シンタクラース(セント・ニコラス)はスペインに帰ってしまたので、
オランダはこれからやっとクリスマス準備。
さて12月4日に行ったバーバラ・ハニガンのコンサートはめちゃくちゃ楽しかった。
LUDWIG
Barbara Hannigan - sopraan/dirigent
Debussy - Syrinx, L. 129
Schönberg - Verklärte Nacht, op. 4
Berg - Lulu Suite
Gershwin - Girl Crazy
(But Not for Me, Embraceable You, I got Rhythm)
ルードヴィックというのはごく小さいオケというかほぼストリングスのグループですが、
彼女が指揮もし、歌も歌うというスーパーぶり。
スタイル抜群で、腕にうつくし~く筋肉がついていて惚れ惚れ。
オケの演奏は特に際立ててうまいとかいうことはないですけど、
無難で、のりはよかった。
なんといってもハニガン本人もそうなんだけど、
シェーンベルク、ベルク、そしてガーシュインというレパートリーを
続けて演奏できるというところが凄いなと。
浄められた夜も美しくできてましたが、
なんといってもルルは鳥肌もので、
彼女の舞台は映像でしか観てないけど、
あのワルリコフスキのルルを思い出しつつ聴いた。
泣けた~。
そして、舞台は照明もガラっとピンクに変わってガーシュインメドレー。
私は40年前高校生だったころ、名画座に通ってミュージカル映画ばっかり見ていたので、
これはツボだった。
なつかし~!
たのし~!
それにしても、But Not for Me で、最後がI got my man, who could ask for anything more!
という歌って、ちょっとなんか意味ある?
いまの彼氏がニコニコと見ているし~