寝不足は続く | Mevrouwのブログ。。。ときどき晴れ
まさか、
日本が決勝トーナメントに進めるとは、
これっぽっちおっけーも思っていませんでした。

日本は朝から晩までニュースもバラエティも、
全部サッカー!
なぜかお笑い芸人がそろってユニフォームを着て、
大騒ぎ。

でもこれにはワケが。

今日本は角界の野球賭博不祥事で、
角界ばかりかNHKまで矢面に立たされています。
しかも政治的には、
普天間問題の失態とか
消費税増税選挙とか、
そういう暗い話題ばかり。

ここで、そんなことには全く関係ないサッカーで、
勝った勝ったと騒いでいれば、
国民の関心はそちらに向いたままで、
結構財布のヒモも緩んでくれて、
すこぶる都合がよかろうと思います。

踊らされてはいかんぞよ。
消費税は上げるべき。、
普天間基地は大事にしなくてはいけない。
名古屋場所は中止!

しかし、それにしても。
今大会の荒れ様を見ると、
ワールドカップも地に堕ちたのだろうかという
疑念を晴らすことができないのです。

強豪国であるはずのイタリア・フランスは予選リーグ敗退。
荒削りとはいえ骨のあったはずのロシアは大会にすら出ていないし。
イングランドもドイツも結構苦戦の末の予選リーグ突破。

一昔前なら、
国の威信を掛けるとか、
誇りをもってとか、
あるいはもっと現実的には
活躍すると欧州の強豪クラブチームに高く買ってもらえるので、
選手にとってアピールの場でありましたでしょう。

現在、アジア・アフリカの選手にとっては、
依然としてアピールの場でもあるわけですが、
すでに大物になってしまっている欧州選手にとって、
ワールドカップで高いモチベーションを保つのは難しいのかもしれません。

お金にもならないし、
ケガしてシーズンに出遅れたら大変だ、
という気持ちが、
知らず知らずのうちに全力を尽くすことに
ブレーキをかけてしまうとかいうことも考えられるでしょうし。

フランスチームについては、
数日中にサルコジ大統領がアンリと会って
今後の代表チームの展望を聞くことになっていると、
新聞で読みました。
大統領が今後のサッカーフランス代表について会談する!
しかもその相手がアンリなのですね。
監督でも協会の人間でもない。
やっぱ選手。
選手のモチベーションにこそ、
勝敗のカギがあるのであります。
そして、
フランス政府としても、
景気浮揚という点からか、ワールドカップは捨ておけないらしいです。

ここで、期待できるのは、
やはり南米のチームでしょう。
彼らの国は経済的にはあまり潤っていないので、
やはり景気のいい話題が必要だし、
なによりサッカーは彼らの重要無形文化財。
それに次回はブラジルでの開催ですしね。
華のあるプレーで、
世界中のサッカーファンが胸をすくんじゃないかと。

今日のお楽しみはポルトガル対ブラジル!!
まだまだ眠れない夜が続くのでありました。。。