明日は「成人の日」、大人として認められるとは? | 人生、思い立ったが今!

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明日1月9日は、国民の祝日「成人の日」。

 

 

人が「おとな」として認められる年齢というのは

 

現代でこそ20歳ですが、

 

昔はもっと早い年齢でした。

 

いわゆる「元服(げんぷく)」ですね。

 

 

 

では、元服とは

 

何歳で行われたのでしょうか?

 

 

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それは、

12ー16歳ごろだったのだそうです。

 

早いですね!

 

 

 ♪

 

現在の「成人の日」は、1948年から始まり、

 

1月15日に行われるようになりました。

 

 

 

この1月15日は、ちょうど

 

“小正月(こしょうがつ)”にあたります。

 

つまり旧暦(昔使われていたこよみ)の

 

お正月の満月の日です。

 

 

 

 

平安時代から始まった「元服」の儀式は

 

この小正月の満月の日に行われたのです。

 

 

 

だから、当初の成人式も

 

1月15日だったのですね!

 

 

 

2000年からは

 

ハッピーマンデー制度が導入されたため

 

1月の第2月曜日に変わってしまいました。

 

 

 

 

「旧暦」が

 

明治時代に西洋のグレゴリオ暦を受け入れた「新暦」になり、

 

1月15日の小正月の日が

 

それ以外の日になり、と

 

古くから続いた「おとなになる儀式・文化」が

 

時代とともに変遷し

 

今では、「元服」の片鱗すらない「成人式」となりました。

 

 

ちょっと寂しい気が・・

 

 

 

 

   ♪

 

 

 

世界に目を転じると、

 

18歳で成人と認められる国が

 

圧倒的に多いようです。

 

 

 

例えば、

 

アメリカ(州により異なる)、

 

カナダ(州により異なる)、

 

オーストラリア、ドイツ、オランダ、

 

フランス、スイス、ノルウェー、

 

インド、メキシコ、中華人民共和国などなど。

 

 

 

もっと早い国では

 

14歳で、プエルトリコ、ハイチ。

 

 

 

逆に遅い国では

 

21歳で、アラブ首長国連邦、インドネシア、

 

エジプト、シンガポール、南アフリカ・・。

(2015年調べ)

 

 

 

そして、なんと

 

アメリカ(ユダヤ教以外)、イギリス、

 

オーストラリア、ドイツなどでは

 

成人式でというものがないのだそうです。

 

 

 

 

一方、狩猟民族などでは

 

珍しい、そして過酷な儀式が待っています!

 

 

 

アフリカのマサイ族では

 

ライオンを狩る儀式、

 

 

 

南太平洋の小さな島国であるバヌアツ共和国では

 

木のツルで足首を縛り、

 

30メートルの高さからジャンプする儀式!

 

そしてなんと亡くなってしまう人もいるのだとか!!!

 

 

 

明日、成人の日には

 

地球儀を回して

 

さまざまな国を眺めながら、

 

日本にとっての「大人」たるや

 

どんな存在なのかを

 

思い巡らしてみましょうか^^