Alcina ヴェルサイユオペラ | Mevrouwのブログ。。。ときどき晴れ

ジャル様聴いた翌日は、ヴェルサイユまで足をのばした。

アルチーナを演っているのだ。

実はこの前日までEU緊急サミットがヴェルサイユで開催されていて、

どうやらシャトウはしばらく一般客が入場できなくなっている。

だが、私が行った3月12日の公演は無事に開催された。

 

Haendel 

Alcina

 

Karina Gauvin Alcina
Mirella Hagen Morgana
Kangmin Justin Kim Ruggiero
Václava Krejčí Housková Bradamante
Krystian Adam Oronte
Andrea Široká Oberto
Tomáš Král Melisso
Dancers

Collegium 1704
Collegium Vocale 1704
Václav Luks Conductor
Jiří Heřman Director
Dragan Stojčevski Sets
Alexandra Grusková Costumes
Daniel Tesař Lighting
Jan Kodet Choreography
Patricie Částková Director assistant
Kateřina Nováčková Choreography assistant

 
衣装はロココ調の豪華なもの。
セットはシンプルで、床に巨大ホタテ貝の玉座や長椅子。
(この写真は予告ポスター。モデルさんが映っている。)
このポスターを電車でみたから思わずチケット買ってきちゃったわ、と隣の席の女性が言ってた。
 
砂漠に建てられた屋敷が虚しい雰囲気。
ダンサーが被り物をして大勢でてくるのでシンプルなセットでちょうどいい。
ハリセンボンやペンギン、ダチョウ、ライオンなどのかぶりものダンサーの動きがユーモラスで彩りになっていた。
 
 
歌は、最初はオロンテ以外は全員声が届いてこないので、
これはもしかしてハズレかと思ってしまったら、
後半はこれでもかこれでもか、と響き渡るアリア、アジリタの応酬で、
たいへん聴き応えあった。
ジャスティン・キムのルッジェーロは大変気持ちよく聴いたし、
ゴーヴァンも美しい声!
 
ヴェルサイユの舞台だとこういうオペラは映えるなあ、とつくづく満足。

 

 

 

翌朝は例によって走る。

これが実に楽しみなのだ。ヴェルサイユでは特に。

空気がきれいだしね。

 

ガラス瓶回収コンテナもかわいいデザイン

 

シャトウ隣接の公園でここは入場無料

ここはワンコ連れて家族で何度か来たのだ。

 

宮殿の外庭の一部なんだからすごい

 

外庭のさらに裏庭

 

地図の左側の楕円の池が上の写真の所

 

ヴェルサイユは好きな場所だ。
スノッブだと言う人もいるけれど、案外素朴だし、観光客には皆親切だ。
ぼったくるような店にもあたったことはない。
まあ、日本でいえば京都の清水寺近辺?
それに地元の人に愛されている、ちょっとはずれの老舗のビストロは安くて美味いランチが食べられる。
そしてマルシェがまた良い!
お高いと言うがなんのなんの、パリ市内のラファイエット某とかの半額以下でモノもとても新鮮。
それに市場は土産物屋にはまだ成り下がってはいないので、
地元の人の台所として健在。かと言って混雑もしていない。
お店のみなさんは仏語しかしゃべらないので、なんとか身振りで伝える。
お勘定のときだけ数字言われてもわからないので書いてもらう。
あるいは指で示してもらう。
それだけ。
今回は帰りの電車で食べる果物とお菓子、それにスカモルツァ見つけて買った。
ほんとはサラミもワインも買いたかった。
次回!
 
ここの市場行くと小さい頃に住んでいた小倉の旦過市場を思い出す。
ちょっと暗いけど美味しいモノがたくさんあって安い。
そうそう、旦過にはクジラ肉も売っていたっけ。
今は昔。