DNOにバレエの新作、Dorianを観に行く
オスカーワイルドの「ドリアングレーの肖像」がストーリー
DORIAN
Ernst Meisner en Marco Gerris
Coproductie Het Nationale Ballet & ISH Dance Collective
Choreografie Ernst Meisner en Marco Gerris
Muziek Joey Roukens
Decor- en kostuumontwerp Dieuweke van Reij
Lichtontwerp Mike den Ottolander
Elektronische sounds en effecten Rik Ronner
Live tekenaar Luca Stappers
Balletmeester Caroline Iura
Intimiteitscoördinator Markoesa Hamer
Dorian: Giorgi Potskhishvili
Henry: Liam McCall
Basil: Oscar Starink
Sybil: Anna Tsygankova
Dorian (dubbel): Robin Park
ISHのヒップホップとDNOのクラシックおよびモダンの融合 ジュニアカンパニーの若手が大勢出る。
ソリストの中の韓国人ロビン・パク君なんか少年だがうまい。細いからこれから楽しみ。
主役のGiorgi Potskhishviliはますますかっこいい。
手足が長いし首が長くスタイルが良い。
踊りのスケールが大きい。
ドタドタ感はなく優雅でダンスそのものもキチンとして軸が揺れない。
ライモンダの時に久々に王子様級登場だと思ったがやっぱりすごいわ。
セットはほとんどなくて舞台の後ろのスクリーンにDorianの肖像画やドリアンの心の言葉が写し出される。
そしてそれは舞台脇で画家が実際に描いているという面白い趣向。
Dorian(ジョルジ君がモデル)の顔が醜くなったり血を流したりする。
音楽が中途半端な感じもあるが、オランダ人の若手作曲家のこの演目のための作曲なので、その挑戦は素晴らしいと思う。
ジュニアカンパニーの子達もISHのダンサーもうまい。バジル役のヒップホップダンサーは一瞬黒人かと思ったがなんと白人で、驚く柔らかさとバネ。
良いプロダクションだと思う。