前回は
を取り上げました、
今回は馴染みのある「商品券」を取り上げます。
1.簿記の基礎文法(復習編)
要素を左右に分けて、考えます。仕訳において、「資産」、「費用」、「純資産」、「収益」、「負債」という5大要素=『性格』の位置関係は絶対的なので、丸暗記してください。
注.項目=「勘定科目」のことです。「増えた」、「減った」とは、例えば負債が増えたとか、収益が減ったたというようなことです。
ところで、「借り方」、「貸し方」という用語がありますが、深く考えすぎないでください。単純に◀借り方は「左」、貸し方▶は「右」というような感覚です。
2.簿記の基礎文法 実践編⑱
【1】商品券について
簿記の世界では商品券は2種類あります。
①『自店発行の商品券』
要素=負債、勘定科目=商品券
なぜ、負債なのでしょうか。それは現金を先食いしているからです。つまり、商品券を買ってもらった段階で現金を獲得します。商品券の購入者は債権を得ることになります。一方、商品券を発行した店は債務を負うことになります。したがって、自店発行の商品券は、負債になるというわけです。
2.『ほかの店が発行した商品券』
要素=資産、勘定科目=他店商品券
なぜ、資産なのでしょうか。他店で発行したものなので、自店は一切の負担をしていません。自店は他店商品券を、有価証券のように使用することができます。有価証券が資産であるように、他店商品券も「資産」になるというわけです。
【2】商品券を発行したよ❕
上図の仕訳において、ブンポゥ堂は\500の商品券を発行し、現金を受け取ったというシチュエーションで考えてみます。
自店発行の商品券ですので、【1】でみたとおり、商品券の勘定科目は「負債」です。
現金は「資産」です。商品券を発行して、現金を得たので、資産が増えます。というわけで、「資産」増えたの位置は基礎文法をみると、「借り方」にあります。
したがって、左側の勘定科目に「現金」、金額に「500」と記入します。
商品券は「負債」です。自店発行の商品券ですので、商品券の購入者は商品券の価額分の商品を購入する権利を獲得します。つまり、債権を得ます。一方、発行した店は商品券を呈示されたら、販売する義務を負います。つまり債務を負うことになり、負債が増えます。というわけで、「負債」増えたの位置は基礎文法をみると、「貸し方」にあります。
したがって、右側の勘定科目に「商品券」、金額に「500」と記入します。
【3】商品券と現金を受け取ったよ❕
上図の仕訳において、ブンポゥ堂はガンバルノート8冊\800を売り上げました。その際、代金について商品券\500と現金\300を受け取ったというシチュエーションで考えてみます。
商品券は「負債」です。商品券が使用されたので、債務は消滅します。というわけで、「負債」減ったの位置は基礎文法をみると、「借り方」にあります。
したがって、左側の勘定科目に「商品券」、金額に「500」と記入します。
現金は「資産」です。商品を売り上げて、現金を得たので、資産が増えます。というわけで、「資産」増えたの位置は基礎文法をみると、「借り方」にあります。
したがって、左側の勘定科目に「現金」、金額に「300」と記入します。
売上は「収益」です。商品を売り上げたので、収益は増えます。というわけで、「収益」増えたの位置は基礎文法をみると、「貸し方」にあります。
したがって、右側の勘定科目に「売上」、金額に「800」と記入します。
【4】他店商品券と現金を受け取ったよ❕
上図の仕訳において、ブンポゥ堂はガンバルノート8冊\800を売り上げました。その際、代金について他店商品券\500と現金\300を受け取ったというシチュエーションで考えてみます。
【1】でみたとおり、他店商品券は資産です。
他店商品券は「資産」です。他店商品券を受け取ったので、資産が増えます。。というわけで、「資産」増えたの位置は基礎文法をみると、「借り方」にあります。
したがって、左側の勘定科目に「他店商品券」、金額に「500」と記入します。
現金は「資産」です。商品を売り上げて、現金を得たので、資産が増えます。というわけで、「資産」増えたの位置は基礎文法をみると、「借り方」にあります。
したがって、左側の勘定科目に「現金」、金額に「300」と記入します。
売上は「収益」です。商品を売り上げたので、収益は増えます。というわけで、「収益」増えたの位置は基礎文法をみると、「貸し方」にあります。
したがって、右側の勘定科目に「売上」、金額に「800」と記入します。
【5】商品券と他店商品券を交換したよ❕
上図の仕訳において、ブンポゥ堂は商品券の交換会で、簿記本舗との間で、簿記本舗の商品券(他店商品券)と自店発行の商品券を等価交換したというシチュエーションで考えてみます。
商品券は「負債」です。商品券を他店商品券と交換して取り戻したので、債務は消滅します。というわけで、「負債」減ったの位置は基礎文法をみると、「借り方」にあります。
したがって、左側の勘定科目に「商品券」、金額に「1000」と記入します。
他店商品券は「資産」です。他店商品券を商品券と交換したので、資産が減ります。というわけで、「資産」減ったの位置は基礎文法をみると、「貸し方」にあります。
したがって、右側の勘定科目に「他店商品券」、金額に「800」と記入します。
現金は「資産」です。他店商品券との差額が-\200あるので、その分を現金で支払い、資産が減りました。というわけで、「資産」減ったの位置は基礎文法をみると、「貸し方」にあります。
したがって、右側の勘定科目に「現金」、金額に「300」と記入します。
以上で商品券に関する仕訳をおわります。
Success is going from failure to failure without a loss of enthusiasm.
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