも、内面的からでもまずは選ばれること。



私じゃなきゃだめな関係性を作ること。




心は目に見えないけれど、言動や態度に出てしまう。



私もチャットレディ末期は会員嫌いが隠せなくなっていつもイライラしてた。



そうなったら男性客に喜んでもらえて嬉しいとか、お客様と一緒に楽しむ精神状態じゃなくなって、使い物にならない。



はい、今の私は使い物になりませんえーん




でも、やり尽くした感はあるから今の状態に納得はしてる。



どの業界においても、最低限のメンタルの健康は一番大切だと思う。