勝手に応援、関西学生アメリカンフットボール -13ページ目

勝手に応援、関西学生アメリカンフットボール

 関西地区で大変盛り上がっている学生アメリカンフットボールを、

勝手に記事にします。

偏向、誤り、思い入れ、多々あるかと、思いますが、どうかご容赦を!。

 勝手にMVP近畿大学編ですが、、。

シーズン前半は、負けが続き、後半は、連勝で終わった、近畿大学。

今だから言えるのですが、

これは、なにも、不思議なことでなくて、

昨季の1位校下位校に順にあたるスケジュールをメインに

組んでいるので、昨季入れ替え戦だった近大は、

ジーズン前半に強豪チームと続けて対戦しただけです。


 相手のもっとも強力なところにいつもぶつけられていた

サック、タックルも含めて高山選手も凄かったのですが、

 オフェンスでは、パワーバックの尾下選手に隠れながら、

あれは、誰だ、誰だとメンバー表を見ているうちに、

気がついたら、チームの大黒柱でエースランナーになっていた、吉田選手。


あなたにMVPは決定です。

2008/1/3 ライスボウル
@東京ドーム
松下電工VS関西学院大学


 対戦は関西の両チームなのですが、東京で試合が行われます。
(関西人として、ちょっと自慢)

 試合前の下馬評ですが、関係者、ファン、ネット、メディアもすべて含めて
社会人の松下電工が、かなり有利というもの。
 私の周辺のアメフトを全く知らない者も松下が勝つんだろう?って
試合の数日前に言っていたぐらいです。
 その圧倒的な電工さんに関学が、どんなゲームプランで挑むか?
日本で恐らくアメフトを理解している本当のフットボール通の関学コーチ陣が
どんなゲームプランを作るかそこら辺りが注目点です。


前半。

 メンバー的には、両チームともほぼベストの布陣でした。
(この後、負傷者がでて試合中は、色々変わっていましたが)
電工さんのOLのセンターが藤原選手でなく、佐野選手だったぐらいでしょうか
この選手起用も、大分前から、佐野選手だったので殆ど影響はないかと。
一番、心配だったというか、苦労すると思っていた、
電工オフェンスVS関学デフェンスですが、
リーグ戦は、多様性を確立するため、3-3-5、関西の頂上決戦立命戦は、
パスラッシュをかけるため4-2-5でしたが、これが、今一だったので、
甲子園ボウルの日大戦は、3-3-5に戻してきました。
で、この完全な格上との対戦では、日大戦と同じ、3-3-5。
いやリーグ戦と同じというべきかもしれません、ここから、3人のDLからラッシュには、
LBを一人足して、自由に臨機応変にラッシュをかけようという意図です。
しかし、そんなコンセプトも建前かもしれません。
 この試合の関学のパスラッシュは、ちょっとロングになると2人でラッシュ。
フロント全員が少し引き気味でツーポイントスタンスというスタイルも何度も登場しました。
状況に応じた、選手の数的優位を最大限に活かそうという意図です。
 結果からいうと、ここの対戦は、どうにかこうにか関学が、クリンチして
持ちこたえている状態で、ランもパスも自由に出る状態でした。
 自由に進むのでなく、加点するのをどうにか押さえて、スローダウンさせている程度です。
長谷川選手へのロングパスでのTDも、簡単な、二人のWRのクロスのパターンでしたが、
最初のブレイク、もしくは、アクションに全精力で対応していたDB陣はあっさりやられてTDとなります。
 電工のランも電工のTE霊山選手#2が、ラインからスプリットして付く事が、多いので
フロントの関学のブロッカーの数では、ボックスに6人でどうにか
止められるかと思っていましたが、ここでも、タックラーと石野選手が、ワンオンワンになり
さらにたとえ数人で囲んでいても、軽く、振り切られている感じで、そこから数ヤードでていました。
 さらにシステムでどうにかプレイ崩しても、その後、QBの高田選手が
スクランブルでファーストダウン拾う感じで、
前半は、電工さんのショータイムでした。

逆の対戦電工デフェンスVS関学オフェンスですが、
こちらも、ライン戦でひょっとすると完敗するかと思ったりもしていましたが、
割と、関学のラインは善戦。
 注目の関学のゲームプランですが、
(オフェンスのゲームプランが一番如実に試合に出るので)
強力な電工のパスラッシュを少しでも軽減するために、
QBは、ロールアウト。オフェンスの可能性が、片側に限定されるのですが、
ラッシュも片側に限定することが出来ます。
そして、そこから意表をつく、スローバック。
又、ラン代わりにシャベル・パス。これは、
恐らくドロープレイはブロックが持たないだろうから
コールされていたみたいです。
スクリーンは思ったよりコールされなかったです。
兎に角、DLのプレッシャーを避けるための戦術がこれでもかと見られました。
関学のオフェンスは、ランを自由に出すというわけには、
いきませんが(結果、総ラン獲得ヤードは、30ヤード足らずです)
RBも誰を主に起用するか、かなり注目していたのですが、
サイズも考えてか、#38の平田選手が多かったです。
スピードで、勝負する目的で稲毛選手かとも思っていましたが、
明確な意図をもって関学がプレイをする程度には、ブロックが持っていました。
その証拠に最初のドライブで、あわや、FGで加点かというところまでいきました。
ここで、守るものは、なにもないと、関学は、ギャンブルをしたのですが、
(しかも、ショートヤーデージでランを選択)
失敗、これもゲームの流れというか、モメンタムという意味では、大きかったです。
この後、第2Qに関学は、一本FGを決めるのですが、
31-3と31-6では大分違ったと思います。


ハーフタイム


後半。
前半で大差がついたゲームは、負けている側の最初の
ドライブが大変大事なのですが、
関学は、これに成功。
最もタレントフルなパートであるWR陣を自由に活かし、パスを正確に決め、
着実に、ドライブ。
最終的には、上記したRB稲毛選手にオプションのピッチをしTD。
 関学のオフェンスが、後半になり、機能しだします。
これは、実は、前半からも伏線があったのですが、
関学のWRたちのルートを走っているときは、マークされ気味でしたが、
最初のブレイクで徐々に開くようになってきました。
それより一番の功労は、関学のOLたちです。
あの半分が日本代表の電工DL陣のパスラッシュから三原選手を守りきれるように
なったからです。
このあたりからは、もう手渡しのランプレイは諦めているみたいでしたが、
ラン代わりにコールしていた、シャベルパスがDLの動きを止める効果を出し
この辺も、進みだし要因かと、、。
一方の対戦ですが、デフェンスも前半以上に最初のアクションにですが、
思い切って動けるようになり電工オフェンスをわりと囲んでデフェンス出来るようになりました。
ただ、長谷川選手へのパス、その他のプレイもきちっと止めるレベルにはなかったです。
ここらあたりが、最終的な試合結果に出ているかと思います。
 事実上、試合を決したのは、関学の4Qのドライブでした。
最後、4thダウンで11ヤードのギャンブルがインターセプトに終わり、事実上試合は決まってしまうのですが、
 これも、しょうがないとはいえ、11ヤードというのが、重くのしかかってきました。
上記したように、ブレイクとセパレーションでどうにか、WRが開いている状態で
11ヤードだとルート走る距離が長く、ダメでした。
最終的には、一時怪我で引っ込んでいた、高田選手もフィールドに戻り、
松下電工が力の差を見せ付け、その後は、ゲームを閉めゲームセットとなり社会人の4連覇と
なりました。
 高田選手については、前々回の記事で、みんなと違うフットボールセンスと
書きましたが、これは撤回したいと思います。
 この試合の高田選手は、今までのコーチ泣かせのプレイスタイルでは本当になく、
三原選手のお株を奪うような、クレバーなというより泥臭いとまでいったほうがいいような、
プレイスタイルで、着実に堅実に我慢強く、オフェンスをリードしチームを勝利に結び付けました。
痛みに耐え、最後のフィールドに戻ってきたのも、その証拠。
社会人になってから、すんなり電工にはいったわけでなく、
色々あったみたいですが、これで、高校、大学、社会人とすべてで日本一のQBとなりました。
 しかし、一番感じたのは、関学の爽やかな頑張りでした。
最終的には、点差が広がりましたが、あわやというところまで、
電工を追い詰めました。
 その結果、予想より面白い試合となりました。
被インターセプトの数こそ、三原選手はかなりくらってしまいましたが、
パス獲得距離で記録まで作ったその頑張りみなさんの心に残ったことだと思います。 

ライスボウル@東京ドーム

松下電工VS関西学院大学


TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q RESULT
松下電工 14 17 7 14 52
関西学院大学 0 3 21 14 38



松下電工 関西学院大学
1st down回数 26 30
パス獲得ヤード 229 564
ラン獲得ヤード 224 33
総獲得ヤード 453 597
反則 回数-損失 4-28 1-5
消費時間 33:15 26:45

 関学も、頑張って一時は、接戦になりそうだったんですがね、、。

最終的には、松下電工が地力の差を活かし

関学をねじ伏せ、勝利を手にしました。

関学の爽やかな頑張りが見られました。

関学QBの三原#9選手もインターセプトこそ何回かありましたが、

記録に残る、パス獲得距離を作りました。


この後、詳報を書きます。

 いよいよ今シーズンもあと一試合になりましたね、、。

今回は、来年の1/3に行われる、ライスボウルについて書きたいと思います。


 関西学院大学VS松下電工です。


 リーグ戦中あんなに強いと思われた関学が、

立命、日大と苦戦するにつけ、世の中強いチームっていっぱいあるんだなぁ

なんて思っているのですが、

 社会人の電工さんも生半端な強さでは、ありません。


 試合の予想としては、松下電工が、圧倒的に有利。

関学が、どうくらいついていくかみたいな、試合になると思います。

日大でもQBのキーププレイしかゲインしないときもありましたが、

そんな感じかも、、、。

全然比較にならないのですが、大分前の関学の出たライスボウルで

関学VSオンワードというカードがありました。

 そのときも、関学のオフェンスで出るプレイはセットのオフェンスでしたが、

QBの実はロールアウトからのラン・パスのオプションなのですが、

そこからのオープンのランしか出ないなんて試合がありました。

そうならなければ、、と思っています。


 タレントの入れ方が凄い凄いと、何度も書いている電工さんですが、

今回は、電工さんの最近の入れたタレントはどんな人たtか

みたいなことを書きたいと思います。

 高田、長谷川と目立つタレントをオフェンスに入れて

デフェンス偏重から脱却を図っているのですが、

実は、個々最近、ベテランに依存していた、オフェンス・ラインにも

人材を入れテコ入れをねらっています。

センターには、神戸大で最強、最重量だった、藤原選手。

そしてガードに立命の谷口選手、そしてタックルに関学の生田選手と、、。

 これにより、めちゃめちゃでかくなりました。

あんまり目立たないOLパートですが、

今度の試合は注目してみてください、。


 試合としてのキーは、

電工の恐らく日本最強デフェンスをどう関学が、食い破るか!!。

逆の対決では、電工の最強オフェンス・トリプレッツ

高田、長谷川、石野をどう状況に合わせてマークしていくかだと

思います。


 では、。

関学の今季のMVPですが、

シーズン前半は、DLの國方選手、サックを連発していました。

で、中盤は河原選手を始めとする、若手RBたち、

でも、やっぱり、QBの三原選手かな。

リーグのMVPだし、、、。

おめでとうございます。

パチパチ。

ジャパンエックスボウル

松下電工VS富士通

   33-13


 あの松下電工でも、プレイオフに入りOTとかで苦しんでいたので、

相変わらず関東の社会人は強いんだなぁって思っていましたが、

決勝は、電工さんの完勝いや、圧勝でした。

 何度も書いていますが、電工さんのタレントの入れ様はえぐいので、

勝って当たり前ぐらいに私なんかついつい思ってしまいますが、

これほどとは、、。


 まぁ前兆はありました。

今年のフットボールのワールドカップで主力がいないにも拘わらず

控えもしくは、非主力メンバーで春も快勝の試合が続き、

その戦力の層の厚さに関西のアメフトファンはひれ伏すのみでした。

そして、そのパワーそのままに、決勝でも暴れまくりました。


 電工さんのフットボールは、ずーっとそうなのですが、

全部員完全に業務をこなす社員さんということで、

練習量を、無制限にとれない為、

わりとシンプルなフットボールです。

デフェンスは、4-3で、4人DLできちっとプレッシャーをかけスクリメージで対応し

LBはリード中心でシュアな反応。

オフェンスは、最近でこそ、ショットガンになっていますが、

ラインの間隔を狭めた、ゾーンブロッキング中心でバックスの個人能力を生かすもの、

めちゃめちゃシンプルです。

そして、フィールド上でそのタレント個々の速さ、強さを最大限に発揮するように出来ています。

だから、小手先では、とめにくし、ブレイクしにくいです。

デフェンス中心のチームだったのに、そこに高田選手が立命から加わり

さらにタレントレベルが上がったと、、。


 この試合で、富士通側での唯一といってもいい"たられば"を言わせてもらえば、

最初のへんてこりんなオフェンス体型に

(これをリーグ戦でもやっていたのか、どうかは、しりません、

 とは、いえ、陣容は、ツーバックでツーワイドのワンQBのショットガンで、 

 ちょっとセットの位置をいじっているだけですが、)

電工さんが、対応にちょっと苦慮している間に、スピードを生かして

だーっと攻め込んだのですが、これが。FG失敗に終わったこと。

さらに、まだモメンタムが若干あった1Qのキックオフリターンで

米山選手が、ファンブルしてしまったことですね、、。

ここで、加点するなりオフェンスが継続していれば、

もうちょっとどうにかなったかもしれません。

まぁ、前半から3Qぐらいまで対等に出来たかもしれません。


この後は、松下電工のフットボール・ショーでした。


高田選手について、少し、、。

高田選手は、日本代表であったことからもわかるとおり

日本最高のQBの一人です。

恐らく飛んだり投げたり跳ねたりの身体能力はQBとして日本一でしょう。

 ただ、学生時代からですが。他の普通のフットボール選手とは、

少し違うセンスのもち主で、身体能力を生かし、ポンプフェイクにあっちにいったり

こっちに行ったりして、大騒ぎするわりにあんまりゲインしなかったなぁというプレーが、

多かったです。

 その空回り気味だったのが、この試合では、良い方に転がり、

予測不可能なQBとして大活躍でした。

塚崎選手からフリーフリッカーのパスが乱れたときに、

どわーっと走ったのには、みんな驚き。

ファースト・ダウンになりました。

コーチの村上さんは、たまらんでしょうが、

このまま、予測不可能な選手として進化して欲しいです。


最後にライスボウルに向けて、少々。

HCの村上さんは、母校と出来ると喜んでいましたが、

電工さんってずーっと頭脳は、関学カラーでやってきたチームです。

前の監督の四方さんも確か、関学

(この方、キッキングのスペシャルチームに関する日本でトップクラスのエキスパートです。)

幾ら、他校のタレントを入れたりしても、

関学カラーの純正進化でやってきました。

それが、本家本元と対戦するわけです。

よく休日の試合会場で青いKGと書かれたウィンドブレイカーを来た

おじさんの集団を見かけますが、

(普通のOBのファンや、保護者の方の場合もあります)

彼らは、OBでありゲームデーだけのコーチも兼ねた、関学の頭脳集団です。

恐らく日本で一番ハードコアなフットボールマニアです。

いつも、畏敬の念と恐怖すら感じながら、青いウィンドブレイカーの集団を小さくなって見ています。

フットボール界での一大ビッグネーム関学についてのヒントが

ライスボウルでは、垣間見えるかもしれません。

試合結果としては、少し前後しますが、

最後の入れ替え戦の結果です。

12/15甲子園ボウルの前日に行われた試合です。

2007/12/15 saturday

@expo flash field

大阪教育大学VS神戸学院大学
49-0

大阪教育大学二部残留。


大阪体育大学VS摂南大学
       20-15

大阪体育大学二部残留。

第62回 甲子園ボウル@長居
2007/12/16 sunday
天候 晴れたり、曇ったり


 関西学院大学VS日本大学


 昨今の大学アメフト界では、法政や、立命などが、台頭していますが、
日本のフットボール界での真のライバルティこそのこの両校です。
大学アメフト界の歴史を作ってきた両校といっても過言ではありません。
その両校が春に交流戦こそ長年戦ってきましたが、甲子園ボウルで真剣勝負です。

 私の勝手な予想では、日大の選手のカタログデータだけ見て
若干日大有利かと、思っていましたが、
試合開始とともに、日大エースQBの木村選手#10が出場しないことを知り
関学有利に少し振れました。
パスのオフェンスでQBがキーマンでないはずがなく、
木村選手#10の欠場は大きいと思われましたが、、、、。


 前半。
先ず、関学デフェンスVS日大オフェンスについて。
関学は、前の試合の立命戦でリーグ戦で3-3-5だったのを
立命のパスプロにラッシュをきちっとかける意味も含めて
4-2-5に変化させてきました。これが、実は、あまり上手くいっていなくて
あんまりプレッシャーをかけられていませんでした。
そこからの反省か、それとも日大に対して変化をつけたラッシュをかけたいという
目的なのか、もう一度、3-3-5に変化ラッシュには、3人DLプラス一人LBが
どこかから飛んでくるというシステムでした。DLパートでは、黒澤#98選手がアウト。
(しかし友人の情報では、FGユニットのウィングに入っていたとのことで怪我についてはよくわかりません)
キーの一つDBでは、二試合ほど前から、CBに泊#8、山本#28と揃い
又、この試合より福田選手#20が復帰しほぼベストメンバーです。
日大は、木村選手がいないので、ちょっとラン・オリエンテッドという感じで
ボース・エンド・タイトのショットガンから金選手のランを当初は多めに
コールしていました。
 弱い(オフェンスに比べて)関学のデフェンスを勝手に心配していましたが、
こちらは、概ね成功でした。
ライン戦もほぼ互角で、驚くほどの差はありませんでした。
関学が押さえ込んでいるというよりは、
日大の方の実施の悪さであまり進んでいないという感じです。
インターセプトなんかもその際たるものだと思いました。
 この辺が、前半スローな展開になった要因の一つです。
前半の日大唯一のTDですが、これは、注目選手の一人金選手#21の独走のTD!!。
(確か、スクリーンだったと思いますが、違っていたらすいません)
この試合で金選手VS関学走力自慢選手三番勝負が見られたのですが、
その二番勝負がここで見られました。
一番目は、独走を食い止めるために凄いスピードで正に飛んできた
泊選手#8。これをさらに金選手は加速し振りきります。
次に反対サイドから飛んできたのが、SFの徳井選手#84
ゴール前直前でぎりぎりで追いつくかと思われたのですが、
これまた、金選手が振りきりました。
両選手とも関学で一ニを争う走力を持つ選手。
見ごたえたっぷりでした。この後、もう一番勝負あるのですが、
それは、あとで、、、。

 関学オフェンスVS日大デフェンスですが、
こちらは、日大の強力なフロントというか、DLにより
恐らく、関学のランはあまり出ないだろうけれど、パスは、けっこう通るだろうと
思っていたのですが、
全く逆の展開。パスプロはあまりもたず、パスはあまり決まらず、
逆にランが出る展開。ほんとフットボールは不思議です。
ファーストダウンを更新するために、しかたなくランをコールしていて、
尚且つ、QBのキープランまで使う始末です。
QBのランは、システム上守る人がいなくて(ラッシュに4人も割いているので)
ショットガンの奥の手中の奥の手です。
しかも、ブロッカーの数としては、セットオフェンスのパワープレーより
一人多い計算になり、オフェンス全体で一番ブロッカーの数の多い最大のランプレーです。
これは、ショットガンだけでなくセットのオフェンスでもQBドローは
けっこうゲインするプレーです。
ただし、これを中心にオフェンスを組み立てたり、ここからプレーを展開できるわけでなく
正に伝家の宝刀といってよい、奥の手中の奥の手です。
レシーバーを多く入れ、追い込まれたなぁと思った立命戦以上に
このQBのランをコールする関学、さらに追い込まれていたわけです。
関学のオフェンスを日大のデフェンスが、上回り、こちらもデフェンス有利な展開。
この辺が前半スローな展開になった要因です。


ハーフタイム。


後半
試合が急激に動いたのが、
後半、それも3Qから4Qにかけてのあたりからです。
関学の#6大西選手のFGの後
少し関学に流れが傾いたかなぁと思いきや、
走力では、木村選手#10よりあるといわれる、QB平本選手#12のTD。
こちらもQBのキーププレーで、右へのランと見せかけたその逆の
カウンタープレーでした。
ここから、試合は、大きく動きます。
この後、関学もTDを重ねるのですが、兎に角点数を稼ぐ
日大のオフェンスに追いつく為、しょうがなく、パスをコールしだし
試合がアップテンポになりました。

 ここで、ちょっと脱線ですが、
金選手VS関学走力自慢選手三番勝負のラストが起こりました。
金選手のキック・オフ・リターンTDの最中なのですが、
左にちょっとふったあと右へ大きくカットをふんだ金選手は、セイフティ気味にいた
大西選手をあっさりかわすと、右のライン際を独走になります、
が、ここで一人凄いスピードで追いかけていた関学の選手が居ます。
それは、#87で、柴田選手。
走力をかわれてキックカバーに入っていました。
結果TDになったわけですから、もう勝負は見えているのですが、
これも、凄い走力ある柴田選手を振り切り、TDとなりました。
三番勝負とも、金選手の完勝でした。

 日大のその後のTDプレーですが、秋山選手#23の
縦パス一本。(これも、一試合で一回は、あるパスのオフェンスでの定番です)
又、秋山選手#23のリバースでTD
点は、入っているのですが、どれも一発ゲインの加点で
結局試合の大勢としては、この辺が試合を分けた要因となります。
このあたりから、日大の凄いDLのスタミナがなくなってきたとは、
書きたくないのですが、関学のパスプロが持つようになってきました。
それに補って、パスが通るようになっていました。

というのも、関学からみて、日大の左のCBに対して秋山#85、岸#1の両SEが若干マージンを

保ち捕球体性を作りことが出来たからです。
これが、どんどん点を取り出した、日大のオフェンスに関学がパスをとおして
追いつくことが出来た理由です。
 で、紆余曲折あるのですが、
最終番のゴール前でのショートヤーデージの攻防について書きたいと思います。

三点差を追いかけ4Q残り数秒での攻防です。
最初に書いておきたいのですが、
基本的にショートヤードのシュチュエーションは圧倒的にオフェンス有利です。
それをあれだけ何度も、日大のデフェンスは、止めていたわけです。
正に凄いクイックネスとパワーです。褒めるべきは、日大のデフェンスでしょう。
関学のこの試合のショートヤーデージのオフェンス体型はIフォーメーションで
しかも、モーションでTE二人いるほうのサイドにスロットを動かす
アンバランス体型で、セットの体型では、理論上最大のパワープレーです。
最初はこれで迫り、次に、リーグ戦でもやっていた
QBの横に二人ブロッカーを置く体型。二人を露払いにここからQBスニークです。
タイミング的には、一番早いプレーでデフェンスは、というより、LBは、
正にこのプレーのタイミングにほぼ釘付けです。
これも、日大は止めます。
そして、関学もタイムアウトをぎりぎりまで時間を使い使い切り
日大も、一つのプレーの前に、二回も使い使い切ります。
いよいよ、泣いても笑ってものラストプレーです。
プレイアクションパスに逃げるかなんて、ちらとも関学は考えなかったみたいです。
最後のプレーもラン!!。
しかも、今度は、TB横山選手#2のブラスト・プレー!。
ランでは、タイミングとして遅いプレーで
QBのスニークにタイミングを合わせていた日大LBが倒れこんでいる
上を横山選手#2が乗っかる形でTD。
これで、勝負は決しました。
最後の数秒の越した日大のキックオフリターンですが、
金選手に蹴ってくるわけはなく、短めの関学のキックを日大の選手が、ちょっと
ジャックルし金選手にトスするも、関学のカバーチームが殺到し全くリターンできませんでした。
ここで、ゲームセットです。
このゴール前の攻防は、後世まで語り継がれるプレーになるでしょう。
正に試合終了数秒前まで、勝敗がわからない物凄い試合でした。
点数が示すように、ほんの少しの差で試合が決しました。
その差は、なんだったのでしょう。
 関学の丁寧さきめの細かさです。
パスがダメでも、QBキープまでし、ランでファーストダウンを重ねたり、
FGがけりにくい時は、デレイをわざと取られて下がったり、
終盤のゴールまでも、ファンがやきもきする中、
意図的に12秒までわざとタイムアウトを取らなかったり、、。
それに比べ、日大は、ドライブして得点したというより、
一発ゲインでの加点ばかりでした。
これが、一番現れているのが、時間消費とサードダウンコンバージョンの回数。
時間消費は、40分と20分と倍使い、
コンバージョンは、関学が、9回で、日大が2回。
この辺でしょうね、、。
 正に、日本で一番フットボールを知り尽くしている集団による勝利といったところです。
鳥内さんは、よく関西と関東フットボールを比べて
関東は、スポーツやけど、関西は、セコセコフットボールを言いますが、
そのセコセコフットボールが勝ちました。

  

第62回 甲子園ボウル@長居

関西学院大学VS日本大学

2007/12/16 sunday


1Q 2Q 3Q 4Q 合計
関西学院大学 0 10 10 21 41
日本大学 7 3 7 21 38



関西学院大学 日本大学 
タッチダウン 5 5
PAT (1点)回数-成功 5-5 5-5
(2点)回数-成功 0-0 0-0
フィールドゴール 回数-成功 2-2 1-1
セイフティ 0 0
1stダウン (ラン-パス-反則) 26(11-13-2) 14(7-5-2)
パス 試投-成功-Intercept 39-28-0 17-9-2
獲得ヤード 267 250
ラン 回数-獲得ヤード 46-189 24-162
攻撃 回数-獲得ヤード 85-456 41-412
反則 回数-喪失ヤード 6-55 7-30
ファンブル 回数-喪失回数 0-0 0-0
ボール所有時間 40:22 19:38
3rd Down Conversions 9/20 2/8
4th Down Conversions 0/0 2/2

表彰選手

名前
背番号
Pos.
大学名
学年
■年間最優秀選手 (ミルズ杯) 三原 雄太
#9
QB
関西学院大学
4年
●甲子園ボウル最優秀選手 三原 雄太
#9
QB
関西学院大学
4年
●甲子園ボウル敢闘選手 金  雄一
#21
RB
日本大学
4年
◆NFL特別賞 三原 雄太
#9
QB
関西学院大学
4年

得点経過

日本大 1Q-11:21 #12平本→#21金 84yds PASS(K-G #80中村)
関学大 2Q-00:05 #2横山 2yds RUN(K-G #6大西)
関学大 2Q-09:26 #6大西 30yds FG
日本大 2Q-13:53 #80中村 42yds FG
関学大 3Q-09:23 #6大西 23yds FG
日本大 3Q-10:16 #12平本 16yds RUN(K-G #80中村)
関学大 3Q-14:44 #9三原→#81榊原 19yds PASS(K-G #6大西)
関学大 4Q-04:54 #2横山 1yd RUN(K-G #6大西)
日本大 4Q-05:08 #21金 96yds Kick off RET.(K-G #80中村)
日本大 4Q-07:23 #12平本→#23秋山 94yds PASS(K-G #80中村)
関学大 4Q-08:39 #9三原→#1岸 35yds PASS(K-G #6大西)
日本大 4Q-10:45 #23秋山 38yds RUN(K-G #80中村)
関学大 4Q-14:57 #2横山 1yd RUN(K-G #6大西)


 ラスト数秒まで結果のわからない凄い試合に、、。

最終番のゴール前での攻防はlegendになるでしょう!!。

超接戦を関学が制し、ライスボウルへ。


この後、詳報書きます。


詳報の記事へ