今日はお休み。

1~2日おきに仕事だから、やる気も生まれなきゃ、ゆっくり落ち着いてもいられない。

予定だと、明日が仕事で明後日はまた休日。

どうやら本格的に動き出すのは、来週からになる見込みだ。

今朝はちょっとだけ早起きをして、あの人と電話。

心配事がなんとか乗り越えられそうな雰囲気なので、ホッとする。

どんな話題であれ、お互いが腹を割って意見を交換できるのは素晴らしいことだと思う。

これからも頼りにされる男でいよう・・・。

電話を切った後、しみじみそう感じた。

さてと、何をするかな・・・。

今日は特にやることもないので、朝っぱらからネットサーフィンとしゃれ込む。

ほほぉ、こりゃオモロイわ・・・。

ちょっと気になるサイトを見つけたので、ここで少々ご紹介しよう。

 Text-To-Speech (TTS)

これはAT&Tのサイトなのだが、テキストを入力すると、それをネイティブな発音で読み上げてくれるという優れものだ。

しかも男女様々なキャラクターが揃っていて、各人に名前がついている。

英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語。

日本語がないのは残念だが、それぞれのお国訛りで喋ってくれるから面白い。

試しに私は、インチキ英語を駆使しながらあの人に向けた詩を作ってみた。

それをアメリカ人のマイクに読ませる。

お、すっげぇ自然じゃん・・・。

合成音声のような、カクカクした感じがしない。

これはあの人にも聞かせなきゃ・・・。

こちらのサイトでは、読み上げた文章をwavファイルにしてダウンロードできるのだ。

メールに添付して、早速送ってみた。

う~~~ん、あの人がウケてくれたらいいんだけど・・・(笑)

このサイト、他にも色々と使い道がある。

例えば子供に英文を入力させ、それを再生すればヒアリングや発音の練習になるだろう。

もちろん大人だって同様だ。

しかも英語だけを例にとれば、USとUKの訛り(違い)だって聞き比べることができる。

さらには、独りぼっちで寂しい人の話し相手。

一番若そうなクリスタル(US)にアイ・ラブ・ユーと囁いてもらえば、それなりの気分にだって浸れてしまう(笑)

私はここで、ある一つの実験を試みた。

日本が誇る珠玉の名文句、「儲かりまっか?毎度おおきに!」を各キャラクターに喋らせてみたのだ。

各国の代表が、私の作文を心を込めて読み上げる。

英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語。

中でも最も優秀だったのが、ラテンアメリカ代表のヒスパニック、アルベルトにいさんだ。

 moukarimakka?

 maido ookini!

私の打ち込んだ文章はこれだ。

ほら、聞いてみるとなかなかでしょ?

やるなぁ、アルベルト・・・。

私はその瞬間、何故か達成感に酔いしれていたのだった(笑)

さ、日記も書いたことだし、あとは無線でもやりながらあの人の帰りを待つとしよう。

幸せな昼下がり。

私の日常は、いつも大好きなあの人と一緒なのだ。

世間では、お盆休みが無事終了。

私は特に決められてはいなかったのだが、先週末から数えて合計4日間のお休みを頂いた。

ってことで、昨日と一昨日はあの人の許へ。

待ちに待った、二人だけのラブラブな休日だ。

とにかく直前まで予定が決まらないもんだから、宿と列車の予約が上手く取れるか、正直言ってかなり心配だった。

しかし、前日でもなんのことはなく、あっさりと手配完了。

やれやれ、これであとは余計な仕事さえ入らなければ、心ゆくまでデートを満喫できるな・・・。

前日は思わぬ障害発生のため、徹夜明けの朝帰り。

それでもあの人に逢いたい一心で、出発時間にギリギリ間に合わせる。

今思えば、帰宅時間があと10分遅かったらヤバかった。

そのくらい、タイトなスケジュール。

シャワーを浴びて、身支度を整えると、時刻は午前6時半を少し回ったところ。

これから一歩一歩、大好きなあの人へと近づいてゆくのだ。

定刻通り、駅に到着。

まずはあの人に、無事に出発する旨をメールで告げる。

昨夜は私の身を案じるあまり、「今回のデートは見送ろう」とメールをくれた、あの人。

そう簡単に諦めてたまるか。

大切な人が、首を長くして私を待っている。

絶対にガッカリさせるわけにはいかないのだ。

列車はいつものようにスルスルと走り出し、やがて窓の景色が滑るように流れてゆく。

座席でじっとしていても、不思議と眠くない。

もう24時間近く起きているというのに、テンションは保たれたままだ。

あぁ、やっとあの人に逢える・・・。

胸が次第に高まり、自然と口元が緩む。

愛する人は、きっとまた笑顔で迎えてくれるだろう。

再会の瞬間に思いを馳せながら、私は持っていたペットボトルのミルクティーをゴクリと飲み干した。

久しぶりに逢ったあの人は、心なしか以前より若返ったようだった。

表情や肌の張り、私は悟られないようにしげしげと覗き込む。

うんうん、女性は愛されるほど、その美しさを増してゆくんだな・・・。

私は自分のおかげだと勝手に解釈しつつ、なんだか誇らしい気分になる。

夏本番を迎えて、肌の露出が多くなっている、あの人。

他の男たちのいやらしい視線をブロックするように、私は気を配りながら歩いた。

この人は、私だけのオンナなんだから・・・。

今思えば、最高の栄誉を手に入れた喜びで、少々興奮気味だったのかもしれない。

二人だけの空間。

私たちは時に激しく、時に情熱的に、時に優しく、時に穏やかに、心ゆくまで愛し合った。

魂がひとつになって、ベッドの上で昇華してゆく。

その感動と興奮を味わいながら、何度も何度もお互いの身体を愛でるのだ。

あの人を抱いていると、心から可愛いと感じる。

あの人と一緒にいると、心から癒される。

あの人を眺めていると、心からその美しさに酔いしれる。

そんな私のことを、あの人は「好きになり過ぎだね」と言った。

果たしてそうだろうか。

好きなものを好きと言って、何故悪い・・・。

私は心の中でそっと反論する。

もちろん、あの人は嫌がっているわけではない。

あくまでも微笑を浮かべながら、幸せそうな表情でそう呟くのだから。

楽しいひと時は、あっという間に過ぎてゆく。

私の身体を大事そうにケアしてくれて、甘くて美味しい例の物をその手で食べさせてくれたり・・・。

そのどれもが、かけがえのない煌く宝石のような思い出だ。

改札であの人を見送った後、何度も手を振る。

その姿が見えなくなった途端、いきなり追いかけたい衝動にかられた。

まだ言い残したことがあったかも・・・。

しばらくその場に立ち止まり、じっと考え込む私。

しかし実際は、別れを惜しんだだけだった。

ホンの一瞬だけ、寂しい気持ちが顔を覗かせたのだ。

これからもずっと一緒なんだよ・・・。

私は自分にそう言い聞かせながら、別のホームへ向かって歩き出す。

二人の幸せが未来永劫続きますようにと、その歩調に願いを込めて。

帰宅してすぐに、あの人から贈られたシャツを洗濯する。

どうしても今日、仕事場に着て行きたかったから。

そしておみやげにもらった、甘くて美味しい例の物。

冷蔵庫で冷やされたそれは、私の帰りを大人しく待っていた。

私にとって、あの人とのデートはまだ終わっていない。

おみやげがある限り、シャツがそこに存在する限り、楽しかった思い出が眩い光を放っている限り、それはいつまでもエンドレスに継続中なのだ。

これから先、たとえ苦しいことがあっても、あの人がいてくれさえすれば絶対に乗り越えられるだろう。

もちろん、私がここにいることであの人も同じであって欲しいと願う。

心のマッサージ。

これだけは私に任せてもらいたい。

私があの人を想う気持ちは、どんな物でも跳ね返すパワーを持っているのだから。

台風一過。

ひとまず、やれやれだ。

今日はずぶ濡れも覚悟していたのだが、雨がひどかったのは出勤時だけで、思ったほどではなかった。

そして、明日は久々の夜勤。

体内時計を合わせるために、今夜はなるべく遅くまで起きていよう。

最近、部屋のポトスが驚くほど増殖している。

窓際に置いたチェストの上で暮らす彼。

その彼がこの部屋にやってきたのは、もう何年も前のことだ。

どんな経緯でやってきたかは忘れたが、今や私にとっては大切なルームメイト。

何しろ生き物と言えば、私と彼以外には存在しない。

他の住人たちは、もうとっくの昔に出て行ってしまったのだから。

出逢った頃の彼は、今の姿からは全く想像できないほど、ガリガリに痩せていた。

葉っぱの数も、恐らく3~4枚。

きっとすぐに枯れてしまうな・・・。

私は正直、そう思っていた。

水だけは十分に施したつもりだったが、葉が増えるとすぐに枯れ落ちる。

いったい何がいけないのだろう・・・。

成長することを止めてしまったポトスを眺めながら、私はため息をつく毎日だった。

植物など、満足に育てたことのない私。

ホームセンターで液体肥料を買って、彼に与えた。

一瞬だけ緑は蘇ったが、葉の数や大きさはさほど変わらない。

日中はカーテンに覆われた窓。

彼の気持ちを思うと、胸が苦しくなった。

土に固形の肥料を混ぜ、休日はカーテンを開けて、陽の光を存分に浴びせる。

それを繰り返しながら、1年ちょっとの月日が経った。

そこでようやく、茎の長さが50センチを超える。

葉の数も大きさも、以前とは比べ物にならない。

植物が持つ偉大な生命力に私は興奮し、そして感動した。

彼はこの部屋で、見事に生き抜いている。

最初は僅か数センチ。

土から葉が3~4枚程度に顔を覗かせただけの彼が、今や数倍の成長を遂げたのだ。

根から水分を吸い上げ、それが雫となって葉の先端に輝く。

これは彼の勲章。

過酷な条件下でも決して音を上げなかった、誇りを示す彼の証しなのだろう。

私は大切なあの人にも、同様に接したい。

愛情はただ思っているだけでは、伝わらないものだから。

言葉、態度、優しさ、そして信頼。

どれか一つでも欠けていたら、その美しさはやがて色褪せてしまう。

あの人にいつまでも輝いていて欲しいから、私はこれからも努力を惜しまない。

陽の光のようにしっかりと抱きしめ、愛情という名の肥料を注ぎ、何があっても一生守り抜いてみせる。

そしてその生涯を終えるときに、流す涙。

それがお互いの勲章だ。

心から愛し合った誇り・・・その雫が、永遠の絆を物語る証しとなるだろう。