ジャパンエックスボウル
松下電工VS富士通
33-13
あの松下電工でも、プレイオフに入りOTとかで苦しんでいたので、
相変わらず関東の社会人は強いんだなぁって思っていましたが、
決勝は、電工さんの完勝いや、圧勝でした。
何度も書いていますが、電工さんのタレントの入れ様はえぐいので、
勝って当たり前ぐらいに私なんかついつい思ってしまいますが、
これほどとは、、。
まぁ前兆はありました。
今年のフットボールのワールドカップで主力がいないにも拘わらず
控えもしくは、非主力メンバーで春も快勝の試合が続き、
その戦力の層の厚さに関西のアメフトファンはひれ伏すのみでした。
そして、そのパワーそのままに、決勝でも暴れまくりました。
電工さんのフットボールは、ずーっとそうなのですが、
全部員完全に業務をこなす社員さんということで、
練習量を、無制限にとれない為、
わりとシンプルなフットボールです。
デフェンスは、4-3で、4人DLできちっとプレッシャーをかけスクリメージで対応し
LBはリード中心でシュアな反応。
オフェンスは、最近でこそ、ショットガンになっていますが、
ラインの間隔を狭めた、ゾーンブロッキング中心でバックスの個人能力を生かすもの、
めちゃめちゃシンプルです。
そして、フィールド上でそのタレント個々の速さ、強さを最大限に発揮するように出来ています。
だから、小手先では、とめにくし、ブレイクしにくいです。
デフェンス中心のチームだったのに、そこに高田選手が立命から加わり
さらにタレントレベルが上がったと、、。
この試合で、富士通側での唯一といってもいい"たられば"を言わせてもらえば、
最初のへんてこりんなオフェンス体型に
(これをリーグ戦でもやっていたのか、どうかは、しりません、
とは、いえ、陣容は、ツーバックでツーワイドのワンQBのショットガンで、
ちょっとセットの位置をいじっているだけですが、)
電工さんが、対応にちょっと苦慮している間に、スピードを生かして
だーっと攻め込んだのですが、これが。FG失敗に終わったこと。
さらに、まだモメンタムが若干あった1Qのキックオフリターンで
米山選手が、ファンブルしてしまったことですね、、。
ここで、加点するなりオフェンスが継続していれば、
もうちょっとどうにかなったかもしれません。
まぁ、前半から3Qぐらいまで対等に出来たかもしれません。
この後は、松下電工のフットボール・ショーでした。
高田選手について、少し、、。
高田選手は、日本代表であったことからもわかるとおり
日本最高のQBの一人です。
恐らく飛んだり投げたり跳ねたりの身体能力はQBとして日本一でしょう。
ただ、学生時代からですが。他の普通のフットボール選手とは、
少し違うセンスのもち主で、身体能力を生かし、ポンプフェイクにあっちにいったり
こっちに行ったりして、大騒ぎするわりにあんまりゲインしなかったなぁというプレーが、
多かったです。
その空回り気味だったのが、この試合では、良い方に転がり、
予測不可能なQBとして大活躍でした。
塚崎選手からフリーフリッカーのパスが乱れたときに、
どわーっと走ったのには、みんな驚き。
ファースト・ダウンになりました。
コーチの村上さんは、たまらんでしょうが、
このまま、予測不可能な選手として進化して欲しいです。
最後にライスボウルに向けて、少々。
HCの村上さんは、母校と出来ると喜んでいましたが、
電工さんってずーっと頭脳は、関学カラーでやってきたチームです。
前の監督の四方さんも確か、関学
(この方、キッキングのスペシャルチームに関する日本でトップクラスのエキスパートです。)
幾ら、他校のタレントを入れたりしても、
関学カラーの純正進化でやってきました。
それが、本家本元と対戦するわけです。
よく休日の試合会場で青いKGと書かれたウィンドブレイカーを来た
おじさんの集団を見かけますが、
(普通のOBのファンや、保護者の方の場合もあります)
彼らは、OBでありゲームデーだけのコーチも兼ねた、関学の頭脳集団です。
恐らく日本で一番ハードコアなフットボールマニアです。
いつも、畏敬の念と恐怖すら感じながら、青いウィンドブレイカーの集団を小さくなって見ています。
フットボール界での一大ビッグネーム関学についてのヒントが
ライスボウルでは、垣間見えるかもしれません。