“なでしこフィーバー”の立役者として’11年もっとも注目を浴びた澤穂希選手(33)。
20日には所属するチーム『INAC神戸レオネッサ』を無敗優勝に導く活躍迄見せた。
そんな彼女には、子供時代から母に教えられ、
今も胸深く刻み込まれて居る言葉が有ると言う。
「チャンスの波に乗りなさい。そして、その波が来たとき、ちゃんと乗れるように、
準備しておくことが重要よ」
澤選手の両親は、彼女が中学3年生のときに離婚。
母はその後、仕事をいくつも掛け持ちし、女手ひとつで、澤選手と兄を育てあげた。
また母は、娘のやりたいことは自由にさせ、そして応援と後押しを惜しまなかった。
「小学校では最初、性別を理由に、サッカー少年団への入部を断られたんですが、
其れを母が頼み込んで、仮入部を認めてもらったんです。
中学では女子サッカー部がなくて、其れでも続けたい私に、
『ベレーザ』の入団テストを受けさせてくれました」
ところでそろそろ、母と娘のあいだに、結婚や子育ての話は出無いのだろうか?
「しなさいと言われたことは有りません(笑)。
でも、私がサッカーを辞める時は、結婚する時だろうと、イメージはできて居ます。
将来、結婚して子供ができたら、カッコいいお母さんになりたいですね。
運動会では、元アスリートとして負けるわけにはいか無いので、
むっちゃ練習しちゃうんだろうな(笑)」
(女性自身11月29日・12月6日合併号)