DE Maxim Defense PDX 内部カスタム | Aero Style

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マキシムディフェンスPDXの箱出し状態がこちら。
初速は理想的な数字ですが、サイクルがやや低めですね、秒間15発以上は出したいところ。
まぁ~フルオートはそんなに使いませんがサイクルが早いとセミのレスポンスも良く感じるので。


そこでまず、シム調整とマルイパッキンへ交換とパッキンの気密取り、それとノーマルグリスの除去後、再グリスアップしました。
それで、初速はそんなに変わらずサイクルが少し上がるかなと期待して測定してみると、、、





何と、サイクルはほぼ変わらず(ってかまったく同じ)で、初速が98!ギリじゃん。。。
焦って、手持ちでちょうど良さそうなスプリングに交換して初速が88くらいに下がりました^^;





サイクルを上げるためにMDXと同じくモーターをマルイのEG1000に交換




それでサイクルが14発/秒と上がりましたね^^
もう少し上げたいところです。
あと、メカボを分解したときに個人的にパーツ交換が必要かなと思ったものを変更していきます。




【ノズル、チャンバー】
・ノーマルのノズルはシールリング無しということと、BB弾の保持位置の関係でいつものでんでんむしノズルへ交換。
・チャンバーはでんでんむしノズルとパッキンの位置関係などで相性も良かったライラクスのメタルチャンバーに交換。
・ただ、でんでんむしノズルとチャンバー内の遊び幅が少し気になったので、矢印の部分にセロテープ1周巻いてガタ取りをしました。





【タペットプレート】        
・ノーマルのタペットプレートでも作動には問題はありませんが、手動式のプリコック解除方法にしたときにセクターチップが逆転方向の回るのですが、矢印の段差で引っかかるため、ライラクスの物に交換しました。(黄色がノーマル、紫がライラクス)





【ピストン】
・ノーマルは3枚だけ金属歯で、まぁ~ノーマルでも問題ないかなって思いましたが、撃っていると矢印のところが掛けてきました。
やっぱ樹脂製は弱いのかな。ってことでここも交換します。




SHS製の金属15枚歯の物を購入
歯は1枚削って14Tにします。
あと一番後ろの部分がセクターギアに干渉するので、当たらなくなるまで削る必要がありました。




あと一番厄介だったのが、矢印の凹の溝部分です。
ギアBOX側に組み込んだ時に、ギアBOX側の凸が当たるので、ピストンが動かなくなりました。
幅サイズが大きいようです。
そこで、溝を当たらない程度まで掘りました。
(4色の点は私が入れました。プリコック引き量をわかりやすくするため)
ノーマルの黄色いピストンヘッドはとくに不満もないのでそのまま使用します。




【シリンダーヘッド】
写真ではわかりにくいですが、ノーマルの真鍮製ノズル部分が凸凹していてノズルがスムーズに動かなかったのでアルミ製の物に交換しました。
MDXの方はそんなにひどくなかったのですが、今回のはハズレでした^^;個体差があるようです。





最終的にメカBOX内部はこんな感じになりました。
(セクターチップは外しました)
写真にはないですがスプリングも見直しを掛けて交換しました。





実射の計測結果はこのように。
初速は理想の92台、サイクルも17発/秒まで上がり目標達成です^^
MDXの方も基本同じ内容のカスタムをしました。




んで、こちらが室内約10メートルでの集弾性。
マルイプラ0.2弾で3ヵ所に5発ずつ撃って平均値が2.43㎝でした。

初速のブレも8発中上と下の差が0.45ⅿ/sなので安定してますね。
とりあえず内部はOK。
あとは30mレンジで弾道確認して、問題あればまた詰めていきます!



おまけ


今回の内部調整での部屋撃ちで、弾道やら初速確認なので撃った弾の数。

1,842gなので0.2g換算で約9,200発^^;

ここには記載してませんが、実はバレルやシリンダーなどなども交換確認し、組み合わせ相性もあるのでいろいろ試しており、メカBOXも何十回バラしただろうか・・・

カスタムしていく中でパーツ交換が起きてきますが、その中で重要なのはやはり「相性」です!

誰もが言う良いパーツがあったとしても自分の銃に合わなければ性能を発揮できません。

エアガンのメーカーが変われば、、、ロットが変われば、、、人間のように同じものは2つとしてない。