CBITキダメソッドのセッションを体験した千葉県の小1女子さんのお母さんから感想文をいただきました。
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◉CBIT療法キダメソッドを受けられる前のお子さんの状況を教えてください
幼稚園年長の秋に、突然運動チックが出始めました。
小児科や児童精神科を受診しても、「チックには触れずに様子を見て、本人が困るようなら投薬を」としか言われませんでした。
様子を見ていると、どんどんチックの種類は変化して増えていきました。
本当にこのまま見ているだけでいいのか悩んでいました。
◉今回CBIT療法キダメソッドを受けられることを決めた理由を教えてください
小学生になり、クラスメイトにチックを指摘されて、本人が悩み始めたことがきっかけです。
年齢的にまだ早いかもしれないとも思いましたが、チックの存在やチックの前の衝動の自覚があったので、このまま見ているだけよりはキダメソッドを試してみたいと思い、本人と相談して受講を決めました。
◉お子さんがCBIT療法キダメソッドを受けられている中で変化したこと、気づいたこと、成果があれば教えてください
チックについて話すことが普通になり、「今日は学校でいっぱい出たー」などと話してくれるようになりました。
真面目に取り組めば必ず衝動は落ちて、チックが減るということは私も娘も十分実感することができました。
ただ、妹に邪魔されたり、他にやりたいことがあるのに嫌々呼吸法などをさせると、全く衝動が下がらず、親子でイライラを抱えるだけでした。
どうすれば娘の気分を上げて宿題に取り組めるか、親の持って行き方がかなり重要だと思いました。
これからも試行錯誤しつつ、飴と鞭を使い分けて続けていきたいです。
◉CBIT療法キダメソッドを受けた感想を教えてください
キダメソッドを始める前にYouTubeで見た木田先生は、真面目で少し厳しい方かも⁈（←失礼しました）と思いましたが、関西弁でユーモアを交えながらのセッションで、小1の娘でも飽きる事なく受ける事ができました。
娘はチックを直したい気持ちはあるものの、遊びたい気持ちが勝ってしまい、その日の気分によってなかなか呼吸練習の宿題が進まず、出来の悪い親子だったと思います。
ただ、真面目にやれば必ず衝動は落ちて、チックも減ることは十分に実感することができました。
そのため、今後もしチックが増悪してもキダメソッドがあるから大丈夫と思えるようになり、お守りのような存在ができて感謝しています。
◉CBIT療法キダメソッドをどんな人に勧めたいですか
チックで悩んでいるお子さん、親御さんにお勧めしたいです。
チックの衝動の感覚（どんな感じがしてそのチックが出るのか）など、なかなか本人でないと分かりづらいことも、木田先生ご自身の経験などからいろいろなお話を聞けて、娘のチックへの理解が進みました。
また、親の心配な気持ちも理解していただき、私の心も軽くなりました。
◉その他、何かチック、トゥレットのお子さんをお持ちの親御さん達にお伝えしたいことなどあればご自由にお書きください
チックの症状を持ちつつも社会で活躍されていらっしゃる木田先生の存在は、とても頼もしく感じました。
CBITキダメソッドを継続することでチックを減らすことを目標にしつつ、チックがあってもなくても変わらない娘の優しさや可愛い笑顔などいいところに目を向けて、その子の良さを伸ばしながら、自分に自信を持って生きていけるようにサポートしたいと思います。
LINEの無料相談、基本セッション終了後の単発セッションや、シービッターズでの合同深呼吸会などでフォロー体制もあるとのことなので、心強いです。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
本当にありがとうございました！
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(括弧内はお母さんによる評価です)
木田のコメント
千葉県の小1女子さんです。
将来はモデルかアイドルタレントになるのが夢なんだそうです。
お母さんによると緘黙傾向があるかもとのことでしたが、確かに割と表情は硬いのですが、不意に笑うととても可愛らしく、しかも小学1年とは思えない頭の良さを見せてくれるので、これはモデルやアイドルその他いろいろな分野で才能を発揮するかもと期待してます。
お母さんも書いておられる通り、本人にもチックをよくしたい気持ちはしっかりとあるものの、流石に小学1年生ですから、毎日の結構時間と意志の強さを要求される呼吸練習は宿題に出された通りには達成できていなかったようでしたが、それでもやればスルスルと衝動は落ちていくので、あともう少し成長して意志の力が育ってくれば問題なくチックをコントロールしていけると思います。
セッションを始める前のチックの総量を１０とした時の、2回目のセッション以降でのお母さんによるチックの量の評価は以下でした。
１０→９、７、４、８、４、８、５
途中、急に８に上がっていることが2回ありますが、1回目はおばあちゃんが遊びに来ていた時で、テンションが上がりまくっていた時です。2回目は正月休みで楽しくて遊びまくっていて、呼吸練習などをほとんどしていなかった時でした。
何かてとても楽しいイベントごとなどがあると、テンションが上がってチックの引き金が引かれやすくなります。
そういう時には普段にも増して呼吸練習などを念入りにやってチックの波を迎え撃つ必要があります。
何か思い当たるイベントごとがあって、チックが急に増えてしまったなという時には、慌てる必要はなく、単なる深呼吸でも構わないので、心を静かに保つための十分な時間を確保してあげることを1週間くらいやっていれば、自ずとチックは落ち着いてきます。
千葉県の小1女子さんも、しっかりとセッション最終回に出された宿題をやってもらってチックをコントロールする力を身につけ、モデルでもアイドルでもなんでも叶えたい夢を叶えてくれることを祈っています。
でわ。
CBIT（シービット）キダメソッドっていったい何のこと？と思われている方に少し解説させてください
トゥレット障害の主たる症状である運動チックや音声チックは、精神神経科や神経内科などで処方してもらえるお薬で改善させることは非常に難しいです。
中には薬でチックが減ったとおっしゃる場合もないではありませんが、大抵はものすごく眠くなって起きていることができないくらいの副作用が出たりします。
結局は薬でチックを減らすというのは、精神と神経の活発な活動を鈍くして、限りなく眠っている状態に近づけてチックを減らすということに他ならないのです。
漢方薬や鍼灸、整体などでチックを改善すると謳うところもあるようですが、私自身はそれが効いたという話を聞いたことがありません。
一方で、CBIT（シービット）は、アメリカ、カナダではチックの改善のための第一選択肢とされており、顕著な改善効果が得られることが権威ある学術雑誌に掲載された論文でも述べられています（https://jamanetwork.com/journals/jama/article-abstract/185896）。
CBIT（シービット）は簡単に言うと、チックを拮抗反応というチックが出せなくなる筋肉の動きでブロックして、チックを出さそうとする衝動を抑え込み、その衝動を減らしていくことによりチックが出にくくなるようにしていくという行動療法です。
行動療法という呼び方でも分かる通り、CBIT（シービット）は心理療法ではありません。むしろ筋トレのようなトレーニングと思った方が当たっています。
CBIT（シービット）は、100％のトゥレット障害のチックに効果があるというわけではありませんが、私自身がセッションをしてきた経験から言うと、７割以上の方に大きな改善が見られています。
そのCBIT（シービット）に実際の臨床経験から様々な工夫、改良、改善を加えて出来上がったのがCBIT（シービット）キダメソッドです。
具体的な体験者の声はこちらのリンクからご覧いただけます（http://cbitjapan.com/cbit-voice/）。
もう少し詳しいCBIT（シービット）キダメソッドの説明を知りたい方は、こちらの無料通信メール講座に登録お願いします（https://48auto.biz/cbitjapan/touroku/entryform2.htm）。
CBIT（シービット）キダメソッドと一般社団法人日本CBIT療法協会についての情報は、公式ウェブサイト（http://cbitjapan.com/）をご覧ください。
ウェブサイトはごちゃごちゃしてわかりにくいから嫌だという方は、こちらのページがお薦めです（http://lp.cbitjapan.com/lp-sp/）。
もしお子さんが運動チックや音声チックで苦しんでいて、お母さんやご家族も精神的に疲れはててしまっているのなら、ぜひCBIT（シービット）キダメソッドを試してみられることをお勧めします。
お問い合わせは木田（kidatpyo@cbitjapan.com）までお気軽にどうぞ。
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