あなたを躍らせる人たち
Yahoo!のトップページを見ていると、「需要のある資格ランキング」が目に止まりました。
第1位
宅地建物取引主任者 231,596人(平成23年)
第2位
日商簿記3級 118,775人(平成23年6月)
第3位
行政書士 88,651人(平成22年)
やはり、簿記、行政書士といった会計系の人気は高いようです。
第4位には簿記の2級となっていました。
ただちょっと意外に思ったのが、第1位の宅建ですね。
自分の周りではそれほど話を聞いたことが無かったのですが、今は不動産業界が回復してきている、ということなのでしょうか?
まあ、いずれにせよ、日本では資格が注目されている、ということは間違いないようです。
■資格を取ればあなたの人生バラ色...なの?
そういう自分も、学生のころは「資格至上主義」とでも言いましょうか、「資格さえ持っていれば有利」という言葉を疑いもしませんでしたね。
そして、「情報処理技術者」「英検」「TOEIC」と、いろんな資格にチャレンジしたものでした。
そして会社に入ってからも、同期入社の同僚が資格マニアで、必要も無いのに「大型二種」の免許を持っているのを知ったときには、
「お前、それ何に使うんだよ?」
と言いつつも、
「すごいなー」
なんて心の底では思っていましたね。
ですが今となっては、はっきり言えることがあります。
資格は取るものじゃなくて、作るものだ
ということです。
■資格試験というマーケット
マイクロソフトの資格がありますよね、「MOS」って言うんですか。
ワードやエクセルをどれだけ上手に使えるか、という試験です。
フォトショップで有名なアドビにも「ACE」というのがありますし、データベースのエンジニアならオラクルの「シルバー」持ってます、という人は多いようです。
ではなぜ企業は、それほど資格を作りたがるんでしょう?
もちろん、自社製品を販売する窓口を増やす、というのもあります。
ですが、それに加えて「資格を取得しようとする人たち」というマーケットを作り出すことができるんですね。
その資格を取ろうと思えば、トレーニングが必要です。
まず講習会や教室に通わなければいけません。
そして教材(テキストやビデオなど)を買わなければいけません。
資格試験には受験料がいります。
場合によっては、定期更新しなければいけません。そして更新料が必要です。
何をするにしても、お金を払わなければいけないのですね。
そしてそのお金は全て、資格の主催者側に吸い込まれていく、というわけです。
試験は取る側ではなくて、作る側の方がはるかに有利なんです。
■売上げ検定
もちろん、医師や弁護士のように、その資格がなければできない職業もあります。
しかし、このブログをお読みのあなたは、そんな資格にはあまり興味が無いでしょう。
あなたが注目しているのはただひとつ。
「どうやって商品を売るか?」
だと思います。
もし、「売上げ検定1級」なんてものがあって、それを取れば間違いなく売り上げが上がる、というのであれば、あなたもほおってはおかないはず。
もしそんな資格があったら...
でもあるんですよ、国家資格ではないですけどね。